On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2015-03-03 12:55:40
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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シカゴじゃなくロスの夜は長かった

▼ロス郊外の「ダブルツリー・ヒルトンホテル」に集まってくださった在米邦人は、広い会場ぎっしり。
 とても若い人から、アメリカでの苦労を刻まれたかたがたまで、もの凄い熱気だった。
 それに応えようと声を振り絞って、気がついたら講演は、実に6時間20分になっていました。

 午後2時に開始、終えたのは夜の8時20分。
 そのあと、中韓の反日工作のあおりで、お子さんが苛めなどに遭っている方の話を直接聞くために、日本食レストラン「さぬきの里」へ。
 ここで出されたウニのおいしさにびっくり。
 聞けば「ここの地元産のウニは、あまりにおいしくて日本にもどんどん輸出されている」そうな。
 そこで店が終わるまで、みなさんと一緒に居て、お店の求めで色紙にサインして、大雨のなかを宿泊先に帰りました。


▼力の限りを尽くしても、在米邦人のかたがたの苦境は掬(すき)いあげきれない。
 アメリカだけではなく、世界中に居る、われら同胞(はらから)の命運に真正面から関与していく日本国、日本国民であらねばならないと痛感する講演会でもありました。

 独研 ( 独立総合研究所 ) 総務部と、一年がかりで調整なさった主宰者の「JERK日米教育サポートセンター」のかたがたに、あらためて感謝します。
 独研総務部は、不肖ぼくを護る(独研社長の日程のぎりぎりの合理性、なかでも公平さを貫く)ことにおいて誇りを持って仕事をしているから、調整は簡単ではなかったと思います。
 超長時間の講演を、仕事やご家庭の都合で中途退席されるかたもごく少なく聴き入って、質問もしてくださった在米邦人のかたがたも含めて、みなさん、ほんとうにお疲れさまでした。

 さぁ、日本へ戻ります。
 日本に着いたら、そのまま国内線に乗り継いで大阪に入り、関西テレビ報道部との議論に臨み、「水曜アンカー」の生放送に参加します。時はもう、3月です。


* タイトルの意味は、古いアメリカン・ロックを知っているひとなら、お分かりですね。
   かつて、シカゴというロックグループが「長い夜」という曲を世界中でヒットさせました…。

** 写真は、まずはウニのおいしさのお裾分け。それから、カリフォルニアの青い空です。在米邦人の胸に、この青い澄んだ色が戻りますように。




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