On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-07-31 01:12:20
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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苦闘そのものだった参院選の真っ最中にも、参院選後に石破総理が間違って引き起こした闇のような政局のさなかにも、外交であれ、国家危機管理であれ、おのれの専門分野の公務は怠りません  また作家としての歩みも止めません



▼衆参両院いずれの選挙でも民意から拒絶された総理が責任をとろうとしない異常事態、それを打開するための動きに関与しつつ・・・
▽7月23日水曜の早朝から24日木曜にかけて、中国地方 ( チャイナではなく日本の中国地方 ) に入って日本を支えるインフラストラクチャのひとつを訪ね、朝鮮人民軍などのテロリズムから護るために、現地での調査と高度に専門的な議論を行いー
▽その24日の午後には帰京し、まだほとんど議員の居ない国会に登院して、経産省・資源エネルギー庁の幹部らと議論しー
▽同じ24日に、主権者のみなさんへの無償、無条件の発信である「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録もおこないー
▽25日金曜には、敗北の地の大阪にふたたび入って、26日土曜に、自由民主党大阪府連のすでに辞意を表明した会長の責任として水面下の会議に臨み、27日日曜に府連の「全体会議」にて、世の常である敗北後の「手のひら返し」に向かい合い、深夜に帰京してー
▽28日月曜には自由民主党本部の両院議員懇談会で発言し、ひとりの現職の自由民主党議員として石破総理に辞任をはっきりと求めー
▽29日火曜には、研究者と大学院生、学部生らと共に太平洋岸の大きな港を訪ね、日本が世界に誇る海洋調査船の内部、さらに研究最前線の深部を回り、専門性に基づく議論をおこないました。
 その海洋調査船の詳細は述べず、撮った写真も公開しません。
 写真は、船上から遠望した山々です。山並みの背後に、富士が霞んでいながら嫋(たお)やかな姿を見せているのがお分かりになるでしょうか。
 これは単なる視察ではありません。
 すべて、日本の眠れる海洋資源を実用化して、自前資源を持つ国に日本を変えるためです。
 一切の費用は当然、いつも通りに自力です。

▽この間、21日月曜や22日火曜、25日金曜には、いくつかの大阪の地上波テレビの生放送や収録に参加し、東京の「虎ノ門ニュース」の生放送にも参加しました。

▼そして、この間ずっと政局に関与すると同時に、もうひとつ、わずかなスキマ時間におのれを励まして休まずに続けていた作業があります。
 それは、思わず表紙に " A  Winter  Gem "  ( 冬の宝石ひとつ ) という言葉をメインタイトルの他に入れた、新しい文庫本を完成させる歩みです。
『やさしく夜想の交叉する路』ですね。



▼単行本で世に問うた『夜想交叉路』を、この文庫本では、読みやすくします。
 そのための全文改稿を終え、その改稿を仮印刷した初校ゲラの直しも終え、もう一度、全文を点検・加筆・修正するための再校ゲラの直しを、上記の日程のスキマ、スキマに進めていったのです。

 きのう7月30日水曜に、国会に登院し、参議院自由民主党の特別議員総会、通常の議員総会に参加しつつ「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新分を収録し、そしてこの再校ゲラの直しを完遂して、扶桑社の編集者に手渡しました。

 こうして物語文学 ( 小説 ) の文庫化の仕上げを急ぐと同時に、30日には、こちらは記録文学 ( ノンフィクション ) の最新刊である『憤怒と祈りで建国だ』 ( ここです ) のオーディオ・ブック版の音声収録もおこないました。
 今回からは新方式で、わたし自身がこの本を朗読することが土台になります。朗読して土台をつくり、テクノロジーも活用されるとのことです。
 また、いつものオーディオ・ブックと同じ、特典として、この本を書くときのエピソードをたっぷり、愉しく話しました。

▼「ゲラ」とは、作家の書いた原稿を仮印刷したものです。
 パソコンで書いたときには見えなかったものが、綴 ( と ) じればそのまま本になるゲラでは、見えてきます。

