▼世界遺産をめぐる今回の結着には、明確に、反対です。
　虚偽によって、韓国の国民にも間違った歴史を刷り込み続けてきた日々を、正義と、双方の国民のためにこそ見直し始めるむしろ機会だったにもかかわらず、それに逆行する結着ぶりです。

　ただし、これですべてが終わったわけではありませぬ。なでしこも、4点取られても今、1点を返しました。
　政権がどうであれ、わたしたち日本国民が歩んでいくほかありません。


▼その意味においても、独研 ( 独立総合研究所 ) は会員制の「インディペンデント・クラブ」(IDC)の欠員募集をことしも行います。
　およそ50人です。欠員が出た分だけの募集であることは変えません。
　IDCは、ぼくと一緒に現場に触れ、対話し、共に考えるためのクラブです。
　入会希望者は想像を超えて沢山いらっしゃいますから規模を拡大し、会員を増やせば、独研の赤字削減に寄与しますが、それをしません。会員を増やしすぎれば、ぼくと直に触れあうのが難しくなるからです。
　ぼくと独研の役員･社員がいつも大切にしているのは、最初に掲げた灯火(ともしび)をすべての面にわたって、かわらず灯し続けることです。

　第5期の新規会員募集のページがアップされています。ここです。
　募集は、きょう7月6日月曜の正午からです。
　その募集開始時間になりましたら、上記のページに「申込フォームボタン」を設置し、みなさんが申込フォームへ入力されることが可能になります。
　それまでは、募集内容の閲覧のみですね。

　新しい会員とお会いするのを、とてもとても、愉しみにしています。


▼関西テレビの報道番組「スーパーニュース･アンカー」が終わり、「青山のニュースDEズバリ」のコーナーも9年の歩みを持って消滅してから3か月あまりになります。
　そのアンカーの後番組に、7月10日金曜に初めて参加します。
　生放送です。
　番組自体は午後3時50分から始まるようですが、ぼくが何時何分頃にみなさんにお目にかかるのかは、まだ決まっていません。

　番組がこの日、拉致事件を取りあげる予定で、被害者の有本恵子さんのお父さま、有本明弘さんがお出になります。
　関テレによると、その有本さんが「青山さんと一緒にならスタジオに行く」とおっしゃったそうです。それを聞いて、オファーを受けました。
　先日、関テレの信頼する幹部から「視聴者から、青山さんの話を聴きたいという声がずっと絶えません。まずは、このオファーを受けてください」というお話もありました。

　ただし、このことはぼくが継続的に番組に参加することは、全く意味しません。
　申し訳なく思いますが、カケラも意味しません。
　最初で最後になる可能性も、充分です。
　今回は、拉致被害者とご家族への、ちいさな、かすかな貢献として参加します。


▼きょう7月6日月曜の午前、テレビ朝日系列「ワイド・スクランブル」の生放送に参加します。
　これは、ギリシャの国民投票でEUのギリシャ財政再建案が否決されたことについて、話します。
　ぼくが現れる時間は、午前11時15分頃の予定です。(生放送ですから前後することもあり得ます)


✶アンカーが終わって、ぼくの日程はよけいにキツキツのキツとなりました。
　アンカーの9年間は、火曜日に大阪に入って近畿大学経済学部での授業ふたコマをこなしてから関西テレビに入り、翌日のアンカーのために関テレ報道部のみんなとじっくり議論して大阪に泊まり、日付が水曜日に変わると、徹夜の情報収集(特に時差のある欧米の情報当局者らとの議論)で夜明けを迎えてそのまま夕方の番組終了まで、ほぼアンカーに集中していました。
　…と言ってもほんとうは、その水曜早朝に大阪のホテルを出て、東京に戻ってたとえばテレ朝の番組に出たり、政府当局者と急ぎ、会って議論したりして大阪にトンボ返りし、アンカーの生放送に参加して夜また東京に帰るという無茶な日も、少なくなかったのですが、それでも独研の秘書室がつくる当初の日程としては、なるべくアンカーに集中する日程調整になっていました。

　ところがその水曜日に今は、多種多様な日程が最初からぎゅうぎゅう詰めです。
　どこへ行ってももう、泊まること自体できなくなりました。
　兵庫県姫路市へ日帰り、神戸へ日帰り、大阪へ日帰り、そして北海道の恵庭市へ日帰りという日々がまったく切れ目なく続いています。
　そのために、なかなかブログもアップできずにいます。

　今回は取りあえず、速報みたいなものですね。ふひ。
　なでしこは後半戦、ぼくも仕事しながら懸命に応援しています。