On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-11-12 11:49:45
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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今日は今日とてギュウギュウ日程です。いまは総理の決断した「2050カーボン・ニュートラル」を果たして具体化できるのか、ほんとうに国益に資するのかという検討から始まっています。



 ふだんと雰囲気が違うと思います。
 議員席が手前の一列だけで、あとは行政官(官僚)がずらり、並んでいます。

 これは経済産業部会の正副会議、つまりは役員会です。
 ぼくの席は指定されていて、紙に「青山部会長代理」とあるのが読めるかも知れません
 隣からは副部会長席です。紙に「副部会長」とあります。以前のぼくは、外交部会の副部会長でしたね。
 部会の役員というのは、部会長→部会長代理→副部会長という構成がふつうです。

 今も会議中です。
 実はぼくは、事前に経産省とじっくりすでに議論しているので、役所が説明しているあいだは、余裕があります。
 だからブログにアクセスができます。
 ちなみに、国会審議では絶対にこうしたことはできません。してはいけません。そもそもパソコンの使用が参議院で禁止されています。

 一方で、自由民主党の本部で行う会合は、すべて自己判断で対処できます。
 主権者にありありと現況を伝えることと、会議をしっかりこなし、水面下の変化であっても成果を出すことを両立させます。

 この会議でぼくは、「カーボン・ニュートラルといいながら具体的には、あまりにぼんやりしている。そのひとつに、EV(電気自動車)ひとつ取ってみても、排気ガスは出さなくても、装置を作る段階で大量に二酸化炭素をだすということがある。その取り組みが弱い」と指摘し、「昨夜、自由民主党の議員から『コバルトリッチクラストをはじめ海洋資源を自前で採っていき、それを使ったハイテク技術で、いわば元から、カーボン・ニュートラルに貢献したい。青山さんと連携したい』というお申し出がありました。これは極めて正しい問題意識だと思います。しかし経産省が本日、説明し、打ち出した経済政策には、ほとんどその取り組みがありません」と改善を求めました。

 これに対して経産省から、改善するという約束がありました。





 
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