On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-07-14 18:05:57
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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安倍晋三元総理を国葬にてお見送りすることが実現します

▼すこし前に伝わっていましたが、今、岸田総理が正式に表明されましたので、ここに記します。

▼このブログでお伝えしてきたように、早い段階から国葬が必須と考え、岸田総理に直接、提案いたしました。
 それと共に、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 ) の代表として動いてきました。
 護る会は昨日の7月13日水曜に、持ち回り執行部会を開き、国葬を求める提言の執行部案を取りまとめました。
 そして今日14日木曜に、持ち回り総会を開き、提言案を詰めました。

 これと同時並行で、総理官邸側と交渉を続けていたところ、前向きの姿勢が示されたために、護る会の総会の議論を粛々と進めたうえで、総理の決断を見守っていました。
 そして、岸田総理の良き決断に至りました。

▼わたしとしては、以下のように考えています。

『日本国の歴史において最長の内閣総理大臣を務められた安倍晋三元内閣総理大臣が、不幸にして凶弾に斃れられた。
 安倍晋三元総理の日本とアジア、世界における功績は、まさしく悠久の歴史に残っていく次元に達しており、政府は、大勲位菊花章頸飾を授賞することを決定した。
 したがって昭和42年、西暦1967年に吉田茂元総理を国葬にて弔ったと同様に、国葬にてお見送りすることを提言し、内閣総理大臣の決断を求めたい。
 上記のように、吉田茂元総理の国葬で先例がある上に、安倍元総理は平和安全法制の成立や「自由で開かれたインド太平洋」構想の提唱などによって、日本とアジア、世界の平和構築において時代を大きく画する功績を残された。
 国民の追慕の念は吉田茂元総理に比してまったく遜色がない。それは安倍晋三元総理の通夜、告別式、さらに葬送の車列のお見送りに際して非常に多くの国民が自ら集われたことでも明らかである。
 さらに、世界が尊敬し記憶する日本の指導者が凶弾に斃れられたとき国葬にて弔うことは、卑劣なテロリズムに屈しない日本の国家意思の表明ともなる。
 岸田文雄内閣総理大臣のご決断を強く要請したい』

 この考えも含めつつ、護る会の執行部会および総会では、提言案が自由に議論されました。

▼個人的には、少数であっても反対論の一部については、理解をします。
 秋の国葬が、日本国民の新しい一致点を生み出すよう、今後も努力します。





 
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