On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-08 16:25:19
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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★速報  たった今、「至急の要請」を渡しました (書き加えました) 【写真説明を加えました】

 ナマの重要な動きが続いて、なかなかブログに書き込めないですが、とりあえず速報しておきます。

 護る会  (  日本の尊厳と国益を護る会 / JDI  ) は、「次の緊急経済対策、次の補正予算」に向けて「至急の要請」を持ち回り執行部会、そして持ち回り総会にて議論してきました。
 そして意見・異見の一致点を模索して、提言書をまとめ上げました。
 それを、きょう4月8日水曜に総理官邸と自由民主党本部を回り、総理、幹事長、政調会長、総務会長、参院幹事長、参院政審会長へそれぞれ提出しました。



▼まず総理へは、岡田内閣官房副長官を通じて、渡しました。
「密集を避けるため、大人数で今、総理官邸へお出でになることはできません。護る会の代表おひとりで来てください」という官邸サイドの要請を受け、不肖ぼくひとりが行ってきました。

 岡田副長官からは「意義のある提言なので、安倍総理に渡すだけではなく、護る会のみなさんの志と提言の意味をしっかり総理へ伝えます」という、岡田さんらしい誠実な言葉がありました。
 岡田副長官は、北陸の良心派にして有力な地方紙「北國新聞」 ( ほっこくしんぶん ) の記者出身です。
 いまぼくはその北國新聞に、連載コラムを書いているという不思議なご縁です。

 そのあと官邸ロビーで、ぶら下がり取材にかなりの時間、応じました。
 何だか思い切り、本音を述べてしまいました。
 珍しくひとりで、ぶら下がり取材を受けたからかなぁ。いつもは、護る会のメンバーと一緒なので、護る会の全体の意見を述べるように慎重に留意して、話しています。
 今日は、個人的な意見もかなり言ってしまった・・・。
 ま、どこも報じないかも知れません。
 ぼくという議員は基本的にこの世に居ないことになっていますから。わはは。


【 右が、岡田直樹・内閣官房副長官です 】

▼官邸から党本部へ直行し、護る会の長尾敬副代表と合流したところ、ちょうど正面玄関から二階幹事長が記者団に囲まれながら出てこられるところだったので、直に、提言書を手渡しをし、その場で説明しました。
「よく、わかった」とのことでした。
 そのあと岸田政調会長にも直接手渡し、政調会長は「次の緊急経済対策をやらねばらないので、その際に充分に参考にする」と明言されました。
 次に鈴木総務会長にも直に手渡し、「必ず参考にする」との答えでした。

 このあと、党本部の政調 ( 政務調査会 ) の事務局も訪れ、宇佐美事務部長に渡し、説明しました。

▼党本部から、国会議事堂へ移り、まず政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) の松山会長に直接、手交し、「たいせつな提言だと思います」との反応を得ました。
 さらに、参議院自由民主党の幹事長室で、山田宏参議院議員 ( 党では副幹事長、護る会では幹事長 ) と合流し、世耕・参院幹事長に直に渡したところ、上掲の5項目のうち第3項目の「マイナンバーカードの申請を義務付けつつ全国民に一律給付する」ことについて「これなら賛成する」と明言されました。
 軽減税率の全品目適用による急ぎの消費減税については「ペンディング」とされ、否定はされませんでした。


【 左から、野上浩太郎・参議院自由民主党幹事長代行 ( 前・内閣官房副長官 ) 、世耕弘成・参議院自由民主党幹事長 ( 元・経済産業大臣 および元・内閣官房副長官 ) 、あおやま ( 護る会代表 ) 、山田宏・護る会幹事長 ( 参議院自由民主党副幹事長 ) 、長尾敬・護る会副代表 ( 衆議院厚生労働委員会理事 )です】

▼「減税勢力」としての連携は変わりません。
 もともと、この連携は消費税率5% ( 護る会 ) と、消費税率0% ( 未来勉強会 ) の違いをあえて残して、一致点を掲げる連携です。
 今回は護る会の内部で意見の一致をみた、「消費減税を実質的に、そして急いで実現するための、軽減税率の活用案」ですから、護る会単独で提案しました。

★国会は今日、明日と実質的に休会です。
 不肖ぼくはこのあと、水面下情報に絞った会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / 案内はここです ) の最新号・第1072号の仕上げに掛かります。
 そして、夜になるかも知れませんが、「実際にはどんな議論をしているのか 細切れの4」をアップします。

 待ちかねていてくださるひとも、いらっしゃるかなと思います。
 ぼくという人間は、物理的にひとりしか居ないので、お願いします、待っていてください。切れ目なく努めてはいます。

 この過密ぶりですから、これまで何とか無理にでも続けてきたことも、いくつかは整理せねばならないかも知れません。
 ブログのコメントの公開作業は、その候補のひとつです。


 
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