On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2010-08-16 20:00:04

ふだんとは違うお知らせを、ふたつ





▼ニッポン放送が主催し、「がんばろう!宮崎」を掲げるMRT宮崎放送が後援する舞台劇、「終戦65周年平和祈念特別公演   永遠の一秒」に、ぼくも「語り」として出演します。
 この「永遠の一秒」は、特攻隊員を通じて、いのちそのものを考えるドラマではないかと、ぼくは思っています。
 敗戦を終戦と表現していることを含め、ぼくとこの舞台劇は、戦争観・平和観、日本の歴史の見方は同じではありません。
 しかし、いのちを真摯に考え、突きつめていったら特攻隊員になった、という演出の畠山貴憲さんのありのままの述懐に思うところあり、生まれて初めて、舞台というものに、ごくささやかながら関わることになりました。

 また、このドラマは、特別攻撃隊出撃基地のひとつになった帝国海軍の赤江飛行場(現・宮崎空港)を主要な舞台にしています。
 それに伴って、ドラマの収益の一部は、宮崎県の口蹄疫で重い被害を受けられた畜産農家への支援金として寄附されます。
 この点も、ぼくにとって大切なことです。

 主な出演は、塩谷瞬さん、伊嵜充則さん、住谷正樹(レイザーラモン)さん、中本賢さん、津山登志子さん、西尾舞生さん、千波丈太郎さん、ブラザートムさん、相楽清仁さん、原万紀子さん、水野久美さんです。
 語りは、女優の斉藤慶子さんと、ぼくです。


▼東京・新宿の東京グローブ座で上演されます。
 ぼくの出演日は、公演日のすべてではありません。9月18、19、20、23、24、25日のみの予定です。
 チケットの購入方法など、詳細は、「永遠の一秒」公式ホームページhttp://www.eien-1.infoを、みてください。(独研では、チケットを扱いません)


▼それから、以前にぼくのポートレートを撮られ、インタビューもなさった写真家の蛭田有一さんが、写真展『政界華肖像』を開催されます。
 50人のかたがたのポートレートと言葉が展示されるのですが、そのなかに、ぼくのポートレートと、それからインタビューから抜粋した言葉もある予定です。
 期間は、9月10日金曜~9月16日木曜、会場は、富士フィルムフォトサロン東京で入場無料です。
 ぼくが顔を出している時もあるかもしれません。

 また、蛭田有一さんのオフィシャルサイト「政界華肖像」にも、ポートレートとインタビュー(フル・テキスト)が掲載されています。
 蛭田有一さんのオフィシャルサイトと、展示会のハガキ(PDF)は、独研(独立総合研究所)の公式ホームページhttp://www.dokken.co.jp/から飛べます。

 会場でお目にかかれるかもしれませんね。よろしければ、どうぞ。
 蛭田さんは、時代を呼吸する素晴らしいカメラマンです。


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