2020-06-23 04:09:49
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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難交渉であればあるほど、結実させるために、どうしても欠かせない三つのこと
きょう6月23日は、沖縄戦の慰霊の日です。
白梅の少女たちをはじめ、沖縄の島々で、みずからの青春、生活のすべて、そして命までをも犠牲にされて支えてくださったみなさんが居てくださったからこそ、今のわたしたち日本人同胞が居ます。
あらためて、尽きせぬ感謝と、祖国を取り戻していくことのお誓いを、この朝に申しあげます。
▼交渉ごとのいちばんの要諦は、その最中に決して交渉過程を漏らさないことです。
そのために詳細を述べていません。
海外の同胞、はらからへの一律10万円給付について、実現へ向けて政(総理、閣僚ら)と官(内閣官房、外務省、総務省)双方への交渉を続けています。
▼きのう6月22日月曜は、海外の同胞のかたがたの声を、不肖ぼくの責任で整理して総理、それから、この海外同胞への給付について担当大臣をしっかり新設するために、その大臣を兼務なさるよう要請し快諾をいただいた現職閣僚、また内閣の事務方の中枢、それぞれにしっかり、届けました。
そのうえで、政策秘書に運転ではなく本来の仕事をしてもらうために、リスクはあっても自分で慎重に車を運転してラジオ収録に向かい、ラジオ収録が今回は7時間を要して終わってから、夜半、その海外同胞の声が、上述の政府首脳陣に充分に届いたことについて確認を行いました。
▼これら交渉は、いま電話を中心に行っていますが、一方で、感染症対策をしっかり施したうえで、直にお会いしての交渉も要所で行っています。
きょう6月23日火曜は、国会に出たあと、総理官邸を訪ねます。
▼交渉ごとで肝心なことのふたつ目は、何か。
それは、事が成就しそうになってくると、おのれの存在を消すことです。
前から万事について、このブログで述べていたとおりです。
成就が近づくと、もともと動いていた、主張していたという方々も前面に現れてこられます。
その方々にその通り、前面に出ていただきます。
その方々が不肖ぼくの水面下の動きを支持してくれていたことが、背景にあることもまた事実だからです。
自由民主党は、当選回数がたった1回でも、志を変えずに動きに動けば結果が出てくるということでは、世界を見てもあまりない政党という側面があると、この4年近くなった議員活動で実感しています。
しかし、そのことに決して安住はしません。
成果に人が群がるのは、人間の常として当然のことです。群がるままにして、おのれは身を引きます。
▼同時に、事は、成就が近づいたかに見えるときがいちばん危ない。
これが交渉ごとで肝心なことの、みっつ目です。
それは単に「油断できない」という次元のことではありません。近づいたからこそ、潰そうという力も急速に強まります。
だから一切、手を緩めません。
▼海外の同胞、はらからは、国内にいるぼくら、わたしたちとまったく同じ日本人であり、武漢熱をめぐる給付について「限られた30万円給付」から「国民一律10万円給付」に大転換したときから、ごく当たり前のことです。
それが、ここまで複雑な難交渉をしないと全く実現の可能性が無かったこと自体、安倍政権と日本のまつりごと(政)の深刻な課題を物語っていると考えています。
最初は、官僚機構の凄まじい抵抗に遭いました。
その官僚機構に負ける、安易に納得する日本の政治、自由民主党の恐るべき現実に直面しました。
嘆いていないで、官僚機構の内部と議論、交渉を重ねました。
日本はほんとうに救いのある国です。官僚のなかから行政官の誇りを持って協力してくれるひとが現れました。
そして官僚機構の頂点と、直接の交渉を行い、官僚機構が海外の同胞に動く、給付するときに出てくる課題、難題をどのように克服するか、それが遂に具体化したのが、先週の金曜だったのです。
ぼくが総理官邸に持参した案が午前におおむね諒承され、午後には、官僚機構の実務者との詰めの協議が実際に始まりました。
ところがそこで、今度は、政治家のマサカの抵抗が噴き出したのです。
人がひとり残らず賛成してくれる政治行動というのは、存在しないにもかかわらず、政権の地力が落ちているために、一部に反対があるんじゃないかという心配ばかりを募らせるのです。
ここでも諦めてしまってはオシマイです。
