On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-08 19:12:15
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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印象深い、友情の電話

▼会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) 最新号は、消費税、減税、そして安倍政権の根幹に踏み込んで記しているのですが、長尺になり、時間がまだ掛かります。
 そこで今日は切り替えて、「緊急事態宣言の明ける5月6日、7日には、日本の感染状況は本当はどうなっているのか」に絞って、短いレポートを仕上げました。
 いま点検中です。
 まもなく配信となります。
 会員には、お待たせしました。

▼このあと、この地味ブログの「細切れシリーズ」の続編、「実際にはどんな議論をしているのか 細切れの4」の仕上げに入ります。
 アップ時間は・・・ごめんね、まだ分かりません。
 いま秘書さんの体調維持を重視して、移動は自分で運転していることもあって、ふだんより時間がさらに無いのであります。
 なるべく、みんながまだ起きている時間にアップしたいです。

▼こうした執筆と同時進行で、消費減税や経済対策をめぐって、前のエントリーに記した表の動きとはまた別に、水面下の動きも強化しています。
 さきほど、たぶんみなさんにとっても議員にとっても、意外な人物と電話でじっくり協議しました。

 同時に、消費税をめぐる深刻な問題も、日本が日本であるための課題の一環です。あくまでも課題のひとつです。
 消費減税さえ実現すれば良いかのように、「誰とでも組め」、「そのためには離党しろ」、「それをしないならヘタレと呼ぶぞ」。こういうのも来ます。
 そうした異見も、関心の表れでもありますから、感謝します。
 ただし、こんな圧迫に屈するほど、ヘタレではありませぬ。
 鋼、はがねになりましたと申しあげたのを、お忘れか。

 そして善意のひと、あるいは真摯 ( しんし ) に絶望するひとには、こゝろを鎮められ、冷静になられ、ゆっくり一緒に考えましょうと申しあげます。
 消費税の一点だけで組むのなら、たとえば新左翼 ( ほんとうは遙か昔にオールド左翼ですが ) の応援を得ている人とも、とっくに組んでいるはずではないですか。
 この人も、国会におられたときから、ぼくは尊重していました。
 この人ご自身も、国会でのぼくの質問を、まるで国家観、世界観が違うのに、じっくり聴いてくださいました。そこはほんとうに素敵な人物です。
 しかし組みません。
 
 ここに、あらためて表明します。
 日本が日本でなくとも良いという立場のひとびととは、決して組みません。
 日本は、わたしたち万民が、私心をあらかじめ捨てられている天皇陛下と共にある邦です。
 この立場は、貫き通します。
 祖国の傷ついた尊厳を護り、喪われた国益を回復する。そのなかにこそ、消費税問題も、緊急経済対策も、感染症の制圧も、そして護る会がほんらい掲げている皇位継承の安定も、中韓による国土浸食の阻止も、スパイ防止法の制定もあります。

 この立場から、連帯できるひと、連帯を模索できるひと、一致点を探せるひと、それを自由民主党の内でも外でも訪ね歩きます。
 先ほどの印象深い電話は、その一環でした。
 ある自治体の長です。


 
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