On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-17 07:04:39
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オールドメディアのなかにも素晴らしい記事がある

▼今朝の産経新聞、4月17日金曜朝刊のまず、第5面に掲載された阿比留瑠比記者執筆の旧宮家をめぐるコラム、そして第9面に掲載の清湖口敏記者の手になる武漢熱についてのコラム、いずれも、あまりにも素晴らしくて、思わずひとり、声に出てしまいました。
 いいね、これ、と。

▼産経新聞は日本の全国紙のなかで唯一、保守の立場を内外に宣明している新聞です。
 世界の新聞は、むしろ立場を鮮明にして報道し、論陣を張るのが基準です。フランスのルモンド、アメリカのニューヨーク・タイムズなどなど、いずれもそうです。
 日本のように『中立』をあくまでも掲げながら、実は露骨な倒閣運動に走って政党の機関紙まがいだったりする現実に国民が慣らされているのは、実はとても珍しい、はっきり申せば異常なメディア環境なのです。
 不肖ぼくがそれを知ったのは、高校生のときで、心底、驚いたのをよく覚えています。

▼特に朝日新聞が、違う論者のインタビュー記事を紙幅全部を使って並べる特集記事において、実はほぼ朝日新聞の主張に沿う論者ばかりを並べて、朝日の主張と違う論者は登場すらしないのは、朝日新聞の未来を奪っていると考えます。
 どう思う?
 このブログを読んでいる、朝日新聞内の隠れ少数派記者のあなた。

▼同時に、産経新聞に対しても、ぼくは是々非々を貫きます。
 このブログでも、文句を言ったことがあると思います。

 だからこそ、今朝は特筆します。
 きょうの朝刊の上記ふたつの記事は、掛け値なしに素晴らしい。
 ふたつとも、あるいはふたりの記者のいずれも、まず取材や知識が行き届き、それに基づいて公平至極に分析し、そして筆力があるから読ませる。
 さらに世を良き方向へリードする潜在力がある。

 ほんらいの保守は、こうした自由な知性、強靱な実力が必要だと考えます。
 ごりごりに凝り固まるのではなく、あくまでも現場を取材し、情報を集め、現実を知悉 ( ちしつ ) してから、他の論者の分析や主張も充分に踏まえて、そして日本語を大切に書く。
 上記ふたつのコラムは、それをいずれも実現しています。

 
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