2019-03-07 07:18:42
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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Comments (17)
一夜明けて
▼もう間違いなく、ぼくのこれまでの書籍のなかで、いちばん難産でした。
ゆうべ校了し、今朝から版元の飛鳥新社が印刷、製本に入る新刊「不安ノ解体」です。
▼もともとは月刊Hanadaに連載しているエッセイ「澄哲録片片」(ちょうてつろく・へんぺん)が元になっているのですから、むしろ逆に、元エッセイにすこし手を入れ、はじめに、終わりに、それぞれを前後に書き足してハイ、できあがりましたでもおかしくはないわけです。
まず、そういう安易な本は決して世に送り出さないという決心がありました。
したがって、元エッセイの改稿は徹底を極めて、行いました。一行一句をすべて見直す改稿になったことを、新刊の中にも記したのですが、まさにその通りです。
見直し、書き直しだけではなく、新たに長く書き込んでいく執筆も、やはり徹底的に行いました。
一般的には序章と後書きに当たる部分も、それぞれ「源流の章」、「大海の章」と名付けてしっかりした質と量になるように書き起こしました。
ぼくは全く新しい原稿をどーっと書いていく方が楽なのです。
改稿の方がずっと時間が掛かります。
ぼくはそういうタイプの書き手ということですね。
しかしどんな場合でも、当然のこととして、一字一句すべておのれの手だけで書き続けます。
編集者の手などは全く借りません。編集者でも、そのぼくの原則、生き方をよくご存じでいてくれて、どんなに原稿が遅れても助け船は出してこられません。
ありのままに言うと、最初から編集者の手を借りる書き手もいらっしゃいます。
しかし、それは決して、やりません。
不肖ぼくは、プロの書き手としての出発点から、ずっとそうです。これからも同じです。
▼写真ページは、実はぼくのどの書物でも、これがいちばん時間が掛かりました。
これは毎週の『虎撮り』と同じなんです。
まず膨大な写真の群れから、自分で選択していくことにたいへん時間が掛かります。これも、ぼくにとっては苦手な作業です。
編集者の手は、ここでも一切、借りません。
そして限られたページのレイアウトも考えつつ、丁寧にキャプション(写真説明)を執筆していきます。
版元からは「写真ページは是非に入れたいと考えています」という要請がありましたが、ぼくの作業のあまりの遅れに、ついに編集者から「今回は諦めましょう」という連絡が入りました。
しかし読者にすれば、やはり眼でも、今回の新刊書が浮き彫りにした世界をご覧になりたいでしょう。
だから、どうにかこうにかすべての作業を完了させ、それなりに充実した写真ページになったかもしれないと最後の念校ゲラをいま改めて見つつ、考えています。
▼こうしたことの結果、ページ数はたいへんに増え、「ぶと新」こと「ぶっとい新書」ならぬ「ぶっとい単行本」、「ぶと単」となりました。
しかし値段は下げてもらったのです。
一体どうやって?
ぼくはこれまで、ハードカバーに拘りがありました。
ちいさい頃から作家になろうと思っていましたし、たくさんの書を読んできましたから、ハードカバーに子ども時代から「将来、ぼくが本を出す時には、あのしっかりしたハードカバーの作りで」という憧れがあったのです。
だけど今回、「青山さんは今回もハードカバーで出す」と信じて疑わない編集者に、「いえ、ソフトカバーを考えます」と告げて驚かせ、そしてかなり考え、秘書さん三人の意見も聴いて、ついに少年時代からの夢、せっかくこれまで実現してきた夢をそっと横に置いて、ソフトカバーにしました。
背景は、電子本も隆盛のいま、ソフトカバーの方が持ちやすくて助かるという読者も増えたことです。
ハードカバーにしたいというのは、実は著者、書き手の身勝手な欲の面があると、おのれを見つめ直しました。
こうして、値段が下がりました。
▼近日中に、その価格、総ページ数、そして表紙、発刊日などをこの地味ブログにアップできると思います。
もしも予約してくださるのなら、例えばここです。
あくまで一例です。予約はネットでも書店でも多様な窓口があります。
▼ゆうべは零時ぐらいにいったん仕事の手を置きました。
かなり長い間、誇張抜きでほとんど夜も休めない生活だったので、すぐに寝ようと思いました。
難産となった理由は、上記のことども以外に、公務絶対優先のために昼間、執筆時間が皆無となり、深更や夜明け前も、暗黒国会に終日かかりきりの酷い疲労がどっと出てくるという事情がありました。
だから「遂に寝られる」と思ったのです。
それに、一夜明けて今日も、暗黒の予算委員会が続きますから、心身の体力を維持せねばなりませぬ。
ところが、繁子ロスに苦しむ家族のケアで、ゆうべもほぼ休めませんでした。
大丈夫。
人間に生まれ直して、わんこ時代に出来なかったことを全部やるだろう繁子のためにも、しっかりおのれを保って、さぁ今日も力を尽くして、国会です。
一息つくことは、できませぬ。それが、公務です。
