On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-10-08 00:40:07
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【追記しました】  ★中国、ロシア、北朝鮮の弾道ミサイルから日本国民を護るために  ( ※ 余談 鬱屈と疲弊はなぜ起きるか )  ★さらに拉致被害者救出のための街頭演説会について  ★そして最新の動画は・・・


( 国会日程の合間に、中華民国・台湾の111年目の国慶節、すなわち建国記念の祝典に招かれて、行ってきました。
 いま日本と台湾には正式な国交がありません。しかしもし国交があれば大使に当たる、謝長廷・台北駐日本経済文化代表処代表が日本語であいさつをなさっています。
 あいさつと言っても、ただのあいさつではなく、中国軍が台湾に侵攻してくる有事の現実的な可能性と、それに日本と共に備える必要性を切々と述べられる、魂のこもった、また、ある意味で生々しいあいさつをなさいました )


( 本会議の前は、必ず議員総会が開かれます。
 こうした場にも、定刻よりずっと早く行くよう心掛けています)

▼10月6日木曜は、朝に参議院自由民主党の議員総会があり、引き続いて参議院の本会議です。
 総理の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まりました。
 こうした本会議はかなり長時間です。

▼本会議のあと、国民をミサイルから護るためのシェルターについて、政府のこれまでの考え方を根源的に見直すための議論を、議員会館の青山繁晴事務所にて政府高官と一対一で行いました。
 その際、たとえば「Jアラートと、国民に分かるはずもない呼び方にしているのも、もはや、やめましょう。ずばり、ミサイル警報として出直しです」とも提起しました。
 この政府高官は、わたしの民間の専門家時代からの長いつきあいですが、やっと「分かりました」と答えてくれました。

▼そして夕刻から夜に掛けて、東京大学の有志学生とのゼミナールの令和4年度後期の講義を開始しました。
 かつて正式な非常勤講師を務めていたときの授業内容とも併せて、いずれ講義録を出版する予定です。
 この日の後期第1回講義では、学生諸君の眼の奥に、受験勉強時代とは違う世界観への驚きや関心を感じました。
 この中からきっと、改革派の行政官 ( 官僚 ) も現れてくれるでしょう。

▼10月7日金曜は、朝に再び、議員総会に出席し、本会議が再開しました。
 午前から午後にかけ、合計4時間50分におよぶ本会議になりました。
 このなかには、とても各党を代表しての質問とは思えない、ゴシップ追及に終始した質問もありました。
 夕刻に本会議が終わるとすぐ、国会議事堂を飛び出して、総理官邸へ。

 自由民主党の「経済安全保障推進本部」の役員が揃って、岸田総理に提言書を渡しました。
 不肖わたしは、この本部の幹事長代理です。幹事長代理といっても、末席の役員です。

 総理官邸から、内閣府に移り、今度は高市経済安保担当大臣に提言書を渡しました。
 高市大臣は「セキュリティ・クリアランスをやろうとしたら、担当大臣が別にいらした」という話をなさいました。
 わたしは、「日本では実は、あるインフラストラクチャーのためにセキュリティ・クリアランスを導入しています。民間の専門家として、その制度づくりに携わりました」と話し、こうした先行事例が今後、参考になるということを申しました。
 具体的に申しましたが、公開情報であるブログでは、その中身は記すことができません。

▼夜、これに関して、日本の最高責任者と電話で話しました。

※ わたしの鬱屈と疲弊の原因について、推しはかってくださるコメントが幾つかありました。
 関心を持ってくださり、心配もしてくださることに感謝しています。
 ただ、わたしは上記のような、まつりごと ( 政 ) において、思うように政府が動かなかったりしても、まったく鬱屈しません。疲弊もしません。

 原稿を書いていて、うまく書けないからといって鬱屈したりしないのと同じです。
 また書いてみるだけのことです。
 仕事ですから。

 まつりごとも同じ、沢山の意見や立場が衝突するのに、そんなに思うように行くわけはありませぬ。
 そういう意味では、わたしは極めてタフです。何があっても胃が痛むことは無いのと同じく、仕事でいらいらしたり鬱屈したりは、しないのです。
 簡単には行かないものこそ、仕事だということは、どなたにとっても、どんな仕事であっても、同じではないでしょうか。
 国会議員や作家が特別な仕事ということは、まったく無いと考えます。

 では、暮夜、あるいは未明に襲いくる鬱屈と疲弊の原因は、何か。
 わたし本人には、くっきりと、はっきりと分かっています。
 ブログや動画で申すわけには、いきません。
 たとえば外国の工作員も、ふつうに読み、視ていますから。

 もの書きの仕事では、こうしたことは起きません。
 7年目を迎えている国会議員の仕事だけで起きます。

▼きょう10月8日の土曜は、国会日程はありません。
 世間はまた3連休だそうです。みなさん、できればゆっくり休んでください。
 わたしは神戸へ向かいます。
 第131回を数える独立講演会にて、4時間半ほど、話します。
 11月は東京です。ここで募集中です。

▼10月9日の日曜は、早朝から富山へ向かいます。
 自由民主党の富山県連の要請に応えます。

 この日曜は、午前10時から富山駅近くの「CIC前広場」というところで、自由民主党の北信越ブロックの合同で、拉致被害者救出のための街頭演説会を開くとのことです。
 わたしはそこへ駆けつけて、10時35分から50分まで、15分間の演説をおこないます。

 これは公開の街頭演説会ですから、どなたでもお出でになれます。
 拉致被害者の救出のためには、世論の支えが不可欠です。
 できれば、お出でになってください。待っています。


 そのあと、富山市内のホテルで、自由民主党富山県連の女性部のみなさんに講演します。
 これは、自由民主党の党員限定だと思います。

※ 実はですね、みなさんご存じのように、この日曜は、3年ぶりに鈴鹿サーキットでF1が開催されます。
 日曜は国会日程が無いですから、行きたかったです。
 雨らしいですが、下手なレーシング・ドライバーとしては、雨を現役のF1ドライバーがどのように克服するか、それこそを現場で見たかったです。
 しかしもちろん、公務絶対優先であります。

★そして、公務の合間に、ありのままに申して心血を注いで「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録を行っています。
 主権者が無条件に肝心な情報を得る場があるのが、民主主義国家の国益だからです。
 最新の分は、『政府が生まれ変わらなきゃ 命がない』がこれです。『米軍が日本海を無くした』がこれです。
 数十秒で、真っ正面から突くショート動画も、『レーダー照射問題はどうなったかが』がこれです。『中国は崩壊するか』がこれです。




 
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