On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2014-05-07 04:32:31

ふたつ、ご要望に応えておきたく思います。

▼まず、ひとつ。
「繁子ちゃんの写真がもっと見たい」というひとが、とても多いので、ことし早春の一枚をどうぞ。




▼もうひとつは、ぼくのささやかな発信をめぐってのことです。

 テレビ番組への参加について、韓国人の大学教員がぼくを忌避したためにドタキャンとなり、テレビ局が「代わりに」と求めた電話取材を断った一件を、ごく簡単に記載しただけで、凄まじいほどの反響を頂きました。
 すこし驚きましたが、これは「みんな、いまだテレビに関心がある」と言うよりも、もはや、「マスメディアのあり方が日本を不当に歪めているという認識が広く浸透し、きちんと物を考えるひとほどテレビをはじめマスメディアの根本改革を望んでいる」という事実の表れだと今、考えています。

(反響のなかでただおひとりだけ、「なぜ実名を伏せるのか」という書き込みがありましたが、個人攻撃がエントリーの目的ではないこと、ドタキャン理由の説明はあくまでテレビ局による説明であること、一方で事実経過の開示が必要であったこと、それらを考え合わせると、エントリーの記述ぶりが適切と考えます)


▼その反響のメールや書き込みのなかで、意外にも多かったのは「青山の考えを直接、知るには、どうしたらいいのか」という問いです。
 この要望にお応えしておきます。


▼独立系シンクタンクである独研(独立総合研究所)の社長・兼・首席研究員としての研究の仕事や、公職(消防審議会委員や海上保安庁政策アドバイザーなどを無償で務めています)、教職(近畿大学経済学部で客員教授として国際関係論を講じています)といった仕事とは別に、ぼくなりに、わずかながら様々に発信していますが、これを契機にすこし整理してお示しします。
 いちばん端的なもの、いちばん直接的なもの、そしていちばん、ぼくが大切にしているものは、次の5つ・プラスワンです。

【1】ぼくと独研(独立総合研究所)が自主開催している講演会の「独立講演会」 (独研にとっては研究という本来任務とは別枠の仕事です)
▽毎月1回、今のところ主に東京か関西で交互に開いています。

▽ぼくのほかの講演会にはない特徴がふたつあります。
(a)時間無制限(聴衆が超高齢者から、まだちいさなお子さんまでいらっしゃるようになったので、現在では原則4時間半にしています)
(b)森羅万象、あらゆることについての質問を長時間、その場で受け、その場で答えます。

*申し込みや詳細情報は、ここです。
5月の申し込み〆切は、なんと今日5月7日の正午です!
ごめんなさい。申し込みが多いようだと、〆切延長を事務局と交渉してみます。
9日の朝10時まで、延びました!5月の申し込み専用ページはここです)

【2】すでに14年を超えて配信を続けている完全会員制のレポート、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)
▽このレポートは、企画立案から情報入手(取材、諸国の政府や軍をはじめ当局者との直接の議論、現場を踏むことなど)、そして執 筆の一字一句まですべて、ぼくがひとりで行っています。独研の研究員は一切タッチしていません。完成後のレポートを会員へ配信することや会員への連絡などだけを独研の総務部が遂行します。(これも独研にとっては研究という本来任務とは別枠の仕事です)

▽2000年3月に第1号を配信し、14年2か月近く、たゆまずに配信を続けてきました。現在、678号を数えています。
 
▽正直、テレビでもラジオでも申せないことを、このレポートにはありのままに、実名を含めて記述しています。クローズドの完全会員 制だからです。14年間で一度も、実害のある問題は起きていません。

▽会員だけが参加できる、ぼくとの「懇話会」も開いています。すべて質問をお受けする時間です。

*問い合わせ、あるいは申し込みや詳細情報は、ここです。

【3】ぼくが書いた書籍
▽ロングセラー(18刷)としては「ぼくらの祖国」(扶桑社、たとえばここです)

▽まもなく出る新刊としては「その時が来る 祖国は甦る」(扶桑社、夏になる前に出せると思います)

▽ほかに、「救国 超経済外交のススメ」(PHP、たとえばここです)、「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」(PHP、たとえばここです)、「日中の興亡」(PHP、たとえばここです)などがあります。

【4】ぼくが書いた共著
▽独研の自然科学部長である青山千春博士との共著に、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニブックス、たとえばここです)、「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス、たとえばここです)があります。

特に後者の「海と女とメタンハイドレート」は、ぼく自身、大好きな共著です。配偶者控除の廃止が議論される今、女性が子育てと自分の夢の実現を両立させたいとき、なにがぼくら男性にできて、なにが女性に大切かを、広くみんなと一緒に考えられる本だと思います。そして新書だから値段が安い!

▽中学高校の時代からの親友との共著に「青山繁晴、反逆の名医と日本の歯を問う」があります。(ワニブックス、たとえばここです)

【5】ぼくが書いた小説
▽平成14年3月16日に起稿した小説新作を、12年2か月かけて、ようやくほぼ完成に近づけています。年内に、早ければ夏か早秋 にも、文芸誌に掲載される見通しが出てきました(確定ではありません)。

▽平成14年8月に「平成」という小説を、文藝春秋社から刊行しています。
現在は絶版になっているので、元は千円の本が、たとえばアマゾンの中古本でみれば2万円前後になってしまっています。
そこで、ぼくの手元にあった分を、ご希望のかたがたに1冊づつ梱包してお送りしたりしましたが、もう中古市場でも少なくなっている ようです。

【プラスワン】自在に話すことができる放送メディア
▽CS放送のチャンネル桜で質問に次々お答えしていく「青山繁晴が答えて、答えて、答える」
▽生放送で、民放地上波にしては長尺の持ちコーナーがある関西テレビ「水曜アンカー」
▽生放送で、好きなラジオで話せるニッポン放送「木曜ザ・ボイス」
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