いちばん難しい官僚機構とすでに同意していることを梃子(てこ)に、辛抱強く交渉を続けるしかありません。
それが現在です。
最初は官の抵抗、次は政の抵抗、まるで川の流れが逆流したかのようです。
ちいさな、ただ一艘(いっそう)の小舟に乗り、満身の力で、流れに逆らって漕いでいき、ようやく源流に達して、さぁ今度は川下りだと思ったら、もっと高い山からの川の流れが押し寄せてきて、もう一度、流れに逆らって漕いでいる、それが飾らない現状です。
▼この交渉の詳細を述べない理由はもうひとつあります。
「そればっかりやっている」、「消費減税はどうした」、「あれはどうした」、「これはどうした」という罵りが必ずやって来ます。
すべて同時進行にて進めていることが、どうやっても理解されない、あるいは目前のネット情報だけでひとが動かされるということが起きます。しかし、これは罵りには繋がりません。むしろ良心的な懸念、心配だからです。
罵りは、ほんとうは理解という問題ではなく妨害したい、中傷したい、誹謗したい、非難したいという人、勢力、さらに外国勢力に金銭支援を受けている人々の挙であり、ひとつの交渉について詳しく述べていくと前述のような言いがかりのきっかけを作ることになります。
ぼく自身には、そのような罵声はまったく効果がありません。
そんなに柔(やわ)にはできていません。
こちらが気にしなければ、それまでです。
負けない、それだけで済みます。
問題は、あとに続くひとです。
異業種のひとが決心なさって国会に来てくださっても、これではすぐに辞めて、もとの異業種に戻ってしまうこともあり得るでしょう。
なぜなら、異業種にてある程度以上の達成があるひとびとにそ、その達成を元に官僚と意義ある議論をするために、意を決して、国会にやって来てほしいからです。その異業種のほうが間違いなく愉しいです。国会議員になると、苦しい、しんどい、理不尽なことばかりです。
元の異業種に戻りたいという気持ちが、必ず、湧きます。
苦しみは、党や官界からだけではなく、むしろ有権者からやってきます。国会議員になった以上は、それに耐えねばなりません。
みなさん、ひとつのことを、今朝の最後に、どうか聴いてくださいませんか。
この「みなさん」とは妨害だけのひとびととは違う、こころある、あなたさまです。
ここまで述べてきた理由に基づいて、すこし情報提供を控えていると、下掲のようなコメントが来ます。
このブログはコメントが原則非公開となりましたから、そのまま紹介することは決してしません。
エッセンスだけを伝えます。
「在外邦人は、やっぱり忘れられたんですか。その後に新しい情報の提供が無いんだから、忙しくて喉元過ぎて・・・となったのですか。
どうせ、そんなもんでしょう」
そして「駄目なら駄目でしたと言って欲しかった」とトドメのひと言が記してあります。
いずれも原文のままではありません。
このかたは、上掲の妨害勢力では全くないと考えます。
こうした不安は、こゝろの底から分かります。
いっぽうで、この不安に応じてぼくが現状をそのまま明かせば、交渉をまさしく駄目にします。
交渉過程を漏らしつつの交渉ごとなど、あり得ないのです。
いかなる書籍も、読者と共にある。読者がいて、読んでくださるひとがいて初めて、本は本になる。
著者が書いてそれで本になるのではない。
それが、物書きとしての、ぼくのささやかな信念です。
おなじく、いかなる国会議員も、主権者と共にあります。主権者がいて、主権の代理遂行を委任していただいて初めて、議員は議員になります。
その委任は、票が集まって議員に当選することではありません。
それは入り口のドアの堅い鍵を、主権者が外してくださっただけであって、主権の代理遂行はドアの内側に入って、その内側にある腐敗、抜きがたく固まってしまっている慣行、その慣行を支える巨大な既得権益、それらのすべてと、ことごとく実際に戦うことから主権の代理遂行がようやく始まるのです。
それが分かっていない国会議員が、多い。
与野党を問わず、ほんとうに多い。
しかし分かっている議員も、少数派ながら、います。
その少数派が、ぼくの居なくなったあとも、どうか死に絶えずに活動できるように、主権者のみなさん、信頼してください。
主権者に理解されないことを不安に思う、あるいは不満に思う議員が、途中経過を暴露して交渉が潰れる、潰したい側の思う壺になる、それが起きないよう、どうか連帯してください。
▼サンプルを示すのが、ぼくの主任務の一つです。
