▼やっと搭乗が始まったと思ったら、搭乗口がアナウンスもなく勝手に変更になっていて、ぼくの乗る飛行機とは違っていた。
　急いで、変更されていた搭乗口に行くと、幸か不幸かこっちも遅れている。
　しかし、新しい出発時刻では、ワシントンDCへの乗り継ぎ便に間に合わない。
　えらいこっちゃ。

▼成田を出るとき、ワシントンDCへ真っ直ぐ飛ぶ便に乗る国会議員は、ひとつの航空会社のひとつの便だけで20人ほどいました。
　ところがヒューストンにまず飛ぶなんて議員は、ぼくしかいない。
　そのために四苦八苦です。
　それでもヒューストンに、ぼくの専門分野からすると国益のためには行くべきでした。
　後悔はもちろんないけど、さぁ、どうする。

▼政治献金を受け取らないためにお金が無いので、秘書の同行も無くひとり。
　ひとりだと、こうしたトラブルのときにトイレにも行けない。
　トイレに行っている間に、アメリカの航空会社は先ほどの搭乗口変更と同じく、何の知らせも無く勝手に、航空会社の都合を優先させるから、何が起きるか分からない。
　搭乗口に張り付いていなければなりませぬ。
　国会議員になっても、ひとりで困難とぶつかりつつ世界を歩いていたときと、ぼくは変わりませぬナァ。
　わはは。