On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-07-06 14:53:29
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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武漢熱をめぐってリアルタイム対策本部

▼いま7月6日月曜の午後、自由民主党の本部で武漢熱をめぐる対策本部が開かれています。
 ぼくの発言のポイントは以下の通りです。

▽今日現在の累計感染者数は、およそ2万人(精確には、厚労省が7月5日24時の時点でまとめた資料によると1万9,775人)ですが、そのうち日本国民が何人か、外国のかたが何人かが全く明らかにされないので、国民に不安も呼んでいます。

▽調べてみると、厚労省の把握している限りでは、国籍が判明しているのは、たったのおよそ120人。
 他は、日本国民の数をはじめ何も分からない。
 しかも、そのおよそ120人のうち、感染が最も激しいアメリカ人がわずか4人、武漢熱の発生源である中国の人は、たったの1人です。
 こんな訳がないと、誰でも思います。

▽国民に無用な不安を生むだけではなく、こんな状態で、今後いずれは国別に往来を復活していかねばならないときに、根拠が足りなくなるではないですか。

▽わたしの非公式な調べでは、感染したひとに記入してもらう調査用紙に,国籍が必須事項になっていない。
 なぜ、そうなのか。
 右とか左とかという問題ではなくて、実態の把握のために普通に、当然、必要な情報です。
 厚労省は、このわたしの質問に対して、「調査の必須事項ではありませんから」という答えでは駄目です。
 きちんと把握し、国民にありのままに提供すべき情報なのに,なぜそれをしないのか、するべきだという質問です。

▼厚労省の答えはまだ、これからです。
 多数の議員の質問が続いています。
 他の議員の質問については、ぼくは明らかにしません。その議員のかたが情報発信について判断されることです。



 
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