2020-06-06 09:31:51
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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これまで申してきましたように、拉致被害者の全員救出と繋がっている問題が、海外の同胞を見捨てないことです
▼まだ詳報ができていませんが、先のエントリーに速報を記したとおり、きのう6月5日金曜の自由民主党・総務会で、海外のはらからに国民一律10万円の給付がまったく無い問題について、給付を行うよう強く求めて発言しました。
▼海外の同胞のうち、ほんとうに沢山のかたから「わたしたちは日本国民ではないのですか」、「見捨てられたのでしょうか」という声が届いているこの問題について、考えればかなり長く声を挙げてきました。
▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) を中心に国会での連帯が始まり、野党議員からも丁寧な電話をいただき、そして総理とも議論を致し、いったん事は動き始めました。
ところが、自由民主党の外交部会・正副会議(役員会)にて、外務省をはじめ関係省庁(外務省、総務省、法務省)のいずれも、やれない理由、やらない理由を探すかのようで、実質的に横になっている実態が、中山泰秀・外交部会長のきわめて公平な部会運営 ( 社交辞令ではありません ) によって、むしろ明らかになりました。
ぼくは「外務省が在留邦人は140万人と公表しているのも、実質的に嘘だと分かりました。他省庁から在外公館に勤務していた行政官たちの証言、内部告発を集めていき、それが分かったのです。外務省の在外公館における人員が足りないことは知っています。しかし、海外の同胞のことが、拉致被害者の方々と同じく、しっかり掴めていないからこそ、他の理由を掻き集めて給付できないと言っているに過ぎません」と、正直に申してたいへんに憤激して述べました。
そして、「現状が変わらないのであれば、この場で、外交副部会長を辞任します。このように同胞、わたしたちのはらからを勝手に国内外で区別し、あたかも見捨てるかのような官庁を動かせない外交部会のあり方には、到底、同意できません」と表明しました。
▼これに対し、中山部会長は「副部会長の辞任は思いとどまって欲しい」と述べられ、外交部会の取り組みを強化する考えを明示されました。
ぼくは、その取り組みに加わり続けることを表明し、副部会長の辞意を保留しました。
▼外交部会は、組織としては、党の政調に属し、責任者は岸田文雄政調会長です。
岸田政調会長には、護る会の山田宏幹事長と共に、この海外同胞への給付を直接、これよりずっと前に申し入れています。
そこであらためて、岸田政調会長にも直にお願いしました。
担当大臣の一部にも暮夜、電話をして、直にお願いしました。
そしてあらためて、総理にも、内閣が志を発揮してください、これに無関心でいることは拉致被害者の全員救出が実現できていない根っこに繋がっていますと強く、重ねて、申しあげました。
▼ここから一週間ほど時間を置きました。
勝手に動きすぎないで、事の熟成を待つ、関係者の方々が考え、調整し、動く時間を確保するためです。
そのうえで6月1日水曜に、総理に、「1週間待ちましたが、何も動いてはいません」と述べました。
総理がどのように話されたかは、一切、お伝えすることができません。
総理は「オフレコで」とか「何も公開しないで欲しい」とはひと言も仰っていません。しかしこのブログは、外国勢力も含めて、誰でもどなたでも無条件に広く、読むことができます。
こうした場で明らかにすべきか、すべきでないかは、おのずから良識を持って判断せねばなりません。
だから総理の反応は、公開しません。
▼しかし、総理がすでに関係省庁に話を降ろされたこと、官僚側からは、いかに難しいか、できない理由が多岐にわたって総理に示された、それでも総理は検討を指示されたという客観的な事実は把握できました。
