On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-11-03 10:40:23
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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絶望を語ることだけは、まずは、やめませんか

 きょうは静かな祝日です。
 明治天皇が生誕された日を祝うときです。
 太平洋の向こうは、騒乱に近い投票日を迎え、ユーラシア大陸の西では音楽とお菓子の都、ぼくも大好きなウィーンがテロリズムに襲われました。
 いずれも、ぼくらの日本に波動が押し寄せるでしょう。
 しかし、きょうの日は、英明な明治天皇のご生誕を、胸深く、お祝い申しあげたいと思います。

「大阪都構想」が否決されたことについて、それぞれに正反対の意見がたくさん、この地味なブログに寄せられました。
 ぼくの意見と正反対という意味ではありませんよ。みなさんがそれぞれに、まるきり違う意見という意味です。

 しかし表題のとおり、何があっても、それは絶望を意味しません。
 絶望がほんとうに立ち現れるのは、あなたのこゝろの中です。あなたが生みだし、怨み、赦さず、そしてあなたご自身を崖に追い詰めます。

 ぼくは永遠に絶望を語りませぬ。
 一緒に歩けるひとは、ご自分の歩ける範囲内で、どうぞこれからもご一緒しましょう。





 
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