2023-05-30 04:08:15
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【書き間違いを修正しました】【最後を推敲しました】 護る会は大波小波を淡々と呑み込みつつ、大きくなっています
▼先日、同期議員である佐藤啓・参議院議員がわたしに「護る会に入会したいんです」と仰いました。
護る会は、入会も、退会も、まったくご本人の自由意志です。
組織としての勧誘は一切、行っていないので、佐藤啓議員からの申し出も、事前には何も予測していませんでした。
ちなみに、退会者はゼロです。
▼護る会はこれで、87人の衆参両院の自由民主党議員を擁することになりました。
西暦2019年の6月に、最初はわずか5人で発足し、上述の通り何も組織的な勧誘はしない、つまり数を増やすことを目的とはしないまま、結成から4年で87人となっているわけです。
▼護る会はいま、分科会を3つ、動かしています。
(1)台湾分科会
(2)家族法制分科会
(3)カウンター・インテリジェンス分科会です。
会の発足と同時に掲げた3本柱は、皇位継承を父系一系によって安定させること、国土を中韓に奪われないこと、スパイ防止法を制定することです。
皇位継承については、写真の通り、総理官邸で安倍総理に提言を手交しました。
その主な内容が、岸田内閣の有識者会議の報告にほぼ盛り込まれました。
大きく前進したと言えます。
それを政府方針として確定させることが、いまの課題です。
国土を護ることについては、護る会が生まれる前は何度やっても成立しなかった土地調査規制法を成立させました。すでに施行されています。
これも前進ではありますが、まったく足りません。
改正を重ねていくことが課題です。
スパイ防止法は、かつて自由民主党が議員立法として成立を図って失敗に終わった経緯があります。
それもあって、意義を理解されている主権者が少数派であるとみられることも含め、かなりハードルが高いのが現実です。
そこで、上記の「カウンター・インテリジェンス分科会」を設置して、新しい道を模索しているところです。
分科会のうち「台湾」は、台湾有事の懸念も大きく、もっとも急ぐ課題のひとつですから議論を重ね、すでに提言の案ができあがり、先日の護る会・拡大執行部会に諮られました。
そこで活発な意見が出たのを受けて、現在、分科会の長島昭久座長と平沼正二郎事務局長のもとで修正作業が行われています。
分科会のうち「家族法制」は、夫婦が離婚なさった後の子供の親権をどうするか、それを中心に議論を続けています。
▼こうした活動は当然、国会議員の本分である国会質問と同時進行で行っています。
これまで7年で41回の国会質問を行っていますが、すべての質問に共通しているのは「従来の『与党質問』はしない」ということです。
従来の「与党質問」には、総理や大臣をあからさまに持ち上げたり、政府にきちんと問わない質問もあるということを、政治記者の時代から痛感していました。
思いがけず議員になった以上は、そうした質問とは根本から異なる質問をすべきだと考え、実行しています。
ゆうべアップした「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( これです。20秒から30秒台ですべてに答えるショート動画はここです ) の最新分は、その第40回目の国会質問です。
まず、福島原子力災害のあとに作られた原子力規制委員会が、まるで神聖不可分な組織のような振る舞いを重ねていることに対し、国会議員の責務として真正面から切り込んで問うています。
また、韓国を「ホワイト国」に不当にも戻した問題を、西村康稔経産大臣に、これも真っ直ぐに問いました。
ここを視てくだされば、幸いです。
▼こうした議員活動を支える、魂のビタミンは、拙著の読者の存在です。
わたしは本来、ひとりの物書きだからです。
命を削りつつ、作家であることと、議員であることを両立させようと毎夜、遅くから未明まで、試みています。
そうやって編んだ物語である「夜想交叉路」を、よろしければ、ここで手に取ってみてください。