ゆうべ校了し、今朝から版元の飛鳥新社が印刷、製本に入る新刊「不安ノ解体」です。
▼もともとは月刊Hanadaに連載しているエッセイ「澄哲録片片」(ちょうてつろく・へんぺん)が元になっているのですから、むしろ逆に、元エッセイにすこし手を入れ、はじめに、終わりに、それぞれを前後に書き足してハイ、できあがりましたでもおかしくはないわけです。
まず、そういう安易な本は決して世に送り出さないという決心がありました。
したがって、元エッセイの改稿は徹底を極めて、行いました。一行一句をすべて見直す改稿になったことを、新刊の中にも記したのですが、まさにその通りです。
見直し、書き直しだけではなく、新たに長く書き込んでいく執筆も、やはり徹底的に行いました。
一般的には序章と後書きに当たる部分も、それぞれ「源流の章」、「大海の章」と名付けてしっかりした質と量になるように書き起こしました。
ぼくは全く新しい原稿をどーっと書いていく方が楽なのです。
改稿の方がずっと時間が掛かります。
ぼくはそういうタイプの書き手ということですね。
しかしどんな場合でも、当然のこととして、一字一句すべておのれの手だけで書き続けます。
編集者の手などは全く借りません。編集者でも、そのぼくの原則、生き方をよくご存じでいてくれて、どんなに原稿が遅れても助け船は出してこられません。
ありのままに言うと、最初から編集者の手を借りる書き手もいらっしゃいます。
しかし、それは決して、やりません。
不肖ぼくは、プロの書き手としての出発点から、ずっとそうです。これからも同じです。
▼写真ページは、実はぼくのどの書物でも、これがいちばん時間が掛かりました。
これは毎週の『虎撮り』と同じなんです。
まず膨大な写真の群れから、自分で選択していくことにたいへん時間が掛かります。これも、ぼくにとっては苦手な作業です。
編集者の手は、ここでも一切、借りません。
そして限られたページのレイアウトも考えつつ、丁寧にキャプション(写真説明)を執筆していきます。
版元からは「写真ページは是非に入れたいと考えています」という要請がありましたが、ぼくの作業のあまりの遅れに、ついに編集者から「今回は諦めましょう」という連絡が入りました。
しかし読者にすれば、やはり眼でも、今回の新刊書が浮き彫りにした世界をご覧になりたいでしょう。
だから、どうにかこうにかすべての作業を完了させ、それなりに充実した写真ページになったかもしれないと最後の念校ゲラをいま改めて見つつ、考えています。
▼こうしたことの結果、ページ数はたいへんに増え、「ぶと新」こと「ぶっとい新書」ならぬ「ぶっとい単行本」、「ぶと単」となりました。
しかし値段は下げてもらったのです。
一体どうやって?
ぼくはこれまで、ハードカバーに拘りがありました。
ちいさい頃から作家になろうと思っていましたし、たくさんの書を読んできましたから、ハードカバーに子ども時代から「将来、ぼくが本を出す時には、あのしっかりしたハードカバーの作りで」という憧れがあったのです。
だけど今回、「青山さんは今回もハードカバーで出す」と信じて疑わない編集者に、「いえ、ソフトカバーを考えます」と告げて驚かせ、そしてかなり考え、秘書さん三人の意見も聴いて、ついに少年時代からの夢、せっかくこれまで実現してきた夢をそっと横に置いて、ソフトカバーにしました。
背景は、電子本も隆盛のいま、ソフトカバーの方が持ちやすくて助かるという読者も増えたことです。
ハードカバーにしたいというのは、実は著者、書き手の身勝手な欲の面があると、おのれを見つめ直しました。
こうして、値段が下がりました。
▼近日中に、その価格、総ページ数、そして表紙、発刊日などをこの地味ブログにアップできると思います。
もしも予約してくださるのなら、例えばここです。
あくまで一例です。予約はネットでも書店でも多様な窓口があります。
▼ゆうべは零時ぐらいにいったん仕事の手を置きました。
かなり長い間、誇張抜きでほとんど夜も休めない生活だったので、すぐに寝ようと思いました。
難産となった理由は、上記のことども以外に、公務絶対優先のために昼間、執筆時間が皆無となり、深更や夜明け前も、暗黒国会に終日かかりきりの酷い疲労がどっと出てくるという事情がありました。
だから「遂に寝られる」と思ったのです。
それに、一夜明けて今日も、暗黒の予算委員会が続きますから、心身の体力を維持せねばなりませぬ。
ところが、繁子ロスに苦しむ家族のケアで、ゆうべもほぼ休めませんでした。
大丈夫。
人間に生まれ直して、わんこ時代に出来なかったことを全部やるだろう繁子のためにも、しっかりおのれを保って、さぁ今日も力を尽くして、国会です。
一息つくことは、できませぬ。それが、公務です。
たまには 先生、【リッキー】
2019-03-08 06:39:05
法務省にメールを送りました。【吉原 真由美】
2019-03-08 04:03:56
たった今、(2019/3/8 03:49)に法務省宛、メールを送りました。
「告示などで、移民を増やすことは止めてください。
まずは働きたい日本人が働けるようにしてください。正社員・アルバイト・パート...
