On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-02-24 19:09:39
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【生中継→次の日程のため中断→あとでアップ】 武漢熱をめぐって中国の手のひらの上で踊らないために



 写真は、武漢熱を単なる病気ではなく、国家安全保障の危機として捉 ( とら ) えて、政府に新しい対応を求める会合 ( 部会の一種 ) です。
 長い盟友の武見敬三・参議院議員 ( 手前 ) は、国家安全保障の問題として感染症に向かい合うことで不肖ぼくと意見が一致しています。医事に強いベテラン議員として、武漢熱をめぐる党の会合をいくつもリードしておられます。

▼きょう2月24日水曜は、午前中に自由民主党本部で、武漢熱をめぐる対策本部に設置された「感染症対策ガバナンス小委員会」が開かれました。
 感染症対策のガバナンス ( 統治ぶり ) 、まさしく日本政府、特に厚生労働省と国立感染症研究所が後手後手になっているのではないのかという問題を扱う専門委員会です。

 今日のテーマは「変異株によって第四波が起きるのを、いかに防ぐか」です。
 タイムリーですよね。
 雛壇 ( ひなだん。つまりこの会合の首脳陣の席 ) の武見さん、小林鷹之代議士のセンスのよさが感じられます。

▼さまざまに本質的な質問が出ました。
 たとえば、厚生行政のプロである塩崎恭久・元厚労大臣が「国立感染症研究所ばかりで情報を独占せずに、もっと大学と連携してはどうか」という趣旨を問いました。
 ぼくの同期議員の小児科医、自見はなこ参議院議員も、共通する趣旨を質問しました。
 これらの問いかけに対する、政府側の答えぶりには、唖然とする感がありました。
 ひとことで言うと、自分たちだけで囲い込むというか、情報を独占したいというか、この期に及んで信じがたい姿勢が伝わってきます。
 語り口は柔らかいのですが、内容は、頑(かたく)なです。

 それは新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でお話しします。



▼このブログの生中継では一点だけ、記しておきます。
 平日は国会の動きも、党の動きも、どんどん次へ進んでいくので、ブログで詳しく記していくと、ぼくの行動に影響が出かねません。
 だから、とりあえず、一点です。

▼ある議員から、「いま配布された厚労省の資料には、変異株を、英国型、南ア型、ブラジル型と呼んでいる。これはそれぞれの国への偏見に繋がりかねない。このウイルスを中国型とか武漢型とか呼ばないのと同じく、配慮すべきだ」という発言がありました。
 厚労省は、「よく分かりました。配慮します」と回答しました。

 この議員は、親中派というわけではないと考えます。
 誠実なひとです。
 おそらく、偏見をほんとうに避けたいという気持ち、考えからこのように発言されたのでしょう。

▼ぼくはこの会議の最後のほうに挙手して、発言しました。
「先ほどのある議員の発言は尊重します。しかし、日本の感染症法の第1類には、恐ろしい感染症が並んでいますが、ラッサ熱であれ、エボラ出血熱であれ、クリミア・コンゴ出血熱であれ、マールブルグ病であれ、多くが地名です」

「それは偏見と差別のためではなく、その感染症がどこから始まったかを明示して、発生の原因などを解明することに役立てるためです」

「WHOが、感染症に地名を付けるなという方針を決めたのは、中国がWHOに送り込んだマーガレット・チャン事務局長の権力と影響力のもとでのことです。ぼくは今回の感染症も、武漢熱と呼んで、その中国からの発生であることを忘れさせないように努めています。これも原因究明のためです。中国は否定していますが、武漢から日本と世界へ感染爆発が拡大していったことは否定のしようがありません」

「だから変異株についても、今後わざわざ地名を外すと、そもそもウイルスの蔓延 ( まんえん ) が武漢から始まったことを忘れることに繋がる恐れがあります」

「もう一度、申しますが、自由民主党のこうした場において、それぞれの議員の信念に基づく自由な発言はいずれも尊重します。しかし、ウイルスの呼び方について、先ほどのご意見とは違う意見も自由民主党内にあることを政府は決して、忘れないでください」

▼雛壇の首脳陣は、あくまで公平でないといけません。
 そのルールをきちんと守りつつ、武見さんはぼくの眼を見ながら、頷かれていました。
 厚労省も、了解したということでした。

▼しかしぼくはそれだけで済ませずに、この会議が終わったあと、厚労省の行政官 ( 官僚 ) のところへ行き、短時間ながら直接、議論しました。

▼WHOの調査団のおかしな調査ぶりといい、中国がどれほど、武漢という地名を忘れさせようとしているか。
 世界の誰もが知るところです。
 なぜ、そんなに忘れてほしいのか。
 身に覚えがあるからではないでしょうか。こうした疑いを持たないひとは、共産党支配下の中国を除くと、世界に一体どれほどいるでしょう。

 責任も取らず、誤りも認めず、逆に武漢熱を利用して、マスク外交だ、ワクチン外交だと勢力拡大に執着する中国共産党独裁下の中国。
 しかし、その手には乗りませぬ。
 その手には乗らない国会議員の集団が日本にいる事実を示して、ウイグル、チベット、南モンゴル、香港での暴虐への抑止力に繋げていかねばなりません。
 尖閣諸島への侵攻に対する抑止力にも、していかねばなりません。
 屈しません。





 
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