2020-07-24 19:16:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国会議員はほんとうにゴルフに銀座に料亭か ( 改題しました )
▼スポーツといえば、国会議員になってからゴルフは一切、行かなくなりました。
ゴルフのように、ゆっくりしたリズムのスポーツはもともと苦手 ( ごめんなさいね ) なのですが、まさかの国会議員になる前は、仕事上のお付き合いで、たまに行っていました。
たとえば、「はなわ会」という財界人や弁護士、医師といった集まりのゴルフに、何も練習しないままで散々ご迷惑をおかけしましたが一生懸命に参加したり、沖縄にゴルフが大好きな国士の地元財界人がいらっしゃって、プロアマの大会で入賞なさったりの腕前で「どうしても」と仰るので、もの凄い直射日光のもとでプレイしたり、そんなことがありました。
思えば、次に生まれ変わるときは、みみずに生まれ変わると思ったのは、その沖縄で、例によって練習抜きで打った一打がたまたまスコーンと当たり、はるか遠くまで飛んで、喜んでボールを見に行ったら、ミミズが一匹、ボールの下で死んでいたからです。
この沖縄の国士のような上手な人の打ったボールなら、ともかく、ぼくみたいな下手くそのボールで死ぬなんて、あまりに哀れで、申し訳なくて、あぁ俺は、次はミミズになると思ったのでした。
今も思っています。
▼ところが、国会議員になると、どなたにどのように誘われてても、ゴルフに行きません。
まず休日であれなんであれ、とにかく時間が一切、つくれません。
独立総合研究所 ( 独研 ) の代表取締役・兼・首席研究員の時代から、時間が無いことに苦しんでいましたが、議員になってからのような地獄ではありませんでした。
これでふと連想するのですが、国会議員になってからは、ほとんど会食や飲み会に行きません。
稀に行くときは、自由民主党の外交部会であったり、国会の委員会 ( もちろん超党派 ) であったり、組織としての、いわば公式な会合だけです。
ほんらいのぼくは大酒飲みです。共同通信の記者時代には「共同三大酒豪のひとり」などとデスクに言われたりしていました。
ただ、もともと、独立総合研究所の社長時代から、銀座をはじめ素敵な女性のいる高い店には、ほとんど呑みに行きませんでした。
そうしたタイプの店に、自分から行こうと思って行くことは、社長の全時代を通じて、完璧にゼロでした。と言うか、考えたことも無いですね。呑むなら、焼き鳥屋が当然、いちばんです。
独立総合研究所の経営が、利益を追求しないにもかからわず、ぼくの社長時代から健全だったのは、社長の交際費というものが掛からないことも関係がありました。
それは現在の独研も、同じらしいです。
しかしそれでも、今よりは、夜に会合へ出向くことはありました。
国会議員になってからは、前述の公式会合以外は、ほぼ皆無に近いです。
料亭でほかの国会議員や大臣と、なにやら怪しげな笑顔で笑いあって呑む、それはまったくのゼロです。
すると、テレビドラマや映画では、国会議員ということになりませんね。
日本のドラマや映画に出てくる議員は、どなたが台本を書いても、見事に同じ人間像、欲呆けのくっさーい人間像、そしていつもゴルフと銀座のクラブと料亭です。
ステレオタイプ、固定観念、思い込みの人間像しか書けないのなら、プロの物書きなどお辞めになったほうがいいと思います。
ゴルフは素晴らしいスポーツです。自分がやるのではなくて、見るのは好きです。原稿を書きながらいつもついているテレビでゴルフのあの緊張感の高まる試合をやっていると、熱心に見とれています。
また銀座にも料亭にも罪は何もありません。料亭は日本文化のひとつでしょうし、女性も男性もみんな、一生懸命に働いておられるのです。
それを、国会議員、ゴルフ、銀座のクラブ・料亭の三大バナシにして、イヤな奴の典型としかTVドラマでも映画でも描かなくて、国民、主権者に政治への良き関心を求めるのは、おかしくないでしょうか。
一方で同時に、国会議員の一般的な生活ぶりと、ぼくがまるで違うのも、事実ではあるでしょう。
ぼくという国会議員は、異業種のひとから、やがて議員になっていただくための、テストケースに過ぎません。
政治献金を受け取らず、政治資金集めパーティをしないことも、ドラマ、映画ではあり得ない国会議員像であり、オールドメディアが決して、これに触れないことも、ドラマや映画のステレオタイプと無関係では無いと思います。
主権者のみなさん、目を皿にして、どうぞご覧ください。
ぼくは息苦しいとも思っていません。
そんなのは、4年前に出馬を決めるとき、ごく自然に覚悟していました。
ひとの苦しみを背負うのが、ほんとうの、こっかいぎいんです。
この4年のあいだ、およそ1500日のあいだ、ただの1日も、愉しい日、こゝろ安らぐ日はありませでした。
これからも国会議員でいる限りは、無いでしょう。
それを知ったうえで、どうぞ、異業種のひとよ、おいでください。そしてぼくと違って、ゴルフも銀座も、もしも好きであれば、節度を知りつつ、どうぞ愉しんでください。
こゝろから、それを願います。
