2020-06-06 20:04:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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習近平国家主席の国賓来日をとめることについて (すこし書き加えました)
▼きょう6月6日土曜の朝刊から相次いで「年内見送り」、「実質的に白紙になった」という報道が相次いでいます。
ぼくが1か月以上前から把握している情報と、一致はしています。
▼今日になって、と言うか、新聞の朝刊に載っているということは昨日の段階で、それが広まったわけです。
なぜか。
記事の書きぶりから、どなたか責任ある人 ( 決して総理ではないと考えます ) が「裏懇」 ( うらこん ) 、つまり特定の、かつ複数の記者と懇談を行ったことが伺えます。
取材の情報源は秘匿されねばらないので確認作業はしません。だから確定的なことは言えません。
ちなみに、ぼくの情報収集についても「情報源を明らかにしない」といった言説がありますが、インテリジェンスを含む情報の基本をまったくご存じないと言わざるを得ません。情報源を明らかにするのは、最低最悪の行為です。
▼さて、習近平国家主席の国賓来日は、ほんとうに潰 ( つい ) えたのか。
まず「年内はとてもとても、あり得ない」という言葉を、前述の通り、ぼくは1か月以上前に政権の中枢から直に、聞いています。
これは「習近平主席を国賓として迎えることは、延期だけでは足りません。永遠にいつまでも延期、すなわち中止にすべきです」と求めたことに対する答えでした。
そこで「年が明けても駄目です。絶対に駄目です。年が明けても、その次の年が明けても、永遠に延期です」とさらに述べると、「よく分かった」という答えでした。
▼相手国が中国であっても、世界のどこの国であっても、外交非礼はしてはいけません。
習近平国家主席の国賓来日は、日中の首脳間で、遺憾ながら正式に合意したことです。
これを一方的に破棄することは、外交非礼に当たります。
非礼に当たるだけではなくて、日本外交の信頼性に打撃となり、国益を損ねます。
そこで「永遠に延期」ということを求めたのです。
これは、あまり良くない意味での日本的なやり方、すっきりしないやり方に見えて、外交の世界ではどこの国でもあり得る手法です。
それに対する「良く分かった」という答えは何を意味するか。
その通りになる、そのようにする、というニュアンスです。
▼そのうえで、ぼくは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の54人の衆参両院議員と共に、まったく油断しません。
中国にとっては、この習近平国家主席の国賓訪日を実行できないことは、見かけよりもずっと大きな打撃、衝撃になるからです。
中国外交は強気一方に見えて、実際は、経済と似た状況です。すなわち落ち込みが激しく、身動きが取れない情況にあります。
特に、アメリカが、何もしなかったオバマ政権時代とは様変わりし、トランプ大統領が歴代の合州国大統領として初めて、真正面から反中国を掲げてどんどん具体的な行動に出ていることは、中国にとって未曾有の危機です。
だから11月の大統領選挙でトランプさんを落選させるためには、何でもあり、もともと何でもありですが、もっと熾烈な工作活動に出ています。
そうしたなかで、日本との関係を改善しておくことは、中国共産党の独裁政権、なかでも強硬路線を突っ走らざるを得なくなっている習近平国家主席にとっては、死活問題です。
だから、国賓訪日も決して諦めずに、水面下で働きかけを続けると考えています。
とても油断できる情況ではありません。
▼これは、ぼくが韓国に対して「ホワイト国からの除外」を働きかけた時にも似ています。
最初に外交部会でそれを提起したときは、まったくひとりきりの問題提起でした。そのあと議員会館の青山事務所にやって来た経産省の課長は「そんなこと、絶対にできませんっ」と叫び、それに、同席していた外務省の良心派の幹部すら、同調していました。
しかし怒らず、焦らず、動き続け、時間は掛かりましたが、実現することになり、経産省の同じ課長がテレビ番組に現れてホワイト国除外の正当性と意義を語るまでになりました。
けれども、実際には、ホワイト国の除外が閣議決定される当日まで、韓国はこれを覆す動き、政官界への働きかけを徹底的に続けていました。
それを把握していたので、ぼくも閣議が開かれる瞬間まで、水面下で「予定通りに閣議決定する」という働きかけをやめませんでした。
このとき、このブログにも、ぎりぎりの緊張感とともにリアルタイムで書き込みを続けたので、記憶にある方もいらっしゃるでしょう。
あのときと同じ努力が、そしてもっともっと長期にわたって、習近平国家主席の国賓来日を阻むためには必要です。
国会議員になった以上は、一日たりとも安らぐときがないのは、当然のことです。
▼ぼく自身と、護る会の目指すものは、単に、習近平国家主席の国賓来日をとめることではありません。
日本外交の根本的な刷新、改革です。
