…危機管理の実務のため、北陸路に向かっています。
　まだ真っ暗な朝の5時半に都内を出発し、いま午前8時を過ぎて、だいぶん近づきつつあります。強烈に眠いです。
　今日もテレビ朝日系列の「ワイド・スクランブル」の生放送にオファーがありましたが、実務の日程は関係者も多く、まったく変えられませんから、受けられませんでした。

　きのうの日曜は、朝から三鷹市に行き、市と市民が共催する憲法を考える会で、講演し、みなさんと一緒に考えてきました。
　その冒頭に、思わず言ってしまいました。「よく、ぼくを覚えていらっしゃいますね」
　と言うのも講演の直前に、市民のなかから強いご希望があってぼくにオファーしたという趣旨を清原慶子市長や市の幹部の方からお聞きしたからです。

　この三鷹の会は、わりあい高齢者の方も多かったので、「(ネットを別にすると)ぼくを見る機会はほとんど無くなっているはずです。今日はこうやって一緒に考える機会があって、ありがとうございます」というようなことを述べました。
　地上波のテレビ番組には、ぼくはもっと現れなくなるでしょう。
　ある番組は、ひとつだけの控え室にみな同室なので、ほかの「有識者」のかたがたが、どれほど芸能プロダクションと結びつきが深いか、利が厚いか、あらためてよく分かります。辛口で有名なある人は、プロダクションから派遣されたお付きの人が部屋に沢山の衣装をどっと並べ、ぼくがパソコンで仕事をしている机にも衣装を広げ、そのお付きの人がアイロン掛けを始めました。アイロンがパソコンにぶつかりそうです。
　ふはは。
　プロダクションと関係を持たない人間などは、眼に入らない感覚、その無自覚な感覚がありありです。悪意はもちろん別にないのです。
　そして、ほかの人は一目でプロダクションと分かる人々と、視聴者が知るよしもない、おそらくは想像もできない「相談」です。

　ツルんでいなければ排除されるのは、人間の常だし、日本社会では特にそれが烈しいですね。
　ぼくは愛国者です。
　それは祖国が命を与えてくださり、育んでくださったからです。
　よい社会だからではありませぬ。
　良くも悪くも、われらが祖国。
　悪しきに染まらず、ささやかに良くしようと、ちいさな力を尽くして死ぬ。
　それだけのことです。何も難しいことはありません。


　…ところで、この地味ブログに、そのうち「人生とスポーツ」という書き込みをアップしようと思っています。JAF(日本自動車連盟)の公式戦に練習もできないままなぜ参加したかの顛末なども、いくらかは書いてみようと考えています。
　クルマやスポーツについては、本も出したいのです。