2022-11-16 05:41:53
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ことしも帰国が無いまま誕生日を迎えてしまいました
(来日中のドイツ国会議員団と、超党派で懇談しました)
▼きのう11月15日の火曜は、多くのみなさんが記憶されているとおり、13歳だった横田めぐみさんが45年も前に新潟の自宅のすぐ近くで北朝鮮工作員に暴力で拉致された日です。
そして旧暦で申せば、坂本龍馬さんが土佐に生まれ、そして京で暗殺された日です。
▼この日もまた、無念と感慨を抱きながら、早朝に自宅を出て自由民主党本部に入り、朝8時から「経済産業部会」に参加しました。
テーマは、令和5年度の経済産業分野の税制改正です。
続いて、「外交部会・外交調査会・国際協力調査会」の合同会議に参加しました。
日韓首脳会談、日中首脳会談を、韓国も中国も重大問題をなにも改善しないまま、外相会談などではなく、首脳会談を開くことの問題点を問いました。
▼党本部から議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、まだ基本的には産休中の三浦麻未公設第一秘書とともに「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録に臨みました。
いつも通り、スキマ時間を狙っての、ぎりぎりの収録です。
1本目が、米国の中間選挙をめぐって「アメリカはアメリカを修理できるか?!」を考えます。ここにゆうべ、アップされています。
18歳の学生インターン、増野優斗くんの鋭い問いに数十秒で応えるショート動画は、これです。問いは、尖閣諸島をめぐる問題の根幹をあえて突く、「尖閣はなぜ重要なんですか」です。
ショート動画のすべての問いは、学生インターンが自由に考えています。
本篇と同じく、内容についての事前打ち合わせはしません。
2本目は、今夜にアップされると思います。テーマは、前述の日韓首脳会談、それから日中首脳会談です。
3本目は、明日の夜にアップされると思います。テーマは、大臣の連続辞任です。
▼収録が終わると、経産省の幹部と、税制改正の全体について議論しました。
そのあと、インテリジェンスと暗号化されたやり取りで、ある議論をし、それから議員会館を出て、都内で開かれた超党派の「日米欧総合安全保障協議会」の集まりである「日独議員懇談会」に参加しました。(写真はそれですね)
テーマは、経済を含めて多岐に及びましたが、横田めぐみさんが58歳になってなお、取り戻すことのできずにいる拉致事件を含めて、北朝鮮、ロシア、ウクライナ戦争、そして中国の増大する脅威が中心となりました。
ドイツとEUがアジアの安全保障に関心を非常に強めていることが良く分かりました。
終わり近くに野党の議員が「日本は中国とアメリカの間で揺れ動いている」という趣旨の発言をなさいました。
そのまま会が終わってしまいそうになるので、わたしはドイツ側に向かい「最後にひとつ言わねばならないことがあります」と述べて、「日本が中国に付くかアメリカに付くかでふわふわしているかのようなことは無い。日本は古代からオリジナルな民主主義を持っているのであり、アジアの民主主義のリーダーとしての責任を負っている。中国かアメリカかではなく、独裁主義か民主主義かであり、日本は民主主義に付いている。誤解なきように」と話しました。
会の中段では、仁徳天皇の民の竈(かまど)のエピソードをその場で英語に訳し、日本のオリジナルな民主主義とは何か、敗戦によってアメリカに民主主義を初めて教えてもらったのではないということを話しておきましたので、ドイツ側では頷いて、最後の言葉を聴いてくださった議員も少なくなかったと思います。
▼帰宅してから、どっと心身の疲れが襲ってきました。
なぜか予想外、想像以上の激しさでした。
しかし、さらりとおのれを立て直して、きょう11月16日水曜も公務に臨んでいます。
▼来月は神戸で待っています。ここです。
それから今日か明日には、自宅で夜、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)第1306号を仕上げます。いま執筆途中です。