On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-06-12 22:28:51
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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暗黒国会に一条の光が差すとき その1 ( ニッポン放送のサイトへ飛べるようにしました )

【 みなさん、いま6月13日土曜の午前10時22分です。
 このエントリーは、ちょうと12時間ほど前、ゆうべの午後10時半ごろに書き始めた記事です。

 国会から自宅に戻り、海外の同胞への給付金、自由民主党内で起きている「政局もどき」 ( ぼくの勝手な呼び方です。与党の幹部たちがそういうことをやっていて良いとはとても思えません ) 、そして拉致事件、それぞれへの対応と議論、交渉を電話で続け、すべて国内への電話なので、もう時間的に相手のお立場を考えると電話を掛けるには遅い時間帯になったと判断し、「毎日更新」というみなさんへの約束を当然、果たすために書き始めたわけです。
 ところが無意識に眠り込んでしましました。
 ぼくは自宅では立ち机を使っています。足腰を鍛えるためと、それから、まさしく眠ってしまわないためです。

 それが・・・寝ちゃいました。
 いったいどうやって寝込んだのか、ベッドには入っているので、どうやってベッドまで行ったのか、まるで何も記憶がありません。
 毎日更新、そのみなさんへの約束を破ってしまって、ごめんなさい。
 午前1時10分ごろに目が覚めたのですが、そこから今度は時差のある海外とのやり取りが始まってしまって、なかなかブログに戻れませんでした。 】

▼きょう6月12日金曜は、朝5時台に東京・有楽町のニッポン放送に入りました。
 前回の放送と違ってスタジオでの番組参加なので、ちょっとホッとしていました。
 前回は、議員会館からのリモート参加で、それはいいのですが、普通の部屋である議員会館では残響がビックリするほど酷くて、自分の言葉が幾重にも重なってしまいます。
 それを突っ切って、何事もなく話すのが、ほんとうに大変でしたから。

▼番組のMCである、こうちゃんこと飯田浩司アナウンサー、いっちーこと新行市佳アナウンサーのおふたりは、人柄がとても素敵であるうえに切れが良くて、とってもやりやすい、話しやすいのです。
 ザ・ボイス時代からの放送作家や、ディレクターのうちおひとりも番組の一員でいらして、とても懐かしく、新しくお目にかかったスタッフともご一緒に、気持ちよく朝8時に、番組参加を終えることができました。

 終わったら、目の前に、そもそも最初にぼくを ( 民間専門家の端くれ時代のぼくを ) ニッポン放送に誘い出したところの、きりちゃんこと桐畑プロデューサーが立っていて、思わず、「わぁ」と大声が出てしまいました。

▼この敏腕プロデューサー、きりちゃんは今、イベント担当なのです。
 彼が、こんな面白い企画を捻 ( ひね ) り出しています。
 番組から、ぼくの秘書さんのところへ送られてきた内容を、あえてそのままアップします。

~以下、引用~
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「飯田浩司そこまで言うか ! THE DUEL」
 中止になったイベント「飯田浩司 そこまで言うか ! THE LIVE3」の代替企画について、現時点で可能な方法を検討した結果、スタッフ等の関係者を限定するなどの対策を講じたうえで、企画&タイトルも変更し、オンライン配信限定での開催となりました。
 
■公演日時 : 6月27日 ( 土 ) 14:00配信開始予定
      ※「イープラスStreaming+」でのオンライン配信限定
■出演:飯田浩司、 ( ゲスト ) 青山繁晴
■料金:視聴券 1,500円 ( 税込 )
■視聴券の発売期間 : 6月8日 ( 月 ) 6:00~6月27日 ( 土 ) 15:00
          販売のサイトはここ
  ※視聴方法、視聴端末、ネット環境等を必ず確認いただいたうえで、視聴券の購入をお願いいたします。

■公式ページはここです。

~引用、ここまで~

▼よろしければ、この初チャレンジのイベントでお会いしましょう。
 ぼくも、凄く愉しみです。
 このごろ作家としても立派なデビューを果たしている、優れた現場主義者にして誠実な努力家、こうちゃんこと飯田浩司アナウンサーと不肖ぼくの、ふたりきりの激突 ! ということらしいですよ。

▼さて、放送を終わって、そのまま国会議事堂へ行きました。
 朝8時半からの国対 ( 国会対策委員会 ) に、政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) の末席の副会長として陪席し、8時50分には、第一委員会室に入り、予算委員会に備えました。
 予算委が始まると、またしても暗黒の審議です。
 議員本人はふだん誠実な人柄の人なのに、党の指令なのでしょうか。
 議員席から「妄想ばっかりじゃないか」という、声は控えめの野次が飛んでいました。
 内心で、同感せざるを得ませんでした。
 この国会審議で1日、3億円の血税を費やすのです。

▼予算委が終わるとすぐ、議事堂の横にある分館に向かいます。
 第一委員会室からぼくが出てくるのを待っていた日経新聞と時事通信の記者(たぶんいずれも初対面)から、海外の同胞への10万円給付について取材を受けながら、分館4階の経済産業委員会に入りました。
 ふだんは地下から4階まで階段を駆け上がりますが、この記者さんふたり、とても若い記者だけど、階段駆け上がりに慣れていないととても付いてこれないだろうから、久しぶりにエレベーターという快適な文明の利器に乗りました。
 与野党の議員も当然、乗ってこられたけど、別段、隠す話じゃないから、ふつうに現況を公開できる部分に限って説明し続けました。
 記者の前向きな姿勢に好感を持ちました。
 しかしどんな記事を書いても、デスクが会社の方針に合わせていくらでも改変することがあり得ますから、期待は何もしません。
 それでも、フェアな取材であれば、きちんと受けるべきです。
 そもそも、おのれが19年近くにわたって記者の仕事で給料を頂いていたのですから。

▼そして経済産業委員会の審議が始まりました。
 ふだん信頼している野党のある議員、ぼくは二度、このベテラン議員に「良き質問でしたね」とお声がけをしたことがあります。
 ところが、この日は、どうにも頷けませんでした。
 予算委員会の妄想もどきとは違っていたけれども、話が本筋でなさ過ぎる。

▼ふたたび、暗澹たる気持ちでいると、そのあとの何人目かに質問に立った野党議員の質問が素晴らしかった。
 何度も拍手をしました。
 誰のどんな質問か、すみません、いったん時間切れです。
 外出せねばなりません。

 
 あとで、ね。
 続きを必ず、書きます。

 
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