On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-08-21 11:02:00
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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無駄に死ぬ

 これは、もともとわたしの覚悟です。
 今は、覚悟だけではなく、濃厚な予感でもあります。

 しかし、きょうの独立講演会@神戸にお出でになるみなさんのように、わたしと一緒に考え、共に戦っているみなさんは、決して無駄になることがありませぬ。
 高杉晋作さんが20代で夭折したとき、まだ天下の大元は徳川将軍が握っていました。
 坂本龍馬さんが30代前半で暗殺されたとき、大政奉還は成されていましたが、王政復古の大号令はまだであり、明治国家は出現していませんでした。
 しかし、この両者や、雲の如く湧いた人材、そして名もなき草莽の志士の屍、その向こうにアジアで唯一、西洋の列強に侵されざる日本が屹立しました。
 晋作さんや龍馬さんを支えたひとびとの血と汗は、その一滴も、無駄になることは無かったのです。

 神戸の独立講演会へ向かう途上にあります。
 みなさん、きょうも昨日も明日も、ありがとう、こゝろから。





 
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