On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-11-12 21:19:56
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、書き加え、写真も増やしました】  魂のある国造りを、やり直そう



▼『さぁ、思い切り、話すぞぉ』と集中力を高めて、講演を始める瞬間です。
 ちょっと珍しい写真だと思います。
 きょうの静岡県・掛川で開かれた「掛川経済懇話会」の 令和5年度「秋期研修会」で、同行した青山千春・独立総合研究所三代目社長 ( 東京海洋大学特任准教授 ) が撮ってくれました。
 この講演は、独立総合研究所が「掛川経済懇話会」から依頼を受けて、わたしに委託した講演ですから、青山千春社長が同行しました。

▼とても若い山本裕三・掛川市議会議長が最後に、来年9月に予定される自由民主党総裁選について「意欲的なお考えを表明されたというのはほんとうですか」という趣旨で質問されました。
 わたしが「意欲的な考えを表明したのではありません」と述べると、会場内は一瞬、凍りついたように見えました。
 わたしは続けて、「はっきり、出ますと、答えたのです」と述べました。
 なんとなく会場が、ホッとされた、納得されたように感じました。

 これは、帰虎 ( きとら ) こと「帰ってきた虎ノ門ニュース」で田中大貴アナが「総裁選に出ないのかという書き込みが多いんですが・・・」と質問された時のやり取りのことですね。

▼わたしは、この掛川講演会で「日本の政治家・国会議員は、問いをかわそうとばかりしています。問いを受け止めて、はっきり答えることをしません。国会審議でもそうですね。それが上手な政治のやり方だと思い込んでいます。これをやめて、問いに明瞭に答えるべきだと思います」と語りました。

▼明瞭に話す試みは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でも同じです。
 その最新版はこれです。
 日本外交は、ガザの問題でもどっちつかずの姿勢に終始しています。プロの外交評論家を自称する人たちは、これを「賢明な外交だ」と評価する傾向が大勢です。

 いえ、違うと考えます。
 わたしは政務官や副大臣、大臣といった政府入りをしませんが、日本国の国会議員として自主自費の外交を遂行する現場にいます。
 その現場から、それは違うと申します。

 外交は交渉事ですから、全部を外に出すことは、してはいけません。
 しかし外交の現場には、ちゃんとカバンに中身を詰めて臨まねばなりません。外には出さずとも、中身のあるカバンを外交の場に運び、そこではカバンを開けます。
 すなわちムニャムニャのまさしく評論家のような話ではなく具体的な提案をカバンに入れて、交渉をおこなうのです。



▼わたしに良き質問をなさった、掛川市議会史上もっとも若い議長という山本裕三さんです。
 この山本さんが中心になって「掛川経済懇話会」に、不肖わたしに来てもらうことを提案なさったそうです。
 光栄至極です。

 この若い市議を議長にした、掛川市議会そのものも、ほんとうに立派だと思います。
 ベテランがポストにこだわれば、実現しなかったでしょうから。
 日本がぐんと良くなるきっかけは、実は、日本のあちこちに芽吹いています。
 日本の総理は、それを活かせるまつりごと ( 政 ) をなさるべきです。



▼山本裕三議長より、さらにもっと若い、こんな日本国民も来てくれたんですよ。
 小学4年の赤池太郎くんと、そのお父さまです。( 写真は「きよちゃん」提供 )
 凄い、うれしい !
 赤池太郎くんは、講演前に何やら新書に読み耽っていました。
 まさかと思いきや、そうです、「戦 TELLーALL BOOK」でありましたぁー。




 
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