2024-07-31 03:37:51
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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暮夜にひとり
▼総裁選への水面下の対応を丁寧におこなって、深夜に自宅へ帰ってきました。
いま7月31日水曜の未明3時半を過ぎました。
9月5日に刊行するノンフィクションの新刊『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』 ( 扶桑社 ) の原稿を渡してから、信じられないぐらい早く初校ゲラを組んでいただきました。
ゲラというのは、蛇足ながら、原稿を仮印刷して、著者が手を入れるためのものです。
担当編集者の田中享 ( すすむ ) さんが、熱意のある印刷チームをあらかじめ編成され、そのチームのみなさんが、なかなかゴールに至らない原稿を辛抱強く待って、待機してくださっていたおかげです。
原稿は出来たところからちぎっては投げ、つまりある程度の塊になったら編集者に送って、すでにゲラへの印刷を始めていてくださったことも、役立ちました。
▼しかしそれにしても、7月28日にようやく全文脱稿した原稿が、9月5日に本になって世に出る。
表紙も帯もすべて整えて、世に出る。
それはほんとうは常識外の速さですから、原稿がゲラになって著者であるわたしのところへ戻ってきてからも、凄まじい日程です。すぐに全文に手を入れて、ふたたび編集者に送り戻さないと到底、間に合わない。
まもなくアフリカへの公務出張ですから、それまでに初校ゲラの赤ペン入れを終わって、再校ゲラを組んでもらって、それをアフリカに持っていって、最後の手を入れて、帰国と同時に編集者へ渡す。
そこで、わたしの手を離れます。
ということは、ゲラ直しは完璧でなければなりませぬ。
▼わたしのすべての本と同じく、今回も、本の表紙のデザイン原案づくり、帯のコピーづくりもわたしが行い、ネット上とは違う、本の手触りをたいせつにしました。
小説はハードカバーで、その手触りを造り、ノンフィクションの今回は、ソフトカバーでむしろ雰囲気を柔らかくしました。
▼このブログへのコメントは、クレームばかりが増えます。
アフリカは、中国が手を伸ばし、日本の税金を使った政府開発援助 ( ODA ) の意義が剥がされるという重大な問題があります。
完全無派閥のわたしは、公務による海外出張の機会も大きく奪われています。
ごく稀にその機会が、自由民主党幹部の良心派から回ってきたときに、総裁選が近いからといって回避するのはどうでしょうか。わたしの信念とは違います。
それに日本の国会議員は、与野党ともに、アフリカに行きたがりません。
痛い予防注射を打ち、遙かに遠くて直行便が乏しく、往来に非常に時間と負担が掛かり、国民の関心は薄い。最近は、国民の生活苦が深まり政府開発援助(ODA)そのものへの反感が、至極当然のこととして強まり、週刊誌はただただ「海外出張はお遊びだ」と、中身を調べないで、十把一絡げに煽る。
わたしは信念を持って、やるべきことをやる。
常にそれだけです。
したがって、極めて数少ない機会を活かして、アフリカへの国会議員としての調査に行きます。
今回も黄熱病などの予防注射を打ちました。痛かった。わはは。
現地ではまた、害虫に苦しめられるでしょう。今回はハマダラ蚊の大襲来に限らないかもしれません。
しかしアフリカの同じ人間のかたがたが、その生活環境でどんな日本の役割を実際に求めておられるかを把握するのを、外務官僚に任せきりでいいとは思えません。
ほんらい日本の政権は、国民の生活苦を克服することと、世界の中で役割を果たすことを、必ず、両立させねばなりませぬ。
事情も把握されていないまま「行くのはケシカラン」「なんとなく贅沢だ」。
そして投稿されているうちに、どんどんエスカレートもされます。
しかし、そうした理不尽もすべて、受容しています。
8年前に、おのれの決心で国会議員となった以上は、それを貫いてきました。これからも貫きます。
総裁選をめぐっても、裏でも、表でも、理不尽なことが積み重なっていきます。
それにめげるようでは、世界に対峙などできませぬ。
どんな理不尽も、まったく問題ありませぬ。
▼きょうは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録があります。
また疲れをためた顔でみなさんとお目に掛かることになる、それだけが、残念です。
みなさん、ごめんなさい。
その「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」からひとつ紹介します。
これです。
河野さんが防衛大臣時代にイージスアショア計画を放棄されました。その後始末を、すこしでも希望ある方向へ持っていこうという話です。
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