On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-07-02 03:33:44

胸熱く、思い出深く、決意新しく




▼ぼくと、独研(独立総合研究所)と共にある「インディペンデント・クラブ」(IDC)の会員のみなさん、たいへんに、たいへんにお待たせしました。
「青山繁晴.TV」(あおやましげはる・どっと・TV)の新しい動画がアップされています。


▼まずは、以下の2本です。
▽「IDC徳島集会」

 ぼくが新人記者として赴任した初任地、四国は徳島でインディペンデント・クラブの集会を開きました。
 東京や大阪、神戸などだけではなく、すこしづつ様々な地でもIDC集会を開いていきたいという願いの、第一弾です。
 地元・徳島のかたがたやIDC会員と一緒に、ぼくが阿波踊りを踊っていたり、まぁ早い話がほかの映像ではあり得ない画面がいっぱい出てきます。
 社会人スタートという、いわば責任ある、もうひとつの青春を、みんなでほんの少しでも共有できた気がします。

▽「メタンハイドレート独自調査の初航海」

 独研が初めて単独で海洋調査船を日本海に出し、青山千春博士の特許技術をフルに駆使してメタンハイドレート調査をおこなったときのドキュメントです。
 船に一緒に乗り込んだIDC会員のみんな、硫黄島指揮官の栗林中将の孫として共に乗り組んでくれた新藤義孝さん(現・総務大臣)、最先端の調査能力を持った第七開洋丸のプロフェッショナルのクルーたち、そして青山千春博士…まさしく真摯に、初めての自前資源を広大な海から祖国にもたらそうと努めている、その姿を画面に見ていて、ぼくは胸が熱くなりました。



▼次に、以下の2本も、まもなくアップされます。
▽「IDC沖縄集会 白梅同窓会とともに」

 沖縄の少女たちが、まだ見ぬ後世のぼくたちのために命まで捧げてくださった学徒看護隊。その白梅の塔、自決壕に、IDC会員のみんなとぼくが集合し、白梅学徒看護隊の生き残りのかたがたと出逢いました。
 この画面は、正直に言います、涙して視ました。

▽「サンノゼ講演」
 アメリカ在住の日本国民の主婦のみなさんらが、さらりと、そして愉しく立ち上がり、太平洋を越えて、海外の邦人のための講演が実現しました。
 その胸を打つ記録です。
 ぼくは、またきっと太平洋を越えようと、この画面を見て決意を新たにしました。


▼前のエントリーでお話ししたように、インディペンデント・クラブ(IDC)は、追加募集を行う方針を決めました。
 募集が始まったら、お知らせします。
 それまではIDC事務局も「今はまだ募集していません」としかお話しできないので、そこは事務局の苦労を分かってやってくださいね。


▼この「青山繁晴.TV」をIDC会員以外でもご覧になりたいという声も、しっかり届いています。
 実はひとつ壁があって、まだ実現していません。
 引き続き、独立総合研究所の総務部などが努力しています。


▼アップする動画のうち、「メタンハイドレート独自調査の初航海」は、青山千春博士が書き、ぼくがアシストした新刊「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)の世界そのものです。
「IDC沖縄集会 白梅同窓会とともに」は、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)に書き込んだ世界です。

「IDC徳島集会」や「サンノゼ講演」は、準備中の「ぼくらの祖国 続編」に繋がっていくでしょう。


*写真はいずれも、昼夜兼行24時間体制で調査航海中の第七開洋丸から撮った日本海です。
 データ、写真が大きすぎますね。ごめんなさい。
 ただ、日本海に出ている雰囲気を、どなたにも感じてほしくて、あえてアップしてみました。

  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ
  • ページのトップへ