On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-11-09 03:48:09
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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赤ちゃんも高齢者も日本の希望です  適当な言葉を並べているのではありませぬ



▼「少子高齢化が問題だ」という常套句は間違いだと、民間専門家の時代から申しています。
 少子は問題です。しかし高齢は問題ですか ?

 昔から長寿は尊ばれてきたのですから、高齢者が多いのは日本人の努力の成果です。
 子供が生まれなくなって、人口のバランスが崩れ、老壮青という言葉が廃れているのが問題なのです。 ( ちなみに、ろうそうせい、という成句をパソコンで打ち込んでもまともに変換されなかったりします )



このエントリーですでに掲げた写真です。
 この赤ちゃんのお母さまは、地元の市議でいらして、きっと老壮青の意義も踏まえつつ、子育てと地方政治の両立を実現されていくと信じ、祈り、応援しています。

▼老壮青の「青」 ( 蛇足ながら、あお、ではなくて、せい ) のひとり、三浦麻未・公設政策秘書が「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録前の雑談で、不肖わたしの深い鬱屈の原因について「人権がないから」とずばっと言って、ちょっと驚きました。
 そのまま最新放送 ( これです ) の収録に入って、それを噛み砕いて話してくれました。

 一方で、発信するとは、誤解を生むということでもあります。
 発信したら理解されるというのは、違います。新しく発信すれば、新しく誤解を生む、それが、たった今の現実です。
 三浦麻未・公設政策秘書はかつて、わたしが独立総合研究所 ( 独研 ) の社長時代に社長秘書でした。
 独研の総務部秘書室には、社長秘書がふたり居ました。当時からわたしが極めつきの多忙だったためです。そのうち、ひとりは日程調整の担当、そしてもうひとりの清水 ( 現・三浦 ) 麻未秘書は同行担当でしたから、その頃は一緒に全国を回って日本の主権者と接しました。

 わたしが国会に出るとき、共に独研を去って議員会館の青山繁晴事務所へ入り、そして結婚して三浦となり、ふたりの幼子のお母さんになりました。
 子育て中の今はなかなか同行できませんが、やはり主権者のみなさんに接しています。
 民間時代と国会議員時代の違いを、世界でいちばん知っているひとですね。

 それを彼女は、きちんと整理して考えていたんだなぁと、収録前も収録中も感心しました。
 しかしこの放送で、三浦麻未・公設政策秘書が実感に基づいて話したこと、あるいはわたしが率直に話したこと、それに対して、真っ当に理解してくれる人が少数いて、鬱屈に拍車を掛けられることが多数あって、これがありのままの社会の姿です。

 わたしは日本国の国会議員で居る限りは、それをそのまま受容します。これも責任のひとつだからです。
( ただし、度が過ぎて犯罪行為である場合は立ち向かいます。このエントリーにあるように、刑事事件として捜査され書類送検されることが実際にあります )



▼高齢者も、赤ちゃんとお母さまも、鈴木英敬代議士の応援遊説でお逢いしました。
 みなさん、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 )  の若き執行部員、英敬ちゃんをふたたび国会に送り出していただき、こゝろから、ありがとうございました。

 鈴木英敬さんは、暗殺された安倍さんも、大きな期待を寄せていました。
『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』 ( ここ、あるいはここ ) をお読みいただけるなら、お分かりになるとおり、安倍さんはもっぱら大臣や自由民主党議員に不満があるとき、なぜか、わたしに夜半、電話してこられました。
 正直、あの温厚な人柄の安倍さんが、わたしと話す時は滅多に人を褒めないのが、ちょっと不思議でした。
 しかし、英敬ちゃん、あ、申し訳ない、鈴木英敬代議士のことは褒めていたのです。



▼これも前のエントリーに載せた写真ですが、鈴木英敬代議士の三重4区は、お伊勢をはじめ清浄な地に日本の神々が鎮まっておられるところです。
 そこに棲まわれるわが同胞、主権者のみなさんに、あらためて畏敬を捧げます。

「青」のトップランナー、二十歳の学生インターンの増野優斗くんは今週も、忙しい学業生活から昼休みなどに駆けつけて、ショート動画を収録してくれました。
 またまた、聞きにくいこと、答えにくいことを、みなさんの代わりにわたしにぶつけています。これです。
 できれば視てやってください。20秒から30秒、長くても40秒だけ、みなさんの貴重な人生の時間をお借りできれば、と思います。

 優斗くんのように、弛まぬ無償の努力のできる「青」、三浦麻未秘書のように、鋭い客観視のできる「青」、いずれも日本の高齢者の味方であり、「壮」の味方であり、そして幼子の味方です。
 彼らに無言で励まされて、きょう11月9日の土曜日も、地方へ出張に出ます。
 秋のいちにちの夜明けのあと、このまま新幹線に、ずるずると居眠り龍のように乗り込むのであります。わはは。





 
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