On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-08-25 19:30:17

4時間半ほどの講演を無事、終わりました



▼ゲリラ豪雨にやられて、開場は遅れましたが、独立講演会(in 神戸)そのものは予定通りに午後1時半に始め、6時10分頃に終えました。
 ありがとうございました。

 独立講演会には、ふたつ、他の講演会にない特徴があります。
 ひとつ、時間無制限です。
 ひとつ、質問を山ほど受けます。

 講演会はふつう、1時間か1時間半です。当然ですね、ほんらいは人間の我慢、集中力は90分ぐらいが限度ですから。
 しかし、たったひとつの祖国をぼくらがいかに甦らせるかを一緒に考えていると、どの講演会でも時間がまったく足りません。
 そこで、「時間無制限」で自主開催する講演会、すなわち独立講演会を始めました。
 ただ、お聴きになるかたがたの疲れを考えると4時間半を目安にしています。
 きょうも無事、その時間いっぱい、みんなと一緒に考えました。

 質問もいつも、お受けしたいのです。
 しかし、ふだんの講演では、とてもその時間がありません。
 そこで独立講演会では、むしろ、質問にお答えするのがメインです。きょうも、実にさまざまな質問が出ました。
 福島第一原発の汚染水の問題を鋭く問う質問から、「神仏はほんとうに居るのか」、「二十歳の頃の青山さんはどう生きていたのか」という質問もありました。


▼こんな優しい書き込みをいただきました。

~引用ここから~

無事講演が行えますように 2013-08-25 15:33:40 西谷義堂

青山様いつもご苦労様です。ゲリラ豪雨に負けずに有意義な講演が行えますよう、ご祈念いたします。私は北海道に住まうものです。青山様にお願いです。いつでも構いませんが、必ず北海道でも講演にいらしてください。伏してお願い申し上げます。仕事柄数日の休暇もありません、せいぜい取れて一日に限られてしまいます。そうでなければたとえ日本国中どこでも青山様の講演を聞きたいと思っていますが、叶えられることがなく、インターネットのみにて聴けるので、いつかこの目とこの耳で青山様の講演するお姿・お話を聞きたいと念願する者であります。どうかこの事を青山様のお心に留めていただきたくコメントされていただきます事をお許しください。

~引用ここまで(すべて原文のまま。最後の「コメントされて」はおそらく「コメントさせて」ですね)~

 独立講演会は毎月一回、ずっと東京と関西で交互に開催してきましたが、「それ以外の地方でも」というお声が多いので、検討しています。
 10月20日に、まずは博多で行います。会場は何と、能楽堂です。
 前日の10月19日は、RKB毎日放送の「ラジオ祭」でトークショーに参加します。
 その10月19日の夜には、久しぶりにライブ(弾き語り)を、福岡市内のライブハウスでやります。

 これを皮切りに、名古屋でも考えています。
 札幌なども、考えたいですね。
 ぼくは、どこへでも行きます。
 実際、たとえばアメリカの西海岸(サンノゼ)へも行きました。サンノゼは、来年の5月に再び、行って講演する予定です。
 課題は、ひとに集まっていただけるかどうか、だけです。


▼きょうの神戸での独立講演会では、出たばかりの新書の「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス)を手にされているかたが多くて、嬉しかったです。
 実は「二十歳の頃のぼくがどう生きていたか」は、この新書に、思わずたっぷり書いてしまったのです…。
 この新書には、写真がたくさん出ていますが、青山千春博士がアルバムも未整理の写真もそのまま出版社に預けてしまい、出版社の編集者が勝手に、いや自由に選んで、印刷しちゃいました!
 はずかし、びっくりの写真もいっぱいだぁ。
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