不肖ぼくに、テレビ東京の篠原官邸キャップがおよそ1時間にわたりインタビューした動画が、テレ東NEWSのユーチューブにアップされています。
　テレ東NEWSは、ノーカットでみなさんにお見せすることが、ネット放送をめぐる思想のようです。
　このインタビュー動画は長尺ですから、最初は3本に分けてアップされていました。
　テレ東の判断で、「一本化」してアップしたら、急にアクセスが増えたそうです。

　みなさんって、凄いですね。
　ネット時代は短い動画に馴染んでいる時代かと思いきや、たいせつなことは長くても平気なんですね。
　感嘆します。

　この篠原記者の取材ぶりも大したものでした。ぼくはいつもの通り、社交辞令、お世辞は言いません。保身はしないですから。
　19年近い記者経験、そのあとは逆に取材を受け続けている経験がちょうど満22年、いずれをみても、今回の篠原官邸キャップのように事前にしっかり勉強してのインタビューなど、まぁ残念ながら、まず経験がありません。
　安全保障/防衛や、外交については、取材者もその分野をよくご存じだったというのは、少ないですが、無くはないです。取材者にとっても専門分野だったりしますから。
　危機管理になると、これがぐっと少なくなります。
　さらに、資源エネルギー分野では、「事前によく勉強されての取材だなぁ」と感じたことは、これまではただの一度もありません。
　なにせ自前資源があるということを考えたことが無かった国ですから。

　今回はましてや、皇位継承という、正しく知っているひとが非常に稀な分野です。
　護る会の提言でも敢えて強調して記したとおり、学校で何も教えない、教わらないためですね。
　そういう分野をめぐっての取材です。
　また篠原記者はテレビ東京政治部の官邸キャップなので、政局取材で目一杯、忙しいはずです。
　ところが相当に広く勉強されてから取材に臨まれていることが、はっきりと分かり、うれしかったです。
　その動画が、全くカットされず、そして一気に見られる動画としてアップされ直し、アクセスが増えているのも、うれしいですね。

　その動画は、ここです。