On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2015-02-02 06:39:10
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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いま…

…危機管理の実務のために、北陸路にいます。
 さ、寒い。
 体調もおかしいのだろうけど、熱燗を呑んでも、あったかいお蕎麦を食べても、とにかく寒くて、駅の待合室で震えあがっています。

 これから深夜に帰京して、明日午前にテレビ朝日「ワイド・スクランブル」の生放送に顔を出し、ISIS(自称「イスラーム国」)のテロについて話します。
 ぼくが現れる時間は、生放送ですから動くと思いますが一応、午前10時55分からです。

 北陸路を車で動いているとき、小雪に閉ざされたような海岸線も走りました。
 拉致事件の現場です。

 安倍総理は国会で、中東のテロリストたちに「罪を償わせる」と明言しました。
 拉致事件の主犯たちに、こうした明言はあったでしょうか。
 安倍さんは、政治家のなかでは例外的に拉致事件に本気の政治家です。
 その安倍さんにしてこうです。

 海岸線は、その後、実務を終えた夜にまた走りました。
 美しい日本海の浜辺に、どうしても陰惨な影を感じてしまいます。
 諦めちゃいけない。
 この寒い駅前で、ぼくがおのれに言えるのは、それだけです。


▼今朝、東京の自宅を出るときに、「ぼくらの真実」(扶桑社)の増刷された一冊が版元から届いているのに気づきました。
 この書も、そのささやかな気持ちの表れです。
 みんなのおかげで、初の増刷を迎えました。
 気がついたら表紙を手ですりすりしていました。
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