そこもまた、極めて肝心なところです。どこかの国を悪者にして済む話ではありません。
ぼくらの祖国に、ほんとうの独立をもたらす、拉致被害者をすべて救出し、二度と国民が奪われることの無い国に変える、それこそが真の目標です。
ぼくが1か月以上前から把握している情報と、一致はしています。
▼今日になって、と言うか、新聞の朝刊に載っているということは昨日の段階で、それが広まったわけです。
なぜか。
記事の書きぶりから、どなたか責任ある人 ( 決して総理ではないと考えます ) が「裏懇」 ( うらこん ) 、つまり特定の、かつ複数の記者と懇談を行ったことが伺えます。
取材の情報源は秘匿されねばらないので確認作業はしません。だから確定的なことは言えません。
ちなみに、ぼくの情報収集についても「情報源を明らかにしない」といった言説がありますが、インテリジェンスを含む情報の基本をまったくご存じないと言わざるを得ません。情報源を明らかにするのは、最低最悪の行為です。
▼さて、習近平国家主席の国賓来日は、ほんとうに潰 ( つい ) えたのか。
まず「年内はとてもとても、あり得ない」という言葉を、前述の通り、ぼくは1か月以上前に政権の中枢から直に、聞いています。
これは「習近平主席を国賓として迎えることは、延期だけでは足りません。永遠にいつまでも延期、すなわち中止にすべきです」と求めたことに対する答えでした。
そこで「年が明けても駄目です。絶対に駄目です。年が明けても、その次の年が明けても、永遠に延期です」とさらに述べると、「よく分かった」という答えでした。
▼相手国が中国であっても、世界のどこの国であっても、外交非礼はしてはいけません。
習近平国家主席の国賓来日は、日中の首脳間で、遺憾ながら正式に合意したことです。
これを一方的に破棄することは、外交非礼に当たります。
非礼に当たるだけではなくて、日本外交の信頼性に打撃となり、国益を損ねます。
そこで「永遠に延期」ということを求めたのです。
これは、あまり良くない意味での日本的なやり方、すっきりしないやり方に見えて、外交の世界ではどこの国でもあり得る手法です。
それに対する「良く分かった」という答えは何を意味するか。
その通りになる、そのようにする、というニュアンスです。
▼そのうえで、ぼくは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の54人の衆参両院議員と共に、まったく油断しません。
中国にとっては、この習近平国家主席の国賓訪日を実行できないことは、見かけよりもずっと大きな打撃、衝撃になるからです。
中国外交は強気一方に見えて、実際は、経済と似た状況です。すなわち落ち込みが激しく、身動きが取れない情況にあります。
特に、アメリカが、何もしなかったオバマ政権時代とは様変わりし、トランプ大統領が歴代の合州国大統領として初めて、真正面から反中国を掲げてどんどん具体的な行動に出ていることは、中国にとって未曾有の危機です。
だから11月の大統領選挙でトランプさんを落選させるためには、何でもあり、もともと何でもありですが、もっと熾烈な工作活動に出ています。
そうしたなかで、日本との関係を改善しておくことは、中国共産党の独裁政権、なかでも強硬路線を突っ走らざるを得なくなっている習近平国家主席にとっては、死活問題です。
だから、国賓訪日も決して諦めずに、水面下で働きかけを続けると考えています。
とても油断できる情況ではありません。
▼これは、ぼくが韓国に対して「ホワイト国からの除外」を働きかけた時にも似ています。
最初に外交部会でそれを提起したときは、まったくひとりきりの問題提起でした。そのあと議員会館の青山事務所にやって来た経産省の課長は「そんなこと、絶対にできませんっ」と叫び、それに、同席していた外務省の良心派の幹部すら、同調していました。
しかし怒らず、焦らず、動き続け、時間は掛かりましたが、実現することになり、経産省の同じ課長がテレビ番組に現れてホワイト国除外の正当性と意義を語るまでになりました。
けれども、実際には、ホワイト国の除外が閣議決定される当日まで、韓国はこれを覆す動き、政官界への働きかけを徹底的に続けていました。
それを把握していたので、ぼくも閣議が開かれる瞬間まで、水面下で「予定通りに閣議決定する」という働きかけをやめませんでした。
このとき、このブログにも、ぎりぎりの緊張感とともにリアルタイムで書き込みを続けたので、記憶にある方もいらっしゃるでしょう。
あのときと同じ努力が、そしてもっともっと長期にわたって、習近平国家主席の国賓来日を阻むためには必要です。
国会議員になった以上は、一日たりとも安らぐときがないのは、当然のことです。
▼ぼく自身と、護る会の目指すものは、単に、習近平国家主席の国賓来日をとめることではありません。
日本外交の根本的な刷新、改革です。
そこもまた、極めて肝心なところです。どこかの国を悪者にして済む話ではありません。
ぼくらの祖国に、ほんとうの独立をもたらす、拉致被害者をすべて救出し、二度と国民が奪われることの無い国に変える、それこそが真の目標です。