その上で、人手不足のところは外国人を移民として受け入れ、
働いてもらいましょう。」...と。
アイヌ新法・法務省の告示・自民党の移民政策を進めようとする人たち。
その上、最近知ったのですが、橋下徹弁護士が沖縄に関する著書を出しておられ、
まだ、読んでいる最中なのですが、「沖縄を捨て石にして云云かんぬん...」
我那覇真子さんは反論しておられます。
私も(もったいないと思ったけれど)買って現在チェック中です。
近々ツイッターを再開する予定なので、
それまでに読んで疑問を橋下弁護士に直接ぶつけてみようと思っております。
ギャンブル依存症対策について【大国の金亀】
2019-03-08 03:39:28
新刊本が出るのですね。楽しみにしておりますよ。
さて、日本でギャンブル依存症が問題になり始めてから、随分と時間が経過しました。
主に駅前のパチンコ屋さんにハマってなる場合が半分以上だと思います。
どこの町にもギャンブル場があるのは日本だけだと思います。韓国もすでに無くなったと聞きます。
出玉の景品交換や間接的に現金化できない仕組みにすれば、アッと言う間にギャンブル依存症の人は半分以下になります。子供たちが行くゲームセンターにあるパチンコやスロットマシンのように、点数でゲームセンター内で保存し、次回その点数でまた遊べるようにすればよいだけの話です。
これをしないのは天下り先としている警察や献金を受けている議員が邪魔をしているからです。
なぜ国会で議論されないのか? これをやると言えば選挙で勝てるのに不思議です。
日本の暗黒面ですね。先進国として恥ずかしい!
こんなコメントも読んで下さりどうもありがとうございます。
23:00~ 何時もよりカナリ早い出発ですが、二十数年振りの南紀方面(Big・U)へ【鈴木満】
2019-03-07 22:53:00
愛する繁子ちゃんに捧ぐ「ぶと単」楽しみです【恵夫】
2019-03-07 17:13:35
私の生き甲斐です。
心身とも健康になり、明日への活力でもあります。
日本の未来を灯す書です。
青山さん 祖国日本のためにありがとうございます。
「ぶと単」早く届きますように・・
必ず恩に報います。
国会【名無しの山本権兵衛】
2019-03-07 17:00:50
いくら法が好きと言ってもああまで旋毛まがりでは幼いといいますか、露骨に馬鹿にする態度は見ていてあまりにも不快です。
とはいえ、安倍首相も法治と人治くらい知っているものはズバッとおっしゃれば良いものを、万が一のことも考えて裏に確認されているのでしょうか。僭越ながら18歳の私でも決して難しくないことです。
これが良識の府なんですか。
闇が多すぎる・・・【悲しい爺】
2019-03-07 16:41:33
国民の知らないところで、行政の施策が行われている。
何故知らされないのか???獣医学部の文部省の作らせない省令?のように。
青山さんのお蔭で国会内の一部分が可視化され、
賛否の基準が愚かな私にも理解でき判断のヨスガになっています。
法律の様に強制力のありそうなことで、国益に関係することが、
何故、一省庁で決められるのか???
国の問題は膨大で、役割分担が効率的という事は理解できるが・・・
文武百官が、心底日本国の為に働いているのか疑問ばかり・・・
彼らの多くは国益のために働いていると信じたいが・・・
今月号のハナダで、一般永住者の激増を知って寒気がした。
青山さんが戦って付帯条件を付けたのにも拘らず、抜け道が!
議員でも係れない???省庁独自の施策・・・
事によっては許せない。
何かの力が働いているとしか思えない。
仮にオンブズマンの行動も多岐にわたり相当な人員がいる。
重箱の隅をつつく大局観の無い行動は慎みたいが、
国想う監視人が当面は必要だと思える、私にもできるでしょうか?
自国民族にしか分からないこと?【偽地球人】
2019-03-07 15:24:30
朝鮮人はLINEを使わない
日本人は野党に投票しない
米国人はどうなんでしょうか?
