On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-08-05 20:44:55
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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志を持ち、戦いを模索するひとたちと一緒に考えるために、週末も何も、関係ありませぬ



▼きょう8月5日の土曜は、朝に東京都内の自宅を出て、暑熱のなか大阪に入りました。
 自由民主党の大阪府連が開催している「なにわ塾」の要請を受け、講演です。

 大阪は、多くの方がご存じのように、前回の総選挙で小選挙区で自由民主党は維新に全敗しています。敗北後に比例で復活した候補も、わずかにふたりでした。
 その苦境にある自由民主党から、あえて、まつりごと ( 政 ) に新たに参画することを模索する人たちが受講なさるのが、この「なにわ塾」です。
 若い人がわりあい、多かったです。
 きょうはそこに、大阪の府議会、市町議会の現職議員のみなさんも、数多く、集結してくださいました。

▼大阪の自由民主党は実際、惨憺たる情況です。
 同時に、自由民主党が抱える深い問題と課題は、何も大阪だけのことではありません。
「自主憲法の制定」を高く掲げて西暦1955年11月に結党しながら、実に67年ものあいだ、自主憲法どころか現憲法を一字一句改正できないでいるのが自由民主党です。
 それでいて、大半の時代、自由民主党が多数を握り、政権を担ってきました。
 すなわち、その党をこそ変えて、9条をはじめ改憲に取り組むよう変えないと、実際には憲法は何も変わりません。
 根っこから共に日本を、大阪をやり直せるように、命を削って懸命に語り、問い、考えました。質問にも応えました。

 参加者のみなさん、最後まで、顔を上げ集中し、熱心に考えてくださり、ありがとうございました。
 地方議員のみなさん、ずっと一緒に真摯に考えてくださり、ありがとうございました。
 大阪880万の同じ日本国民に、こころからの敬意と連帯を、責任を持って表明します。

▼大阪でも、全国津々浦々でも、祖国を甦らせて、世界の危機に対峙せねばなりませぬ。
 その世界の危機のなかでも最も深刻なひとつが、ポーランドとベラルーシの国境に、第3次大戦の恐怖を内在して表れつつあります。
 ここで、現実のままに語っています。
 日本を何が取り巻いているのかを、みんなが知るために、できれば、ご覧になってください。 




 
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