 このゲラに手を入れる作業を嫌う作家はとても多いです。
 わたしという兼業作家は大好きです。わたしは本来は怠け者なのに、珍しいことです。
 なぜ好きか。
 もともと『本を書く、文章を書くということは、彫刻を彫り進むのと似ている』と思っているからです。
 元はただの木なのに、掘っていると、木の中から次第に人が姿を現す。わたしにとってそれが彫刻です。ゲラ直しは、粗々 ( あらあら ) に掘った彫刻に、精緻な鑿 ( のみ ) を振るっていくと、人の表情や筋肉が生き生きと現れてくる、そんな感じなのです。

 今回は、作者にとって「冬の宝石」のような作品ですから、これ以上ないほど徹底的に、このゲラ直しを行っています。
 そのために、きのう編集者に渡した再校ゲラ直しをさらに、念校ゲラにしてもらいます。
 初校ゲラとは、原稿をそのまま印刷したものです。
 再校ゲラとは、初校ゲラの直しを含めて、もう一度印刷したものです。
 ふつうはここで完了です。
 しかし『やさしく夜想の交叉する路』は念校ゲラ・・・その言葉の通り、念のためもう一度、再校ゲラの直しを入れて印刷したものも出版社に出してもらいます。
 これをもう一度、わたしが全文を精査し、もし直しがあればそれを入れます。

 単行本の『夜想交叉路』は一度、完成したからこそ世に出ました。
 それをみたび、句読点の隅々まで、全文を見直すのです。

 これまで苦しい、苦しい日程のなかで、全ての作業を編集者との約束通りの日程で遂行し抜いてきました。
 このまま最後まで、走ります。疾駆します。

 編集者からは今日、以下の最終日程がわたしと秘書室に示されました。

7月30日 ( 水 ) 再校ゲラの著者校正を拝受
8月 1日 ( 金 ) 念校をご送付
8月 5日 ( 火 ) 念校の著者校正拝受 ( 13時・締め切り )

8月31日 ネット書店発売日 ( 変更なし )
9月 2日 公式発売日 ( 変更なし )

 これだけやっても、いつもの「ジミントウのセイジカの書いた小説なんて」という偏見に阻まれるだろうナァと思いつつ、一切、手を抜かずに、命を再び削りに削って作業しています。

▼そしていつでも手を抜けないのが、わたしの5つの専門分野です。
 直近で行っていることの例は・・・
 資源エネルギーは、上述の海洋調査船の調査と議論です。 ( 専門分野の1 )
 安全保障は、米軍、英軍、独軍、仏軍らおよび自衛隊との水面下の議論です。 ( 専門分野の2 )
 情報は、カウンター・インテリジェンス法への護る会による模索をめぐって、代表としての水面下協議です。 ( 専門分野の3 )

 外交は今、特に、中国の習近平体制の見えざる危機への対応です。この最新動画のひとつを視てください。 ( 専門分野の4 )
 国家危機管理はきのう朝から、津波への対応です。ここに最新動画を昨夜、アップしています。 ( 専門分野の5 )

( ※ 津波の震源地をめぐってカムチャツカ半島も、カムチャッカ半島も正しいです。前者はロシア語の発音にやや近く、後者は日本語の従来からの慣用です。ただ前者もロシア語ではなく、あくまで日本語表記ですから、どちらも有用です。最近は、ロシアからのプレッシャーもあるのか、オールドメディアも外務省も前者を常用しています。わたしに対して「間違った表記を使うな」と怒鳴り声のような書き込みもありました。誤用ではありませんから、この怒声は礼を失しています。『憤怒と祈りで建国だ』の「憤怒」は、ふんぬも正しいし、ふんども正しいです。しかし、ふんどと読んだ読者にわたしが怒声を浴びせるでしょうか。恐縮ながら、この方のブログ訪問は丁重にお断りします )




 
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