On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-10-04 08:51:05
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  北朝鮮の弾道ミサイルに対して「建物が堅牢でなくても、そこへ避難しろ」とは、日本政府は一体、何を言っているのか


( きょうもまた、気づかないうちに護る会メンバーの杉田水脈代議士が撮ってくださいました。
 杉田さんからは「きょうも怒りの背中です」というメッセージが添えられていました。
 杉田代議士に感謝しつつ、正確には「きょうも怒りを抑えつつ冷静に問うべきを問う背中です」ということであります )

▼今朝10月4日火曜の朝8時からの国防部会では、政府から説明が終わると一斉に多くの議員から手が上がりました。
 たまたま、國場幸之助・新国防部会長 ( 写真の正面 ) が最初にわたしに当てていただいたので、当たった瞬間に考えたのは、「質問を短くしないと、他の議員の質問時間が無くなる」ということでした。

 そこで、なるべく簡潔に問いました。かつ、山のように問いたいことがあるなかで質問を絞りました。

(1) 政府はミサイルに対して破壊措置の具体的命令を出さず、破壊措置を執らなかった。
   なぜなのか。
   北朝鮮が変則軌道で撃ったために捕捉できなかったのか、あるいは間に合わなかったのか、高度が高すぎたのか。

(2) 今朝のJアラートは、いつもの通り、信じがたい内容だった。
   たとえば「建物が堅牢でなくても、外に居るひとは建物の中に入ってください」
   は ? は ?
   何を言っている。
   逆に被害を増やすではないですか。

   ずっと「シェルター、あるいはシェルター・ダッシュ ( シェルターに準ずるもの ) を作れといってきたの
   に、なぜできないか。すぐに完璧な物を造るのではなく、まずは既存設備を活かせ」という国家危機管理の
   要諦、すなわち危機の緩和 ( ミティゲーション ) がまるで分かっていないからです。

▼きょうの国防部会 ( まだ続いています。議論の真っ最中です ) では、これ以外に陸上自衛隊での性的被害問題、防衛力の根本的見直し、日米豪の防衛大臣会合がテーマとなりました。
 たとえば性的被害問題でも防衛省をあらためて厳しく問うています。
 また、防衛費の増額について、わたしが「財務省の陰謀」として、この動画で指摘している問題も、烈しい議論になりました。

 すべてを総合して、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でお話しします。
 収録は明日10月5日水曜です。

 また、志ある主権者には水面下の動きを直にお伝えする必要性を、ますます感じています。ここでお会いしたいとあらためて深く強く、考えています。



 
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