2023-02-23 04:27:36
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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胸のなかが昏くなり、ほのかに光が射し
きのう2月22日、竹島の日は、多様な課題、問題について沢山のひとと議論しつつ、胸中は、いくらか孤独な日でもありました。
日本がほんとうは直面している難題は、容易ではありませぬ。
安全保障ひとつ取ってみても、北朝鮮とロシア、それぞれの独裁主義が、中国の独裁者の覇権主義と結託して、核ミサイル、領土領海領空へのあからさまな侵犯、日本の内部深くへの侵入という恐るべき脅威を及ぼしている事実があります。
これに対抗するには、日米の同盟関係は依然、極めて大切ですが、それだけでは子々孫々の安寧を保つことが、もはやできません。
防衛、エネルギー、食料の自律がどうしても必要です。
そのことに政府も政党も国民の意識も、キャッチアップできていません。
不肖わたしは、過去も、現在も、未来も、黙すべきは黙して、命の一滴まで努力を続けるほかありません。
それは何も変わりません。
みなさんへの約束は変わりません。
ただ、それだけでは足りないのです。
要望、要求は昼も夜も毎日、無限にやって来ますが、わたしの力と命は有限です。
きのう2月22日に直接、議論した相手は、たとえば、経済産業省で、日本が国民を護れる武器をみずから充分につくれるようにするという一種のタブーに、省庁の垣根を越えて挑もうとする行政官たち、資源エネルギー庁で、資源無き国から脱却しようとわたしと見えざる連帯を深める良心派の行政官、こういう日本の官僚機構のなかの新しい芽と言うべきひとびとです。
メディアの立派な経歴の記者がひとりいらっしゃいましたが、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) への無理解に、ちょっとだけ呆れました。
ま、この記者だけのことでは、まったくありませぬ。
日本の政治記者の大多数は、新しい動きが眼に入らないのです。会社からそんなことは要求もされません。
おのれの記者経験に照らして、それがよく分かります。
日本の本物の主人公である主権者のみなさんに、情報を真っ直ぐ伝えるために「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の本篇の収録と、ショート動画の収録も積極的におこないました。
スポンサー料は一切、受け取りませんから、無償の自由な発信でもあります。
その収録のとき、いわば日本の新しい母親像である三浦麻未公設第一秘書と、18歳にして謙虚でいながら強力な能力を発揮できる学生インターン、増野優斗くん、それぞれの姿に内心で勇気づけられました。
そうした発信から、議員活動の細部までを支えてくれる入間川和美公設第二秘書と、行政官と記者の経験があり政策の理解力に秀でた出口太公設政策秘書、誠実そして有益にやるべきことををこなしてくれるもうひとりの学生インターン、鈴木杏理さん、この少数のチームで、よくぞ、戦っていると思います。
わたしの魂の奥には、重い影と、垂れ込める雲間から射す光のような、かすかな救いが、交錯します。
わたしは本来は、芸術の分野の人間だと客観的に考えます。
しかし幼い頃から、世の中を良くする仕事もしたいという願いも強烈でした。
だからこの道を、みずから選んでいます。
責任はすべてわたしにあります。
神戸の幼稚園の集まりです。
最前列の左からふたりめが姉、その横がわたし、右端が母です。
ごめんなさいね、あまり上品なポーズではなくて。
ただの遊び回る、がきんちょです。
亡き母は、人生の苦しみから、神戸に多いプロテスタントの教会に通っていました。
ただ、いつも神の存在を、すみません、疑っていました。
ひとびとに苦しみがいつもあるからです。
それでも、牧師さんを人間として尊敬していたので、わたしに、その牧師さんから幼児洗礼を授けていただきました。
幼児洗礼は、信徒になることを意味しません。
やがて、みずから考え、信仰告白をして初めて信徒です。
赤ちゃんには、まだ意志がありませんからね。
いま意志のあるわたしは、信徒にはなりません。
いかなる宗教の信徒にもなりませぬ。
宗教をこゝろから尊重しつつ、わたしは帰依しません。
これもみずからの選択ですから、懊悩に耐え、動画で語り独立講演会で語り、主権者に発信しつつ、黙すべきは黙して耐えます。
そのおのれを出し切るように「夜想交叉路」という小説を書きました。
今は、小学生で原稿というものを書き始めてから初めて、断筆しています。実際に筆が止まってからは、もう、何か月にもなると思います。
書くのは、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)のレポートだけ、小説も、ノンフィクションも、1字も書きません。
このまま断筆が続くのか、再び、書くのか、まだ分かりません。
おのれを出し切るとように「夜想交叉路」を書いたと、今、記しましたが、ほんとうは小学生の時から構想してすこし書いている長編小説や、ほかにも未完の小説群があり、書くべきノンフィクションがあるのも、おのれのささやかな事実です。
自分の知らない自分が、白紙の原稿の奥にまだ居ます。
ただ、自分をゴリゴリとすり減らす毎日ですから、せめて、本来の自分である芸術の分野では、休息を自然にとっているのかなとも思います。
動画で発信するのは、国会議員で居る限り、責務のひとつだと理解しています。
ゆうべ、バイデン大統領はなぜ今、ウクライナに入ったのかについて、最新の第474回の動画をここにアップしています。
増野優斗くんが懸命に奮闘してくれているショート動画もここに最新分があります。
みなさんにおかれては、今日の国民の祝日に、わたしたちの陛下と共に、深い安らぎがありますように。