On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-10-19 07:49:20
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ひとつ前の ( ちょっと哀しい ) エントリーに補足します

 たとえば総理大臣なら総理大臣に、ひとりの国会議員が「そのお考えは主権者の祈り、願いと違いますから、こうしてくださいませんか」と提案するとき、考えそのものを全部、変えていただこうとすると、事は成りません。
 一国のリーダーである総理が、そんなにコロコロ、お考えを変えることはありませぬ。

 では、どうするか。
 考えよりも、実際の政策、行動の中身を、一部でも変えてもらおうとするしかありません。
 また、総理なら総理のお考えが1ミリも変わらないと察したときには、総理大臣と直に話せる機会はそうありませんから、一瞬でこちらの方針を転換し、お考えはそのままにして、具体的な妥協案を咄嗟に、その場で提示しなければなりません。
 そうしないと、たとえば海外の同胞への支援は、一切、まったく、無くなってしまうことになります。

 そのような基本動作のことを、このブログでもずっと書いているのです。





 
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