On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-07-24 11:45:41
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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京都へ向かいつつ、富士にわずかに残っている雪渓を見ていました

 人間嫌いにならないよう耐えています。

 東海道は、美しい日本晴れです。
 暗殺事件のあと、ある「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)会員の、ひとりの議員の目がうつろになっていることが気になり、先日、声を掛けました。
 その目でじっと、わたしを見つめておられました。

 人間は、ありとあらゆる機械にしろ、ネットを含む通信手段にしろ、どうしてこうも、みずからを壊すために使うのでしょうか。

 そうでない使い方も、山のように実行しています。
 それも確かです。

 ただ、人は誰でも、ネガティヴな感情に弱い。流される。
 そういう意味では、ろくでもない絶望的な存在です。

 希望の芽は、その絶望のなかにしかありませぬ。
 楽な希望はどこにも無いのです。
 疲れますね、みなさん。
 いや、みなさんの疲れはそこまでにしてください。ぼくは疲労のどん底まで降りて、降りて、降り切ります。

 みなさんの待っている、サイン会@京都へ、無事に淡々と、向かいます。





 
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