今回の海外同胞への給付をめぐる経緯は、日本政治の象徴でもあります。
ですから、事がすべて終わったあとには、明かせる範囲を守りつつ本質を確実に、みなさんに伝えます。
それまでは、何があっても、守るべき秘は守り抜きます。
白梅の少女たちをはじめ、沖縄の島々で、みずからの青春、生活のすべて、そして命までをも犠牲にされて支えてくださったみなさんが居てくださったからこそ、今のわたしたち日本人同胞が居ます。
あらためて、尽きせぬ感謝と、祖国を取り戻していくことのお誓いを、この朝に申しあげます。
▼交渉ごとのいちばんの要諦は、その最中に決して交渉過程を漏らさないことです。
そのために詳細を述べていません。
海外の同胞、はらからへの一律10万円給付について、実現へ向けて政(総理、閣僚ら)と官(内閣官房、外務省、総務省)双方への交渉を続けています。
▼きのう6月22日月曜は、海外の同胞のかたがたの声を、不肖ぼくの責任で整理して総理、それから、この海外同胞への給付について担当大臣をしっかり新設するために、その大臣を兼務なさるよう要請し快諾をいただいた現職閣僚、また内閣の事務方の中枢、それぞれにしっかり、届けました。
そのうえで、政策秘書に運転ではなく本来の仕事をしてもらうために、リスクはあっても自分で慎重に車を運転してラジオ収録に向かい、ラジオ収録が今回は7時間を要して終わってから、夜半、その海外同胞の声が、上述の政府首脳陣に充分に届いたことについて確認を行いました。
▼これら交渉は、いま電話を中心に行っていますが、一方で、感染症対策をしっかり施したうえで、直にお会いしての交渉も要所で行っています。
きょう6月23日火曜は、国会に出たあと、総理官邸を訪ねます。
▼交渉ごとで肝心なことのふたつ目は、何か。
それは、事が成就しそうになってくると、おのれの存在を消すことです。
前から万事について、このブログで述べていたとおりです。
成就が近づくと、もともと動いていた、主張していたという方々も前面に現れてこられます。
その方々にその通り、前面に出ていただきます。
その方々が不肖ぼくの水面下の動きを支持してくれていたことが、背景にあることもまた事実だからです。
自由民主党は、当選回数がたった1回でも、志を変えずに動きに動けば結果が出てくるということでは、世界を見てもあまりない政党という側面があると、この4年近くなった議員活動で実感しています。
しかし、そのことに決して安住はしません。
成果に人が群がるのは、人間の常として当然のことです。群がるままにして、おのれは身を引きます。
▼同時に、事は、成就が近づいたかに見えるときがいちばん危ない。
これが交渉ごとで肝心なことの、みっつ目です。
それは単に「油断できない」という次元のことではありません。近づいたからこそ、潰そうという力も急速に強まります。
だから一切、手を緩めません。
▼海外の同胞、はらからは、国内にいるぼくら、わたしたちとまったく同じ日本人であり、武漢熱をめぐる給付について「限られた30万円給付」から「国民一律10万円給付」に大転換したときから、ごく当たり前のことです。
それが、ここまで複雑な難交渉をしないと全く実現の可能性が無かったこと自体、安倍政権と日本のまつりごと(政)の深刻な課題を物語っていると考えています。
最初は、官僚機構の凄まじい抵抗に遭いました。
その官僚機構に負ける、安易に納得する日本の政治、自由民主党の恐るべき現実に直面しました。
嘆いていないで、官僚機構の内部と議論、交渉を重ねました。
日本はほんとうに救いのある国です。官僚のなかから行政官の誇りを持って協力してくれるひとが現れました。
そして官僚機構の頂点と、直接の交渉を行い、官僚機構が海外の同胞に動く、給付するときに出てくる課題、難題をどのように克服するか、それが遂に具体化したのが、先週の金曜だったのです。
ぼくが総理官邸に持参した案が午前におおむね諒承され、午後には、官僚機構の実務者との詰めの協議が実際に始まりました。
ところがそこで、今度は、政治家のマサカの抵抗が噴き出したのです。
人がひとり残らず賛成してくれる政治行動というのは、存在しないにもかかわらず、政権の地力が落ちているために、一部に反対があるんじゃないかという心配ばかりを募らせるのです。
ここでも諦めてしまってはオシマイです。
いちばん難しい官僚機構とすでに同意していることを梃子(てこ)に、辛抱強く交渉を続けるしかありません。
それが現在です。
最初は官の抵抗、次は政の抵抗、まるで川の流れが逆流したかのようです。