真心のこもった謝罪【vigilante】
2019-03-07 15:04:18
謝罪を受ける側も真心が必要だと思うのですが。
謝罪賠償を受ける朝鮮人に心がこもってないと思うのです。
だから日本人が何回謝ってもさらに謝罪を要求する。
しかも謝罪の必要も元々なかった。
朝鮮人の心がこもっているならば謝罪の原因たる事実を
見定めることが不可欠。
ちゃんと見定めれば謝罪の原因など無い。
ですから日本に対して朝鮮人に心などこもってない。
はじめから謝罪の必要などないのですが上記のことからも
二重に謝罪の必要が無いと思います。
おめでとうございます&ありがとうございます【ダンでぃ】
2019-03-07 14:29:56
思えば昨年末あたりから待ちに待った新刊です。
青山さんの24時間、365日がどれほど想像を絶するものなのか、きっとブログの書き込みから類推される何倍も何十倍も頭脳と身体を酷使していらっしゃることとお察しいたします。
妥協一切なし、精も魂も極限まで追い詰めて綴られた一言一句を私も全身全霊で一句逃さず拝読いたします。
まずは届く日を待ちわびております。
喪うことのつらさ、産み出すことのつらさ【海の彼方】
2019-03-07 12:33:10
書籍の創造の苦しみと日々の忙しさや暗黒国会への参加、
その上に最愛の繁子さんを喪われた苦しみ、辛さを思うと
どう言葉を伝えればよいのか。
只々発売を楽しみに、それらの苦しみの上に出来上がった作品を
今度はわたくしたちのものとしてしっかりと大切に読み込んでゆきます。
ソフトカバー、賛成です。
お安くして頂いた分、何冊かまとめて購入し子らに渡します。
ほかほかのできたてを頂きます。
お疲れ様です【舞衣】
2019-03-07 12:24:42
(人の為にの愛)大我を持った人間から
愛を学ぶものです
愛され愛され抜いて愛を学び、
人霊を目指してます
青山さんの仰る通り、
次は人として生まれて人としての学びをします
こんなにも、人の為に生きていらっしゃる青山さんの元にくる事になっていた繁子ちゃんは、
何か、大きくて貴重な使命をもってるのかもしれないですね。
そして、青山さんの仰る通り、人として生まれ変わって美味しいものも、たくさん!
行きたいとこにどこまでも! そうなれますね^^
スピリチュアル的な事言っちゃってすみません
大大だーい好き!な、青山さんと繁子ちゃんを
これからも応援しています
嗚呼、ノラや【日本を抱きしめて】
2019-03-07 11:35:42
繁子さん不在に耐えての、新刊完成おめでとうございます。
締め付けられるように思い出すのは、内田百閒のノラの行方知らすの件です。
ググってみると、「猫というのは運命のかたまりみたいな存在なんだ。そんな猫がひとりぼっちでいるなんて、可哀想じゃないか」と百閒先生。ひとり彷徨うノラの抱える運命を大泣きして心配する憂苦。
誰もがペット(青山さんにとっては家族)ロスを抱え込んでいます、それぞれに。
繁子さんはノラと違って、家族に看取られて往ったのですから強運でした。
児童虐待があるなら、動物虐待は、との想像を頭から消し去らないとタマラナイです。
いつも、ありがとうございます【武田 伸也】
2019-03-07 11:14:09
始まる前の、全体を俯瞰して移しているとき、青山さんが映ってましたが、他の議員たちは、雑談している中、手元の資料を、それこそ、一字、一句逃すまいと、集中して、読み込んでいる姿が、映りました。
そのあとは、ご存じの通り、居ないものとして、名前の札は映りますが、姿は、映しませんね。
青山さんの姿勢は、物事に対する姿勢を、教えてくれてあるといつも思っています。
自分も時間を無駄に使わず、物事に打ち込みたいと思える。姿です
今後も、国益と、未来の子供たちのために。ご尽力ください。応援してます
新刊予約しました【たかたか】
2019-03-07 11:09:04
いつも国益のためにありがとうございます。
早速新刊を予約しました。
3月20日に届くのが待ち遠しいです。
お疲れさまでした【かおり】
2019-03-07 08:52:13
青山さんの魂がこめられた御本ですね。発売を心待ちにしております。
繁子ちゃんの居ない生活、ご家族の皆さんも寂しくお辛いと思います。
私も家族が旅立った後の数か月は心ここに有らずの日々で、何を食べても味が解らなかったほどでしたので、心中をお察しいたします。
でもそれほど愛し愛されていたという証拠でもあり、幸せなことなのですよね。
(私は自分にそういい聞かせていました)
どうかお力を落とされませんように・・
一人娘の・・。【きよちゃん】
2019-03-07 08:35:44
千春博士の悲しみ、一人娘を失った喪失感、
想像出来ない悲しみなのですね。
繁子ちゃんの分も、青山さんが千春博士や御家族様を支えて頂きたいです。
千春博士が心配です‼