▼明けて6月4日木曜に、「金曜に行われる自由民主党の総務会に、女性局長が出席できないので、女性局長代理の青山さんが総務会に出席してくれませんか」という依頼が党女性局からやって来ました。
この依頼はこれまでも何度かありました。すべてお受けしています。
総務会は、先のエントリーで記したように、自由民主党という巨大組織の最高意思決定機関であり、当選1回の議員が出席することはありません。
最初に代理で出席したとき、ある本部長から「なぜ青山さんがここに居るんだ」と本気で、いぶかしがられたりしましたが、その最初の機会を含めて、代理出席したすべての総務会で、武漢熱に立ち向かう具体策を中心に、さまざま発言してきました。
今回も依頼をお受けして、海外の同胞への給付について発言しようと決め、翌日、6月5日金曜の当日、岸田政調会長に事前に、総務会にてぼくがこの問題で発言しますとお伝えしました。
岸田政調会長みずから、ずっと動いてくださっているからです。
▼そして総務会となり、発言をして問題提起を致すと、岸田政調会長がぼくの発言を受けて挙手をされ、ある意味、一種の答弁をされました。
この中身を聴いて、ぼくは内心で思わず『完璧です』と呟きました。
その総務会の模様は、ぼくの責任で、後続のエントリーにてお伝えします。 ( ただし、ぼくの発言に関する部分だけです。総務会は原則、非公開です。終了後に、鈴木俊一総務会長が記者会見をされ、主要部分を紹介される決まりです。したがって、総務会の全体の討議は明らかにしません )
きょうの土曜にも、重要会議が感染対策を施したうえで開かれます。その時間が迫りました。
▼この総務会での岸田政調会長の発言の一部が、日経新聞のネット版に出ています。
誰でも読める無料版に出ています。
画期的な記事であり、無償公開版だから、転載しようかとも思いましたが、やはり著作権について慎重であらねばなりません。エッセンスの紹介にとどめたいと考えます。
日経ネット版の「政治」の項目を見ていけば、「在外邦人に10万円給付 自民政調会長」という見出しの記事があります。
▼海外の同胞のうち、ほんとうに沢山のかたから「わたしたちは日本国民ではないのですか」、「見捨てられたのでしょうか」という声が届いているこの問題について、考えればかなり長く声を挙げてきました。
▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) を中心に国会での連帯が始まり、野党議員からも丁寧な電話をいただき、そして総理とも議論を致し、いったん事は動き始めました。
ところが、自由民主党の外交部会・正副会議(役員会)にて、外務省をはじめ関係省庁(外務省、総務省、法務省)のいずれも、やれない理由、やらない理由を探すかのようで、実質的に横になっている実態が、中山泰秀・外交部会長のきわめて公平な部会運営 ( 社交辞令ではありません ) によって、むしろ明らかになりました。
ぼくは「外務省が在留邦人は140万人と公表しているのも、実質的に嘘だと分かりました。他省庁から在外公館に勤務していた行政官たちの証言、内部告発を集めていき、それが分かったのです。外務省の在外公館における人員が足りないことは知っています。しかし、海外の同胞のことが、拉致被害者の方々と同じく、しっかり掴めていないからこそ、他の理由を掻き集めて給付できないと言っているに過ぎません」と、正直に申してたいへんに憤激して述べました。
そして、「現状が変わらないのであれば、この場で、外交副部会長を辞任します。このように同胞、わたしたちのはらからを勝手に国内外で区別し、あたかも見捨てるかのような官庁を動かせない外交部会のあり方には、到底、同意できません」と表明しました。
▼これに対し、中山部会長は「副部会長の辞任は思いとどまって欲しい」と述べられ、外交部会の取り組みを強化する考えを明示されました。
ぼくは、その取り組みに加わり続けることを表明し、副部会長の辞意を保留しました。
▼外交部会は、組織としては、党の政調に属し、責任者は岸田文雄政調会長です。
