On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-08-17 11:55:11
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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続報 総理の入院 (余談のあたりを推敲しました)

▼自由民主党の内部からもいろいろ聞かれますが、まず、武漢熱とは関係ないと思います。
 あくまでも非公式な話ですが、その症状は無いそうです。

▼潰瘍性大腸炎は、ご承知のように良き薬で見事に抑えられていますが、病気自体が全治したわけではありません。
 これは現在、事実上まったくの公開情報となっています。
 しかし、なかなかこれについて定期検査もできません。
 そのなかで今年の夏は、ご承知の通り別荘で静養しつつ秋の人事構想、政局観などを練る時間を持つことを見送りました。
 その時間を活かして、定期検査を入れたというのが、公式見解ではなく、実態だと考えています。

▼もちろん総理だって誰だって、検査してみればなにかが幸いにも見つかるような可能性は、あります。
 どなたの健康チェック、検診、人間ドックだってありますよね。
 たとえばぼくは、年に2回のドック検診があった共同通信を辞めてからは、検診を受けずにいて、6年か7年ほど前かな、家族のススメで人間ドックを受けたら「ごく初期の、第1期にもなっていないかもしれません」(医師)という大腸癌を発見しました。 ( 大腸をかなり長く切除して、発見当時もいまも、ごく元気です。切除した部分を病理に回したら、実は癌はついに見つからなかったというお話も医師から聴きました・・・これは単なる余談 )

 だから検査入院の結果を、今から予想することはできません。
 そんなことをすれば、かえって嘘っぽいですよね。

▼いま言えることは、自由民主党内に向けては、浮き足立つのはやめましょうということです。
 主権者には、ひとつ前のエントリーに記したとおり、静かにお待ちしましょうということです。

 記者から「吐血したという話もありましたが」という質問を受けました。その噂は事実では無いと考えています。
 安倍さんが吐血という話は、前からしきりに流されています。
 しかしそもそも、潰瘍性大腸炎の本来の病態と、吐血は違うでしょう。「いや合併症が」という話もすぐ流されますが、ぼくの知る限り、過去の吐血の話はすべて嘘でした。
 きのうからすでに「安倍さんは慶応病院に長期入院する」という話が流されていますが、おそらく今日の検査入院は、少なくとも予定では、日帰りです。
 全然、違いますね。

▼これもひとつ前のエントリーに記しましたが、ぼくの知る直近の安倍晋三内閣総理大臣はむしろ、明るく快活にして、お元気です。
 政界は一寸先は闇、にんげんも一寸先は闇です。
 ただ、体調を非常にしっかり管理されていて、第一次安倍政権の失敗を繰り返さないよう精進されているのが、安倍総理です。






 
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