そして、やがてはそういう社会になりますように。
国会議員がもっと伸び伸びと、そして志を持って公務に就く姿が、ドラマや映画に描かれるようにも、なればいいですね。
ゴルフのように、ゆっくりしたリズムのスポーツはもともと苦手 ( ごめんなさいね ) なのですが、まさかの国会議員になる前は、仕事上のお付き合いで、たまに行っていました。
たとえば、「はなわ会」という財界人や弁護士、医師といった集まりのゴルフに、何も練習しないままで散々ご迷惑をおかけしましたが一生懸命に参加したり、沖縄にゴルフが大好きな国士の地元財界人がいらっしゃって、プロアマの大会で入賞なさったりの腕前で「どうしても」と仰るので、もの凄い直射日光のもとでプレイしたり、そんなことがありました。
思えば、次に生まれ変わるときは、みみずに生まれ変わると思ったのは、その沖縄で、例によって練習抜きで打った一打がたまたまスコーンと当たり、はるか遠くまで飛んで、喜んでボールを見に行ったら、ミミズが一匹、ボールの下で死んでいたからです。
この沖縄の国士のような上手な人の打ったボールなら、ともかく、ぼくみたいな下手くそのボールで死ぬなんて、あまりに哀れで、申し訳なくて、あぁ俺は、次はミミズになると思ったのでした。
今も思っています。
▼ところが、国会議員になると、どなたにどのように誘われてても、ゴルフに行きません。
まず休日であれなんであれ、とにかく時間が一切、つくれません。
独立総合研究所 ( 独研 ) の代表取締役・兼・首席研究員の時代から、時間が無いことに苦しんでいましたが、議員になってからのような地獄ではありませんでした。
これでふと連想するのですが、国会議員になってからは、ほとんど会食や飲み会に行きません。
稀に行くときは、自由民主党の外交部会であったり、国会の委員会 ( もちろん超党派 ) であったり、組織としての、いわば公式な会合だけです。
ほんらいのぼくは大酒飲みです。共同通信の記者時代には「共同三大酒豪のひとり」などとデスクに言われたりしていました。
ただ、もともと、独立総合研究所の社長時代から、銀座をはじめ素敵な女性のいる高い店には、ほとんど呑みに行きませんでした。
そうしたタイプの店に、自分から行こうと思って行くことは、社長の全時代を通じて、完璧にゼロでした。と言うか、考えたことも無いですね。呑むなら、焼き鳥屋が当然、いちばんです。
独立総合研究所の経営が、利益を追求しないにもかからわず、ぼくの社長時代から健全だったのは、社長の交際費というものが掛からないことも関係がありました。
それは現在の独研も、同じらしいです。
しかしそれでも、今よりは、夜に会合へ出向くことはありました。
国会議員になってからは、前述の公式会合以外は、ほぼ皆無に近いです。
料亭でほかの国会議員や大臣と、なにやら怪しげな笑顔で笑いあって呑む、それはまったくのゼロです。
すると、テレビドラマや映画では、国会議員ということになりませんね。
日本のドラマや映画に出てくる議員は、どなたが台本を書いても、見事に同じ人間像、欲呆けのくっさーい人間像、そしていつもゴルフと銀座のクラブと料亭です。
ステレオタイプ、固定観念、思い込みの人間像しか書けないのなら、プロの物書きなどお辞めになったほうがいいと思います。
ゴルフは素晴らしいスポーツです。自分がやるのではなくて、見るのは好きです。原稿を書きながらいつもついているテレビでゴルフのあの緊張感の高まる試合をやっていると、熱心に見とれています。
また銀座にも料亭にも罪は何もありません。料亭は日本文化のひとつでしょうし、女性も男性もみんな、一生懸命に働いておられるのです。
それを、国会議員、ゴルフ、銀座のクラブ・料亭の三大バナシにして、イヤな奴の典型としかTVドラマでも映画でも描かなくて、国民、主権者に政治への良き関心を求めるのは、おかしくないでしょうか。
一方で同時に、国会議員の一般的な生活ぶりと、ぼくがまるで違うのも、事実ではあるでしょう。
ぼくという国会議員は、異業種のひとから、やがて議員になっていただくための、テストケースに過ぎません。
政治献金を受け取らず、政治資金集めパーティをしないことも、ドラマ、映画ではあり得ない国会議員像であり、オールドメディアが決して、これに触れないことも、ドラマや映画のステレオタイプと無関係では無いと思います。
主権者のみなさん、目を皿にして、どうぞご覧ください。
ぼくは息苦しいとも思っていません。
そんなのは、4年前に出馬を決めるとき、ごく自然に覚悟していました。
ひとの苦しみを背負うのが、ほんとうの、こっかいぎいんです。
この4年のあいだ、およそ1500日のあいだ、ただの1日も、愉しい日、こゝろ安らぐ日はありませでした。
これからも国会議員でいる限りは、無いでしょう。
それを知ったうえで、どうぞ、異業種のひとよ、おいでください。そしてぼくと違って、ゴルフも銀座も、もしも好きであれば、節度を知りつつ、どうぞ愉しんでください。
こゝろから、それを願います。
そして、やがてはそういう社会になりますように。
国会議員がもっと伸び伸びと、そして志を持って公務に就く姿が、ドラマや映画に描かれるようにも、なればいいですね。