On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-06-03 12:38:17
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国会議員の本分のひとつである国会質問をめぐって それからメタンハイドレートをはじめ日本の自前資源の希望について その1

 終盤国会はふだんに増して日程に隙がないので、例によって、ブログに細切れ書き込みをトライします。
「毎日更新します」と、勝手にみなさんに約束しましたし、ね。

▼きのう参議院の経済産業委員会にて、質問を終えました。
 中国発の武漢熱クライシスのさなかにあっても主権者の神聖な権利として傍聴者を募りたいと考え、政策秘書の太と連携して国会の事務当局との調整、自由民主党の国対への報告、そして経済産業委員長の許可というステップを踏んで、きびしい限定条件付きの募集を行うことができました。

 条件に合わせられるかたがたから、予想以上の多くの募集をいただきました。
 こゝろの底から、ありがとうございます。
 そのなかから、わずかに4名ですが、秘書さんが抽選にて選びました。

▼質問の冒頭部分のなかで、困難を超えて傍聴に来てくださった主権者に、お礼を申しあげました。
 そして質問のあと、衛視さんと協議し、三密を避けられる適切な場所を選んで、傍聴されたみなさんに、質疑の詳しい解説をし、隠れた背景についてもしっかり明かしました。

▼きょう経済産業省の良心的な行政官 ( 官僚 ) から「きのうの質問によって、あらためて気づかされ、勇気づけられました」というメールがやって来ました。
 行政官、官僚というと、質問のたびに「なんとか自分の役所は答弁を回避して、他の役所に答弁役を回そう」、「なんとか自分の役所の大臣は答弁しなくても済むようにしよう」、「それができれば役所で褒められる」という、主権者がその場にいたら怒り心頭、啞然呆然のやり取りが、質問前日のぼくと大量の行政官たちとの静かな戦い、議論、政官官界の用語では「レク」の際に、繰り返されるのです。

 こういうときも、ぎーんは、決して怒ってはいけません。
 主権者は怒っても当然です。
 その代理人を務める国会議員は、怒るのではなく・・・行政官、官僚たちが、どんなに逃げていっても、ひたひたと追いかけ、時には警告弾を音もなく発射し、一方で彼らの立場、本音も深く理解しつつ、言うべきはあくまでも言い続け、最終的には、国益に繋がる質疑に持っていくことを、まさしく公務、公の任務として毎回、淡々とした心境にて遂行していくのです。
 
 今回を含めて23回の質問のすべてにおいて、これを繰り返しています。
 やむを得ず国会議員になった、そのわけのひとつには、民間専門家の端くれとして安全保障・防衛、外交、国家危機管理、資源エネルギーそれぞれの現場で官僚と役所の、こゝろの頽廃とも言うべき実態にぶつかり、国民のためになりたいと思って役所に入った同じ日本国民、同胞、はらからの眠れる志を呼び覚ましたいと願ったことがあります。
 そのためには、上記のような『レク』にても、やるべきことをやるのです。

▼だから、前掲のように官庁の内部深くから、不肖ぼくの国会質問によって志を思い出したというメッセージをもらうと、ほんのり、うれしいです。
 うれしいと言っても、何も油断しません。既得権益と癒着した官庁の築いた壁がどれほど厚いか。それを知っているから、嬉しさは、ほんのちょっとです。
 しかし、国会議員になって3年10か月、苦しくない日はただの1日もありませんから、ほんのわずかなうれしさは、貴重です。

「こちらこそ、勇気づけられます。ありがとうございます」という返信を今、送りました。


( その2へ続く )


 
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