2020-12-31 18:00:47
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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合州国第45代トランプ大統領が大晦日を迎えているだろうホワイトハウスの写真と共に、もう一度、見てほしい
▼中国にことごとく破壊されたこの年は、日本時間であと6時間、アメリカ東部時間であと20時間で終わる、令和2年の大晦日、18時です。
このホワイトハウスは、海外出張中にぼくが撮りました。
もちろん、今年ではありません。
日本の国会議員は国会の開会中、「原則、海外渡航禁止」という不可思議なルールがあるうえに、今年は真夏などの国会休会中も、中国製の武漢熱のためにまったく海外出張に出られませんでした。
しかし、この写真のホワイトハウスは、すでにトランプ大統領が住人となっているときのそれです。
▼このあまりに異様な年の象徴のひとつが、11月のアメリカ大統領選挙をめぐるカオスです。
このホワイトハウスを見ながら、ぼくらの日本国とアメリカ合州国の関係、そしてそれぞれの国のあり方をもう一度、大晦日に一緒に考えませんか。
▼この写真は、その日米が真っ正面から激突したハワイ真珠湾にある、アメリカ政府の戦争記念館 ( ビジターセンター ) に展示されている、帝国海軍の空母、赤城のスケールモデルです。
アメリカの真珠湾の攻撃へ、日本の戦闘機編隊が出撃する瞬間を再現しています。
どれほど丁寧に、艦も、人物も再現されているか、お分かりいただけるのではないでしょうか。
向こうにうっすら写っているのは、ぼくです。
ぼくと共に現場を回る会であるインディペンデント・クラブ ( IDC ) の会員に展示を解説しています。
▼旭日旗まで、尊敬を込めてしっかりと再現されています。
▼この2枚のうち、上の写真は、空母赤城の甲板にて、出撃を歓呼の声を挙げて見送る乗組員です。
下の写真は、その日本の連合艦隊の戦闘機編隊に沈められたアメリカ海軍の軍艦、アリゾナも再現されているのです。
アリゾナは、赤城の隣に展示されています。
ところがアリゾナでは、この水兵さんひとりと、デッキの上の艦長らしきひと、合わせてふたりしか再現されていません。
日本側は、白いスカーフの戦闘機乗りから整備兵に至るまで、あるいは発進を見送る将官も含めて、ことごとく手作りのフィギュアでしっかりと手間をかけて再現されているのに、自軍については、この素っ気なさです。
そして、このアリゾナの背後には、みずからのアメリカ海軍のこの当時のあり方、考え方を徹底的に自己批判する解説文が掲げられています。
何のためか。
その反省こそが、半年後のミッドウェー海戦で今度はアメリカ海軍を勝たせ、アメリカという祖国を護ったのだと国民に訴えているのです。
特に、若い国民に、むしろ失敗こそ大切であると語りかけているようにも感じます。
同時に、アメリカと真正面から戦った日本に対する、深い敬意と共感もありありと感じられます。
▼これが本来のアメリカ合州国です。
日本と戦ってもいないのに戦勝国のふりをして、日本がまだ独立を回復していない時期に、竹島を不法占拠してしまった韓国。
この真珠湾に、崇高な精神でまことにフェアに展示されている内容を、ことごとく嘘の展示に変えようとしきりに大金も使って工作している中国。
この両国とあまりに対照的です。
トランプ大統領には、この展示に通じるような日本への尊敬があります。拉致被害者の有本恵子さんのお父さま、有本明弘さんにくださった誠実な手紙にもそれが表れています。
先日、感染症対策をフルに施したうえで神戸で開催した独立講演会に、その有本明弘さんがいつものようにお出でくださいました。
有本明弘さんは、ことしに奥さまであり、恵子さんのお母さまである有本嘉代子さんを喪い、ご本人も90歳をとっくに超えられました。
ぼくの控え室にもいつもと同じく、懸命に足を動かして、急な階段を克服してお出でになり、「トランプ大統領にホワイトハウスに居てほしかったんや」と声を振り絞って、ぼくに語られました。 ( 明弘さんの言葉の通りです )
▼真珠湾をめぐる3枚の写真は、ぼくのノンフィクション新書「きみの大逆転 ハワイ真珠湾に奇蹟が待つ」と同じ場面であり、かつ、本に載せているのとは違う写真です。
みなさん、どんな機会でも方法でもいい、この新書をどうか、見てくださいませんか。
サブタイトルに「奇蹟が待つ」とあるように、真珠湾に今のところは保存されている、日米の奇蹟を余すところなく記し、証拠写真を示し、中国が展示を無きものにするために実際に真珠湾で行った真っ赤な嘘の大展示会と遭遇したこと、また、中国人女性に唆されて、ぼくの正当な啓蒙活動を阻もうとした現代のアメリカ人らと、どのように戦ったかも、すべて盛り込んでいます。
いわば、すべてが現代と後世への、証拠そのものの新書です。
きょうも、ぼくの新しいゲラ直しを取りに来られた編集者とも話しました。「あんなにいい本なのに・・・」と沈んだ口調で話され、『どんなに良き書き手でも、国会議員になると本が読まれなくなる』という日本の出版界の常識を、さりげなく語られました。
本を売りたくて言うのじゃない。
なんとか、この新書を通じて、本来の日米関係にある互いの尊敬を、その証拠を、日本国民にひとりでも多く把握していただきたいのです。
できれば、この新書を手に、実際に真珠湾に行ってみてほしい。
同じハワイでも、ワイキキには中国や韓国の人と変わらないぐらい日本人がいるのに、タクシーでもバスでもたった20分ほどの真珠湾には、日本人がほんとうに少ないです。中国人は、山のようにいらっしゃいます。
このままでは、いまの真珠湾はやがて根こそぎ、中国共産党によって変えられ、真実が奪われてしまうでしょう。
▼新年は、必ず、回生の年になります。
仕事は戻ってきます。共産党独裁下の中国のもたらす厄災に負けない年にしましょう。
それに向けてどうぞ、もう一度、この真実を見てほしい。
その一心で、大晦日にこのエントリーをアップします。