岸田政調会長には、護る会の山田宏幹事長と共に、この海外同胞への給付を直接、これよりずっと前に申し入れています。
そこであらためて、岸田政調会長にも直にお願いしました。
担当大臣の一部にも暮夜、電話をして、直にお願いしました。
そしてあらためて、総理にも、内閣が志を発揮してください、これに無関心でいることは拉致被害者の全員救出が実現できていない根っこに繋がっていますと強く、重ねて、申しあげました。
▼ここから一週間ほど時間を置きました。
勝手に動きすぎないで、事の熟成を待つ、関係者の方々が考え、調整し、動く時間を確保するためです。
そのうえで6月1日水曜に、総理に、「1週間待ちましたが、何も動いてはいません」と述べました。
総理がどのように話されたかは、一切、お伝えすることができません。
総理は「オフレコで」とか「何も公開しないで欲しい」とはひと言も仰っていません。しかしこのブログは、外国勢力も含めて、誰でもどなたでも無条件に広く、読むことができます。
こうした場で明らかにすべきか、すべきでないかは、おのずから良識を持って判断せねばなりません。
だから総理の反応は、公開しません。
▼しかし、総理がすでに関係省庁に話を降ろされたこと、官僚側からは、いかに難しいか、できない理由が多岐にわたって総理に示された、それでも総理は検討を指示されたという客観的な事実は把握できました。
▼明けて6月4日木曜に、「金曜に行われる自由民主党の総務会に、女性局長が出席できないので、女性局長代理の青山さんが総務会に出席してくれませんか」という依頼が党女性局からやって来ました。
この依頼はこれまでも何度かありました。すべてお受けしています。
総務会は、先のエントリーで記したように、自由民主党という巨大組織の最高意思決定機関であり、当選1回の議員が出席することはありません。
最初に代理で出席したとき、ある本部長から「なぜ青山さんがここに居るんだ」と本気で、いぶかしがられたりしましたが、その最初の機会を含めて、代理出席したすべての総務会で、武漢熱に立ち向かう具体策を中心に、さまざま発言してきました。
今回も依頼をお受けして、海外の同胞への給付について発言しようと決め、翌日、6月5日金曜の当日、岸田政調会長に事前に、総務会にてぼくがこの問題で発言しますとお伝えしました。
岸田政調会長みずから、ずっと動いてくださっているからです。
▼そして総務会となり、発言をして問題提起を致すと、岸田政調会長がぼくの発言を受けて挙手をされ、ある意味、一種の答弁をされました。
この中身を聴いて、ぼくは内心で思わず『完璧です』と呟きました。
その総務会の模様は、ぼくの責任で、後続のエントリーにてお伝えします。 ( ただし、ぼくの発言に関する部分だけです。総務会は原則、非公開です。終了後に、鈴木俊一総務会長が記者会見をされ、主要部分を紹介される決まりです。したがって、総務会の全体の討議は明らかにしません )
きょうの土曜にも、重要会議が感染対策を施したうえで開かれます。その時間が迫りました。
▼この総務会での岸田政調会長の発言の一部が、日経新聞のネット版に出ています。
誰でも読める無料版に出ています。
画期的な記事であり、無償公開版だから、転載しようかとも思いましたが、やはり著作権について慎重であらねばなりません。エッセンスの紹介にとどめたいと考えます。
日経ネット版の「政治」の項目を見ていけば、「在外邦人に10万円給付 自民政調会長」という見出しの記事があります。
記事の中には「自民党の岸田文雄政調会長は5日の総務会で、1人あたり10万円を支給する特別定額給付金の対象に海外在住の日本人を加える方向で調整していると明らかにした」とあります。
また「11日に成立予定の2020年度第2次補正予算案で関連する経費を確保したという」と記され、財源は、10兆円の予備費から拠出することを表明したとも記されています。
そうです。
この予備費の百分の一前後の財源を確保すれば、給付作業をまずは着手できると、総理に何度もお伝えしてきました。
