Home > 記事一覧 > 京の霊山で膝を抱えたまま一緒に眠る坂本龍馬さん、中岡慎太郎さんをはじめ、国家観、歴史観、人間観、政局観、経済の相場観という五観をもとに祖国を甦らせた先人に深い敬意と感謝を捧げつつ、主権者と対話しました
2023-10-17 23:01:20
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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京の霊山で膝を抱えたまま一緒に眠る坂本龍馬さん、中岡慎太郎さんをはじめ、国家観、歴史観、人間観、政局観、経済の相場観という五観をもとに祖国を甦らせた先人に深い敬意と感謝を捧げつつ、主権者と対話しました
▼きょう10月17日火曜は、準備も含め午前4時半に起床し、高知へ向かいました。
しかし4時半まで起きていたわけじゃないので、逆に、ふだんよりさらに元気に、敬愛する土佐に入りました。
参院徳島・高知選挙区の補選の応援です。 ( 合区、反対 ! )
なんと空港に、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーの中谷元・元防衛大臣ご本人が迎えに来ていてくださいました。
そして早速、一緒に「JAとさのさと」 ( 農協 ) まえで街頭演説をいたしました。
車が到着したときは、ほとんど人がいらっしゃらなかったのが、次第に耳を傾けられる主権者が増えて、感激しました。演説後は、すべてのかたと固く握手を交わしたのです。
握手する時いつも、ぼくの胸に秘かにあるのは『政治家の握手じゃないのですよ』という気持ちです。
私利私欲のためでも、党利党略のためでもない。
日本を良くしたいと願っておられる主権者への連帯と敬意と感謝としての、ひとりの日本人の握手です。
▼そこから個人演説会へ向かいました。
会場へ着くまでの車中ずっと、休まずにマイクを握り、主権者に呼びかけを続けました。
歩かれている人も、運転されている人も、大きく手を振られたり、こちらに走ってこられたり、予想外の反応がたくさん返ってきて、ちょっと驚きました。
大感謝です。
▼結婚式場でおこなわれた個人演説会では、まず中谷さん、次に尾崎正直代議士 ( 前高知県知事 ) がそれぞれ、印象深い演説をなさいました。
中谷さん ( 写真まんなか ) をぼくは、世界の議会人のなかでも最も謙虚なひとりだと思っています。
尾崎さん ( 写真ひだり ) は、知事時代にその行政能力を高く評価されていた人です。現在は、護る会の事務局次長として、護る会代表のぼくも大きな期待を寄せている人材です。
▼最後に、ぼくの番です。
中谷さんが「何を話されてもいいです。青山さんの思う通りに話してください」と仰っていたこともあり、この大間違いの合区制度を打ち破るために何をすべきかをはじめ、遠慮なく、自由民主党の旧弊を打ち破って中から変えるための演説をいたしました。
この個人演説会は、事前に周知する時間がほとんど無かったそうです。
それにもかかわらず、みごとに満員でした。
補選、補欠選挙というのは、全国での選挙ムードが皆無のなか、地域だけでおこなう選挙です。関心がとても低いのが普通です。
今回の補選も投票率が伸びないかも知れません。
しかし個人演説会に来てくださったみなさんの、眼の輝きは、龍馬さんや、龍馬さんの盟友の中岡慎太郎さんにお見せしたいぐらいでした。
▼個人演説会のあと、自由民主党高知県連の会長でもある中谷さんを中心に、高知の県議、市議のみなさんらと昼食と共にしつつ意見交換し、質問も受けました。
質問が、イスラエル・パレスティナ情勢に集中したのも、みなさんの意識の高さを物語っていました。
中谷さんは、正直者の謙虚な人ですから、ぼくが言わずにおこうと思ったことを、ご自分からあえて県議さん、市議さんらに話されました。
それは、平和安全法制を成立させるときの集中砲火のような国会審議を、安倍総理と中谷防衛大臣のコンビで乗り切ったあと、安倍総理が防衛大臣を交代させようとして、民間の専門家だったわたしが強く反対し、中谷防衛大臣の留任を求めた時のいきさつです。
詳しいことは書きません。
しかし安倍総理は、考え直され、中谷防衛大臣は留任となりました。
それをみずからオープンに話された中谷さん、やはり世界でいちばん謙虚な議員のひとりです。
▼そのあと、高知市内の西内健候補の選挙事務所を訪れ、事務所に詰めるみなさんと話しました。
そして西内候補と電話で話しました。
西内候補は、各地域に知らせた運動日程を変えられず、この日は高知県内の山間部を回られていました。
電話で、西内健さんの誠実な人柄がまっすぐに伝わってきました。
参院徳島・高知選挙区はなぜ、補選となったか。
自由民主党の現職の参議院議員が不祥事 ( 秘書への暴行 ) で辞職したからです。
中谷さんらの話によると、そのために、この苦しい補選に立候補しようとする人が地元の自由民主党になかなか現れず、みずからは出馬するつもりの無かった高知県連幹事長の西内さんが、みなに推されに推されて、出馬となったそうです。
まさしく、出たい人より出したい人、という経緯ですね。
▼電話のあと、事務所を出て、近くで再び街頭演説に立ちました。
かつて何度も訪れた高知城を仰ぎながら、全身全霊で話しました。
▼それにしても、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」を視てくださっているひとが、主権者にも、県議、市議のみなさんにもほんとうに多いのには、正直、とても驚きました。
第1回放送から、きょうで3年と3か月、視聴が2億5440万回というのは、こういうことなのかなぁ。
おひとりで1億回視ている人がふたり居たら、それだけで2億回・・・とか、ふと思ったりして、視聴回数が多いとは限らないと考えています。
しかし、きょうの高知で、もしかしたらほんとうに、いくらかは多いのかも、と思いました。
今夜も新しい放送をアップしています。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」では今後、消費税の正体について、また消費税を含む「国民税制」 ( ぼくの造語 ) の根本的な見直しについて、何度かに分けて丁寧にみなさんと一緒に考えていきます。
その最初の放送です。
サムネイルはずばり、「消費税の正体」、ここです。
それと、発刊したばかりの「戦 TELLーALL BOOK」を持ってらっしゃるかたが多いのにも、びっくり。
ここやここにあります。お近くの書店にも、書店員の考え方によっては、あるかも知れません
▼10月19日の木曜には、徳島に入ります。
再び、トンデモナイ日程で、早朝から向かうことになります。
ただ、詳しい日程はまだ、ぼくと議員会館の青山繁晴事務所には、届いていません。
届いたらすぐ、みんなに、お伝えします。
徳島は、記者時代の初任地です。
夜日程に間に合うように帰らねばなりませんし、強行軍ですが、徳島県警本部、徳島地検などのかつての取材先や、魚の美味しい街並み、眉山のたたずまい、それに四国三郎(吉野川)の悠然たる流れを再訪し、みなさんと巡り会えるのを、こゝろから楽しみにしています。