On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2015-03-04 12:44:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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さすがに…

…へとへと、疲労の極地です。

 予定では2時間、つまりそれでもふつうの講演より長く設定されていたロスでの、在米邦人のかたがたへの講演でした。
 会場の熱意を意気に感じて、6時間20分、ずっと声を振り絞って続けました。

 終わって、前日のサンディエゴ海軍基地訪問の疲れもあり、ほんとうはホテルの部屋に戻って倒れ込みたかった。
 だけど、中韓の謀略宣伝のあおりで日本の子供たちが苦しんでいる実情を、口の重くなりがちな親御さんたちからどうしても聞かねばなりません。
 そこで、何気ない雰囲気をぼくなりにつくって即席の食事会を提案し、店がとっくに終わる時間まで、和気あいあいと話をしました。

 それにしても、お店も時間を延長して対応してくれました。
 マネージャーの日本のかた、そして店員さんたちもありがとう。

 きのうの帰りのフライトでは、声が別人のように潰れてしまって、キャビンアテンダントがぼくの言うことを聞き取れない。
 これは帰国後すぐの「水曜アンカー」も「ザ・ボイス」も困ったな、と思いつつ、成田に着くと、そのまま家に帰らず、国内便に乗り換えて、大阪へ。
 そして今日、これから「水曜アンカー」です。

 果たして声が出るのか。
 朝のRKBラジオでは、どうにか出ていたけど。

 ただ力を尽くすだけですね、きょうも。
 しかし日本に戻ってきて愕然、あんなに在米邦人のみなさんが一生懸命に祖国を考えているのに、日本では「補助金を受けた企業からの献金が、ん万円」という話ばかり。
 講演では途中、何度も、「ほんとうに続けて大丈夫ですか」と聴衆のみなさんに確認しながら話していきました。
 集まったみなさんは、少年少女から、戦中世代の高齢のかたがたまでいらっしゃるから。
 そのほぼ全員が大拍手と大きな声で「続けてください」とおっしゃったから、ぼくも最後まで続けられた。
 ぼくの話がどうということでは無くて、それぐらい、祖国に思いを寄せていらっしゃる。

 あぁ、ぼくたちは何を成すべきなのか。
 ほんとうにそれを一緒に考えましょうね。
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