On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-16 06:45:43
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何事も、二律背反をも受け止めつつ、進むほかありませぬ  (末尾に追記しました)

▼このブログには今、新しく来てくださるひとも少なくないのですが、前からご覧になっているひとはご存じの通り、当初から不肖ぼくは「国会は高リスクグループです」と部会をはじめ、できるだけ多くの場で警告してきました。
 国会が感染によって、任務不充分のまま機能停止する事態となれば、それは主権者への責任において最低最悪の事態だからです。

 そして護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) でも議論し、早期の段階から休会を提案してきました。
 必要な法案審議を急ぎ、不可欠な当面の任務を迅速に、かつしっかり終えたら、いったん短くとも休会し、その間に本会議場、委員会室から議員会館の各部屋、あるいは国会議事堂や各政党本部のトイレや廊下、給湯室などなどに至るまで ( ここに記したのは、すべて一例です ) 徹底的な対策を施し、また、与野党の全議員と秘書さんたちの感染防止策の再構築と高度な徹底を図るという実務的な趣旨も含まれていたわけです。

 しかし国会の動きはやや鈍かったです。与野党の話し合い、そして合意に基づいて進むのが言論の府、国会の絶対原則ですから、やむを得ない面があります。
 呼べど叫べど動かない感もありました。
 凡 ( すべ ) てのことと同様に、それでもじりじりと問題提起を続けました。

 いま、かなりの変化が起きています。
 自由民主党は今、党本部での会議の大半を自粛しています。しかし自由民主党の国会議事堂内での会議についても、より徹底が必要です。
 おととい4月14日の早朝に、国会対策委員会の幹部にあえて直接、電話し、問題提起を致しました。その結果、すこし見直しが進みました。 ( この件はまた、別エントリーで触れます )
 ただ十二分とは言えません。

▼そこでぼく自身としても、あるいは秘書さんも、任務を今後も果たしていくため、これまで以上に自助努力に努めています。
 まず、本会議や委員会も今、できるだけ集約されていますから、その日程がない、他にも公務日程が自粛などによって日程としては入っていない日は、基本的に登院せず、自宅にて電話とEメールを使い、政務を遂行しています。
 そもそも緊急事態宣言が発出されているのですから、国会議員も、公務との両立をぎりぎり図りつつ、外出の自粛を徹底せねばなりません。
 個人の意見は、ぼくが専門家の端くれであっても、個人の意見として、院 ( 国会 ) が与野党の合意に基づいて、本会議の開催、あるいは委員会審議の開会を決すれば、逆に必ず登院せねばなりません。これが公務の代表的な仕事ですね。
 同時に、護る会の活動をはじめ政務に当たるものは、できるだけ議員同士の直接接触も避け、本会議や委員会のない日は、国民の方々と同様にテレワークを遂行すべきだと考えています。

▼きのうは「国民に一律10万円の給付」をめぐって、護る会としても「これで良し」とはマサカ、致さずに、できるだけさらに良い方向を目指して動きました。 ( 今日も続きます )
 そこで電話とEメールを用いて、まず護る会執行部会の議論を進めました。
 正直、やはりもどかしい面があります。
 しかし、テレワークでこうやって結果を出せますというサンプルも、国会から主権者にお見せせねばなりません。

 昨日の日中、かなり前進しましたが、今日も執行部から総会へ進めて、議論をまとめて行動に繋げていきます。

▼きのう、こうした政務を日中におこなったあと、夜間に、戦う論壇誌、月刊Hanadaに連載しているエッセイ「澄哲録片片」 ( ちょうてつろく・へんぺん ) の最終段階、ゲラ直しを進めていきました。
 疲労でぐらぐらでしたが、初校ゲラ直し、再校ゲラ直し、念校ゲラ直し、念念校ゲラの確認と、志の熱い編集者と共に、いつものように充分な確認作業を進めることができました。
 校正や、ゲラ出し、印刷の工程に関わるみなさんも、感染症対策、緊急事態宣言への対応のために人数が非常に絞られた極めて厳しい情況にあるということですが、日本らしく、ルールを守りつつ最高最善の仕事をしてくださいました。

 よろしければ、お読みになってください。
 今月号のタイトルは「四五年体制を一掃する」と致しました。
 かつて良く言われた五五年体制は虚構であり、日本は四五年体制にこそ甘んじていた。武漢熱クライシスはそれを浮き彫りにしている。その先へ進みましょうという意味のタイトルです。

 また月刊Hanadaを定期購読してくださると、上記の編集者から全スタッフまで、力になると思います。ここです。( ぼくには何の利益にもなりませんし、編集部から何も頼まれていません。雑誌1冊買うにしても、実にたいへんな時期、支出をできるだけ控えねばならないときだと思います。だから、この定期購読のお話をするのも苦しいですが、定期購読だと安くなるようです。苦しいときこそ、おたがいに知を磨きあい、正しい情報を抱擁したい、共有したいですよね )


★あ、大事なことを忘れていました。
 今月号は、いつもの26日発刊ではなく、連休対応なんでしょうね、2日早まって24日の発刊だそうです。



 
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