On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-05-31 11:24:45
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国会というところの中身も、これまでよりずっとリアルに、ひとつひとつ主権者に知らせたい (名前の誤記を訂正しました。士→史)

▼いま、日曜日の昼前です。
 みなが武漢熱によって苦しむ今年の5月も、最後の日です。
 国会質問の準備中です。
 時間が掛かります。
 しかし、このブログも、すこしづつ書いていきます。

 あとで、まずは、習近平国家主席の国賓来日について政界で、与野党を問わず初めて、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 )以外には初めて、実現することに疑問を呈した外交部会役員会について、詳報します。
 
▼週が明ければ6月2日火曜 ( ちなみに、ぼくを深く信頼してくれた父が国立病院の医療ミスで突然、亡くなった日です ) に開かれる参議院・経済産業委員会にて、国会に出てから23度目の質問に立ちます。
 国会審議を生で、現場で傍聴されることは、主権者にとって、神聖な権利のひとつだと常々、考えています。

 そこで、武漢熱の感染防止との兼ね合いをはかるために国会の事務当局 ( 委員部 ) と協議を重ね、また自由民主党の国対 ( 国会対策委員会 ) に報告し、最終的に、礒崎哲史・経済産業委員会委員長 ( 国民民主党 ) の許可を得て、限定条件付きで、傍聴者を募集しています。
 このエントリーを見てください。

▼今回の審議は、電気事業法の改正案についてです。
 下掲の分厚いやつです。
 これをすべて読み込まねばなりません。その途中です。


▼右が、法律案の要綱や新旧対照条文をまとめたものです。
 左が、経緯や提案理由が記された資料です。

 ぼくは、この改正案そのものに加えて、日本のエネルギー確保全体に広く網を掛けて、あらためて調べ、考え、長いあいだ実務的に主張している自前資源の活用を含めて、30分という短い時間に収まるよう、質問を組み立てていきます。

▼政府側の行政官 ( 官僚 ) の負担を考え、質問の骨子を事前に、一定時間の前に通告する、そのルールは厳しく守ってきました。
 と言うより過去22回の質問すべてにおいて、ルールよりずっと早く質問骨子を提出してきました。

 国会議員のなかには、遅れる議員、それどころか直前に提出したり変更したり追加したりの議員もいます。ただし、ぼくが議員となって3年10か月のあいだ、自由民主党の議員でこれをやった人は見たことがありません。当たり前ですが、おのれが自由民主党議員だから言うのではありません。ただの客観的な事実です。

 しかし自由民主党議員の中にも、木で鼻をくくるような「骨子」だけしか出さない人も居ます。
 確かに、ルール上では、それで問題ありません。
 ただぼくは、そのあとに、ほぼ実際の質問に沿うよう「要旨」も出します。

 国会とは、主権者と国益のためにこそ、丁寧に審議するところだからです。
 おなじ日本国であって、そのなかで立場の違い、行政府と立法府の違いを大切にして、しっかりと中身の濃い議論をするのが本来の目的ですから、敢えて手のうちを行政官に晒すようにしているのです。

 したがって今回も、質問前日の朝までには質問骨子をまず提出し、その午前中には行政官たちと議論もします。
 だから、今夜中に骨子は仕上げねばなりません。

▼国会議員にとって質問は本分のひとつです。
 ぐーぅと自分が集中していくのが分かります。

 しかしブログの続報を待つみなさんの気持ちも伝わってきます。
 だから合間に、ブログも書き続けますね。
 みなさんにとって、きょうの日曜がすこしでも平安の日でありますように。



 
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