On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2011-05-09 09:27:16

会いましょう (今日の日付を訂正しました)(呼びかけ文の遠藤未希さんについての記述を修正しました)

▼震災チャリティ講演会に参加してくださるかたの受付が、きょう5月9日月曜から始まりました。(※先ほど「きょう4月9日」となっていました)
 詳細は、以下の通りです。

【独立講演会 第1回 震災チャリティ緊急講演】

▽日時 5月22日(日)午後1時30分から

 講演は、おおむね2時間ぐらいを予定しています。
 そのほかに質疑応答や、希望されるかたには拙著にサインをしたりで、午後6時ぐらいに終了の見通しです。
 つまり、ふだんの講演会よりずっと、たっぷりやります。

▽場所 阪神・淡路大震災の地、神戸で行います。

 神戸市産業振興センター

 神戸ハーバーランド内にあります。
 JR神戸駅から徒歩5分、阪神電鉄・西元町駅から徒歩6分、神戸高速鉄道・高速神戸駅から徒歩8分、
 市営地下鉄海岸線ハーバーランド駅から徒歩5分です。
 新幹線、飛行機、車を利用のかたは、この会場のHPのアクセス説明画面をご覧ください。http://www.kobe-ipc.or.jp/access/
 全国どこからでも、かなり便利です。

     〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号
     電話番号 (078)360-3200)

▽参加料 5000円

 収益は、全額、宮城県・南三陸町の佐藤仁町長にお渡しします。
 南三陸町は、町の若き職員、遠藤未希さんが命を賭して避難を呼びかけ続けた町です。
 このブログの書き込み「永遠の呼び声」をご覧ください。(二つ下にあります)

▽受付

 独研(独立総合研究所)の総務部は、ふだんの業務で手一杯なので、アイスという会社に委託しました。
 お申し込みは、FAX 06-6443-2452 メール jimukyoku@e-ice.jpのいずれかでお願いします。
 独研では受付業務は行っていませんから、どうぞご理解ください。
 関西テレビでも、もちろん受付は一切していません。よろしくお願いします。



(※なお、独研はかねてから『独立講演会』の開催を考え、準備してきました。
これまでは、「講演をやってくれませんか」と外部から頼まれたときに、講演してきました。講演に関して、ぼくも独研も営業活動はしませんから、講演はこうやって、依頼を受け容れるだけでした。
今後も、外部からの依頼も、受け容れるべきだと考える場合はどしどし受け容れていきます。
ただ、同時並行で、独研みずから主催する自主講演も開いていくことを決しました。
その内部決定のあとに、東日本大震災が発生し、第1回は被災者のためにチャリティで行うことにしたのです。
したがって、みなさんと直接、お会いできる機会は、この『独立講演会』で増えていくと思います。1か月か1か月半に1回ぐらいのペースを考えています。
また、よりストレートにお会いできる『インディペンデント・クラブ』の創立も決まりました。このご案内は、5月22日の会場でお配りする準備を進めています)



…では、5月22日に神戸でお目にかかりましょう。



▼以上は個人ブログとしての、お知らせでした。
 独研(独立総合研究所)としても公式に下記のように告知しています。
 重複する部分もありますが、そのまま、ここにも転載しておきます。


【会の名称】
 独立講演会 第1回 震災チャリティ緊急講演


【呼びかけ文】
 みなさん、東日本大震災をめぐって被災者のために、それぞれのできることを
なさっていると思います。
 わたし(青山繁晴)と独研(独立総合研究所)も、できることを模索し、準備
してきました。おカネも人数もない独研として何ができるか。
 阪神・淡路大震災を克服した地であり、わたしの生まれ故郷でもある神戸で、
チャリティ講演会を開き、収益をすべて被災地にお贈りすることに決しました。
 この義援金を、日本赤十字社などを通じてお届けする手段もありますが、その
場合、時間がかかることも懸念されます。
 わたしなりに南三陸町(宮城県)をはじめ被災地を歩いた実感からして、被災
者のかたがたに必要なのは明日の10万円より、今日の1万円です。
 したがって、わたしの訪問を最初に受け容れてくださった南三陸町に直接、お
届けします。
 この町では、町の防災庁舎から、結婚式を控えた24歳の危機管理課職員だっ
た遠藤未希さんが最後まで「津波が来ます。高台へ、高台へ避難してください」
と町全体に響く、よく通る声で防災無線放送で呼びかけ続け、みずからは津波に
さらわれました。
 66年前に、日本が戦いに敗れ、ソ連軍がわたしたちの領土の南樺太に侵入し
てきたとき、樺太庁真岡支庁の真岡電信電話局の9人の乙女が逃げずに職場を守
り、自決したことを、誰もが思い起こすでしょう。ただただ、わたしたち子孫の
ために戦ってくださった硫黄島をはじめ幾百万の英霊にも通じます。
 その防災庁舎の屋上から奇跡のように生還した佐藤仁町長は、現地でお目にか
かると、すべての深い悲しみのうえに表情を努めて明るくなさって町民を率いて
おられました。
 この町長に、講演会の収益をすべてお渡ししたいと思います。

 チケットは5千円で、安くありません。千円にしたい、それが無理なら3千円
にしたいと悩みました。
 しかし被災地で今日の生活と明日の不安に苦しむひとびとを思うと、こうせざ
るを得ません。
 わたしも懸命に講演を務めますので、どうか、お集まりくださるよう、こころ
からお願いいたします。

 なお、独研は、みずから運営する自主講演会である「独立講演会」を定期的に
開くことを震災前から決めていました。その第1回を、この「震災チャリティ緊
急講演」といたします。
 今後、「独立講演会」を、ほぼ月に1回のペースで各地にて開催し、日本の唯
一の主人公であるみなさんと共に、祖国の再建を考えていきます。
 また同時に、わたしと直接に語り合いたいというご希望が、近年、驚くほどた
くさん寄せられていることに、どうやったら応えられるかについても、長い時間
をかけて考えてきました。そして「インディペンデント・クラブ」(The
Independent Club/略称IDC)の設立も決めました。よろしければ、ご参加く
ださい。(詳細は、募集要項をご覧ください)

2011年5月
 株式会社 独立総合研究所 Japan’s Independent Institute Inc.
 代表取締役社長・兼・首席研究員 青山繁晴 拝


**************
タイトル:第1回独立講演会、チャリティ緊急講演会
日時:平成23年5月22日(日)13:30開演(13:00開場)
場所:神戸市産業振興センター 2F展示会場
参加料:5000円
本講演の収益はすべて南三陸町の復興に役立てていただきます。
申し込み先:講演会運営事務局(株式会社アイス内)
ファックス 06-6443-2452
電子メール jimukyoku@e-ice.jp
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