総務会での、ぼくの発言は当然、記されていません。ぼくという国会議員は居ないことになっているというオールドメディアでの現状は、さして変わっていません。
記事には、『鈴木氏 ( 総務会長 ) によると「海外の在留邦人に支給されないという心配がある。何らか手立てが必要だ」との意見が出た」とあります。
これが、ぼくの発言ですね。しかし実際の言葉はまったく違います。
名前は伏せてあっても、それはまったく問題ありません。発言の一部でも紹介されて、そこから岸田政調会長の、ほんとうに誠実な一種の答弁が紹介されていることに意義があります。
同時に、おのれの発言はしっかり、おのれ自身にて主権者に直接、このブログの後続のエントリーにて報告します。
水面下部分は、東京コンフィデンシャル・レポートにて精確に伝えます。
▼一方、外務省の良心派からは一時期、「総理からなにかが降りてきたということは聞いていません」という話でした。
ところが、この総務会のあと、きのう午後3時頃ついに、「総理からの指示が、内閣官房を通じて外務省と総務省にありました」という非公式な、志にもとづく連絡が、ありました。
まだまだ道は険しいです。
しかし海外の同胞への無関心を、信じがたい無関心を、こうやって打破していくことも、拉致被害者の全員救出に繋げるひとつの道です。
そして海外の同胞のみなさん、あらためて、ぼくらはまったく同じ日本人です。
私心を捨てられた天皇陛下のもと、万民が、同じ日本国民です。
命をどこまでもすり減らしてでも、護ります。あったりまえです。
ぼくの外交副部会長の辞意は、ぼくの解釈としては、中山外交部会長の尊い努力への敬意によって、保留したままです。
同時に、胸に厳然と、今もあります。
▼もっと深い根っこについても、後続のエントリーにて記します。
みなさんは、この土曜日曜を、希望を持って過ごされることを、こゝろから願います。
また「11日に成立予定の2020年度第2次補正予算案で関連する経費を確保したという」と記され、財源は、10兆円の予備費から拠出することを表明したとも記されています。
そうです。
この予備費の百分の一前後の財源を確保すれば、給付作業をまずは着手できると、総理に何度もお伝えしてきました。
総務会での、ぼくの発言は当然、記されていません。ぼくという国会議員は居ないことになっているというオールドメディアでの現状は、さして変わっていません。
記事には、『鈴木氏 ( 総務会長 ) によると「海外の在留邦人に支給されないという心配がある。何らか手立てが必要だ」との意見が出た」とあります。
これが、ぼくの発言ですね。しかし実際の言葉はまったく違います。
名前は伏せてあっても、それはまったく問題ありません。発言の一部でも紹介されて、そこから岸田政調会長の、ほんとうに誠実な一種の答弁が紹介されていることに意義があります。
同時に、おのれの発言はしっかり、おのれ自身にて主権者に直接、このブログの後続のエントリーにて報告します。
水面下部分は、東京コンフィデンシャル・レポートにて精確に伝えます。
▼一方、外務省の良心派からは一時期、「総理からなにかが降りてきたということは聞いていません」という話でした。
ところが、この総務会のあと、きのう午後3時頃ついに、「総理からの指示が、内閣官房を通じて外務省と総務省にありました」という非公式な、志にもとづく連絡が、ありました。
まだまだ道は険しいです。
しかし海外の同胞への無関心を、信じがたい無関心を、こうやって打破していくことも、拉致被害者の全員救出に繋げるひとつの道です。
そして海外の同胞のみなさん、あらためて、ぼくらはまったく同じ日本人です。
私心を捨てられた天皇陛下のもと、万民が、同じ日本国民です。
命をどこまでもすり減らしてでも、護ります。あったりまえです。
ぼくの外交副部会長の辞意は、ぼくの解釈としては、中山外交部会長の尊い努力への敬意によって、保留したままです。
同時に、胸に厳然と、今もあります。
▼もっと深い根っこについても、後続のエントリーにて記します。
みなさんは、この土曜日曜を、希望を持って過ごされることを、こゝろから願います。