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2024-07-30 03:25:35
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』 ( 扶桑社 / ノンフィクションの新刊 ) がついに脱稿しました 9月5日に発刊です 午前に脱稿し、午後に独立講演会@東京でした
▼おととい7月28日の日曜、午前11時05分に、ノンフィクションの久方ぶりの新刊『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』をついに脱稿し、版元の扶桑社の担当編集者、田中享 ( すすむ ) さんに送りました。
この田中さんは、記念碑的ロングセラーとなった『ぼくらの祖国』の担当を含め、ぼくの本のかなりの数をずっと担当してくださっています。
田中さんは、原稿を組む、つまり生原稿を印刷してゲラを作成するチームを、ぼくの本に関心の強い人を中心に組んでくださっています。そのゲラ作成チームがぼくの脱稿に備えて、ずっと待機してくださっていました。
▼これで予定通りに9月5日に発刊ができます。 ( 本来の予定は9月2日でしたが、版元の都合で9月5日に変更となりました )
おそらく9月5日は都心の書店が中心となり、全国発刊はその少し後になるかなと思います。と言っても、すぐ後です。
総裁選は9月下旬ですから、その直前の刊行ですが、これは実際に偶然です。本来はもっと早く出す予定でした。
2年前の7月8日に安倍さんが暗殺され、その2日あとに、ぼくの予定外の2回目選挙の投票日でした。
こうしたとき、すでに、この原稿の最初を書き始めたのです。安倍さんを喪った直後だからこそ、突き動かされるように書き始めたのが、ほんとうです。
それから2年、夜更けから未明に書いて書いて、大量に原稿をためながら、編集者 ( 田中さん ) に渡さず、公務をめぐる苦闘とは別に、内心で苦しみ抜きました。
きのう完成原稿として脱稿するまでに、実に589枚 ( 400字詰め原稿用紙換算 ) を書いたのです。
589枚というのは、本の2冊分です。
そこから何を削るかで、いちばん苦しみました。
▼最後は「いったんゲラにして、ゲラ直しを通じて、あらためて考えよう」と決めて、公務のなかった日曜に脱稿させたわけです。
最終的には407枚を編集者に渡しました。
当初、編集者と相談した上限の枚数が320枚ですから、かなり多くなっています。しかし編集者からは「圧巻の内容です。削ったり直したりの必要は、基本的に無いと思います」という主旨の連絡が来ています。
それでも最後の最後まで、慎重にゲラ直しをやります。
▼その送稿を終えて、熱い湯で全身を甦らせて、そのまま独立講演会に向かいました。
▼いつもよりさらに丁寧に、みなさんの中を回って、みなさんの眼と対話しつつ話しました。
2階席にも何度か上がりました。
あまり2階席に上がったままだと、1階席の後ろの席から見えないし、1階席で見えるひとも、うしろを振り向いてもらうのは気の毒なので、バランスを考え考えして回りました。
▼今回の会場のよみうりホール ( 東京・有楽町 ) は左右に上れる通路があるので、2階と1階の行き来がしやすいです。
▼原稿の追い込みで、土曜の夜から当然、寝てはいませんから、その影響で最初、声が枯れたようになって、ふだん通りには出ませんでした。
ところが声を振り絞っているうちに、ふだん通りに出るようになりました。自分でもすこし驚きました。
みなさんの熱意が、ぼくの身体に浸透したのだと思います。
▼トイレ休憩を挟んで、後半は上着を脱いで、質問にお答えしていきました。
最初は必ず上着を着ています。それは、参加されているみなさんへの、特に年長のかたへの敬意です。
みなさんへ話しているうちに、全身がいつも上着を着ていられないほど熱くなるので、後半は、軽装で失礼しています。
ちなみに、ぼくはトイレには行きません。集中しているので、その気にならないのです。最初に舞台へ出た瞬間から、4時間半、同じ集中力を、ごく自然に保ちます。
みなさんのトイレ休憩中、神戸で独立講演会を行う場合は、拉致被害者の有本恵子さんのお父さま、有本明弘さんの訴えを控え室にてお聴きします。
東京や京都では、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の一部を書いたりしています。
原稿を書いて集中力が下がるということはありません。おそらく話すのも書くのも、ぼくにとっては同じモメンタム ( 推進力、勢い ) です。
平均700前後、来ている質問の読み直しはしません。会場に来るまでに、頭に入れてあります。
▼今回の参加者は、10歳の日本女子から、94歳の日本男子まででした。
最近なぜか応募が多く、主宰者の独立総合研究所 ( 独研 ) の担当者は「抽選の倍率が高くなっています」と教えてくれました。
ブログの書き込みに「新規の参加者が多いのはリピートが少ないからだ」と書かれている方がいらっしゃいますが、それは、すみません、事実ではありません。これも主宰する独研によると、新規もリピートもとても多いとのことです。
抽選は公平に行われていますから、リピートの方は、ブログに来ているコメントからすると「この半年だけで、もう5回落ちた」というひともいらっしゃいます。
みなさんに深く感謝し、共感しています。祖国への志に、畏敬の念を持ちます。
「リピートが少ないのか」とおそらくは心配なさって書き込みをくださった方にも、感謝します。
▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新分の紹介が遅れています。
きょうは、これを紹介します。
トランプさん、ハリスさん、それぞれが当選した場合の日本について考えています。
議員会館の青山繁晴事務所の学生インターン、20歳の増野優斗くんがぼくにズバリ問う、ショート動画は、これが最新のひとつです。