ちいさな、ただ一艘(いっそう)の小舟に乗り、満身の力で、流れに逆らって漕いでいき、ようやく源流に達して、さぁ今度は川下りだと思ったら、もっと高い山からの川の流れが押し寄せてきて、もう一度、流れに逆らって漕いでいる、それが飾らない現状です。
▼この交渉の詳細を述べない理由はもうひとつあります。
「そればっかりやっている」、「消費減税はどうした」、「あれはどうした」、「これはどうした」という罵りが必ずやって来ます。
すべて同時進行にて進めていることが、どうやっても理解されない、あるいは目前のネット情報だけでひとが動かされるということが起きます。しかし、これは罵りには繋がりません。むしろ良心的な懸念、心配だからです。
罵りは、ほんとうは理解という問題ではなく妨害したい、中傷したい、誹謗したい、非難したいという人、勢力、さらに外国勢力に金銭支援を受けている人々の挙であり、ひとつの交渉について詳しく述べていくと前述のような言いがかりのきっかけを作ることになります。
ぼく自身には、そのような罵声はまったく効果がありません。
そんなに柔(やわ)にはできていません。
こちらが気にしなければ、それまでです。
負けない、それだけで済みます。
問題は、あとに続くひとです。
異業種のひとが決心なさって国会に来てくださっても、これではすぐに辞めて、もとの異業種に戻ってしまうこともあり得るでしょう。
なぜなら、異業種にてある程度以上の達成があるひとびとにそ、その達成を元に官僚と意義ある議論をするために、意を決して、国会にやって来てほしいからです。その異業種のほうが間違いなく愉しいです。国会議員になると、苦しい、しんどい、理不尽なことばかりです。
元の異業種に戻りたいという気持ちが、必ず、湧きます。
苦しみは、党や官界からだけではなく、むしろ有権者からやってきます。国会議員になった以上は、それに耐えねばなりません。
みなさん、ひとつのことを、今朝の最後に、どうか聴いてくださいませんか。
この「みなさん」とは妨害だけのひとびととは違う、こころある、あなたさまです。
ここまで述べてきた理由に基づいて、すこし情報提供を控えていると、下掲のようなコメントが来ます。
このブログはコメントが原則非公開となりましたから、そのまま紹介することは決してしません。
エッセンスだけを伝えます。
「在外邦人は、やっぱり忘れられたんですか。その後に新しい情報の提供が無いんだから、忙しくて喉元過ぎて・・・となったのですか。
どうせ、そんなもんでしょう」
そして「駄目なら駄目でしたと言って欲しかった」とトドメのひと言が記してあります。
いずれも原文のままではありません。
このかたは、上掲の妨害勢力では全くないと考えます。
こうした不安は、こゝろの底から分かります。
いっぽうで、この不安に応じてぼくが現状をそのまま明かせば、交渉をまさしく駄目にします。
交渉過程を漏らしつつの交渉ごとなど、あり得ないのです。
いかなる書籍も、読者と共にある。読者がいて、読んでくださるひとがいて初めて、本は本になる。
著者が書いてそれで本になるのではない。
それが、物書きとしての、ぼくのささやかな信念です。
おなじく、いかなる国会議員も、主権者と共にあります。主権者がいて、主権の代理遂行を委任していただいて初めて、議員は議員になります。
その委任は、票が集まって議員に当選することではありません。
それは入り口のドアの堅い鍵を、主権者が外してくださっただけであって、主権の代理遂行はドアの内側に入って、その内側にある腐敗、抜きがたく固まってしまっている慣行、その慣行を支える巨大な既得権益、それらのすべてと、ことごとく実際に戦うことから主権の代理遂行がようやく始まるのです。
それが分かっていない国会議員が、多い。
与野党を問わず、ほんとうに多い。
しかし分かっている議員も、少数派ながら、います。
その少数派が、ぼくの居なくなったあとも、どうか死に絶えずに活動できるように、主権者のみなさん、信頼してください。
主権者に理解されないことを不安に思う、あるいは不満に思う議員が、途中経過を暴露して交渉が潰れる、潰したい側の思う壺になる、それが起きないよう、どうか連帯してください。
▼サンプルを示すのが、ぼくの主任務の一つです。
今回の海外同胞への給付をめぐる経緯は、日本政治の象徴でもあります。
ですから、事がすべて終わったあとには、明かせる範囲を守りつつ本質を確実に、みなさんに伝えます。
それまでは、何があっても、守るべき秘は守り抜きます。