On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-02-16 09:26:14
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【書き足しました】  史上初体験


( 防衛力は、装備と兵士を持つだけでは足りません。国に意志が必要です )

▼きのう2月15日の自由民主党・国防部会で、中国のスパイ気球への対応をめぐって、政府に「これでは国家の体を成していない」と問題提起したことを、このブログで述べました。

 そして国防部会の最後に、「改善をゆっくり検討したのでは間に合わない。すぐ、直ちに、変えるべきだ」と指摘しました。

▼防衛省は、この翌日、つまり今日に「改善策を説明したい」と申し入れてきました。
 即日、改善。
 民間の専門家時代から長いあいだ、政府へさまざまに問題提起し、具体案を提示してきました。
 日本政府が即、動いたのは、初めての体験です。

 すこし驚きました。

▼今日も早朝から、自由民主党の本部で経済関係の部会に参加していました。
 党本部を出ようとすると、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーの元閣僚が「きのうの国防部会での青山さんの発言、もっと聴きたかった」と仰いました。
 ぼくが「実は、防衛省は即日、改善策を立案してきました」と答えると、元閣僚は「えーっ」と驚かれました。
 閣僚としての体験からも、初めてのことなのでしょう。

 これから国会内でエネルギーをめぐる会合に参加し、そのあと千鳥ヶ淵の戦没者墓苑に向かい、硫黄島から戻ってこられた英霊のご遺骨の引渡式に参列し、献花してまいります。
 その後に議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、防衛省側と議論し、さらに、異例の連日開催となる国防部会に参加する予定です。

▼「直ちに」という要請は、初めて、実現されました。
 次の問題は、改善の中身です。





 
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