On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-07-04 13:05:14

実は今日、11年3か月余り、書き続けてきた小説の新作の初稿を脱稿しました。その日に…



…こんな書き込みをいただきました。

 うれしい、というか励まされ、勇気を共にできる書き込みは、決して少なくありません。
 なかには、ありのままに申して、ひとり涙が出そうになるものもあります。
 その、たいせつな、ひとつです。

~以下、書き込みをそのまま引用~

やっと本が手に入りました 2013-07-04 09:56:20 hiroko

始めまして青山さん ラジオ、テレビ等で青山さんからいつも多くの事を学び無関心だった政治に対しても意識が大変変わりました 心から感謝もうしあげます

さて、タイトルに書いたようにAmazonで予約していました「希望の現場」と「ぼくらの祖国」昨日ようやく手に入り嬉しくて家事が終ったらゆっくり読もうと食卓に置いておりました所、学校から帰宅した息子が「ぼくらの祖国」を手に取り静かに読んでいました

普段息子は漫画位しか読まないのに、本を読む姿に最初は驚いて声をかける事ができませんでした
 驚いて…と、言うより声をかけて邪魔をしたくなかったと言うのが本当の所なのかもしれません

息子は現在高専に通っていますが、来年卒業し電気設備関係の企業に就職します
就職先を考える時親子で様々な葛藤(本当にしたいことが何か答えを見つける事が大変でした)が有りましたが、本人が道を決めた背景に何が有ったのかは私にはわかりませんでした

話を戻しますが、そんな息子が読みかけの本を自分に譲って欲しいと言い出し理由を尋ねると、息子はYouTube等で青山さんの事を以前から知っていたらしく自分がもがいていた時、とても影響を受けた人でずっとこの本が欲しかったと話してくれました

私は大変驚き夕飯支度そっちのけで(笑)息子と青山さんの話を始めこの時初めて親子で心の奥深い部分で話が出来ました

息子が将来海外で展開する日本企業の為に、又諸外国の為に技術を提供していける役に立つ技術者になりたい だからこの企業を選んだのだと本当の志望理由を教えてくれた事を昨日初めて知り、どうしても一言青山さんに感謝の言葉を伝えたくてブログのコメントに書かせていただきました

普段ゲームばかりしている息子が急に就職に舵をきって会社を決めてきた理由にそんな深い思いがあったとは知りませんでした ですから私はとても嬉しかったんです

青山さん どうかお身体にお気をつけて日本の為にそして私達の為に沢山のお話をこれからもお聞かせください 

嬉しい気持ちのままダラダラ書いていまして、文章が変かもしれませんが、どうかお許しください

~引用終わり~

▼この親子の光景、ぼくの胸に生涯、消えることはないでしょう。
 ありがとうございました。

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