2021-03-06 06:55:13
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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日本女子、日本の若いお母さんの明るい、前を向く姿です
▼この女性は、遠藤万里さん。新進気鋭のバイオリニストです。
チェコの名門オーケストラで活躍して、日本に帰ってこられました。
奈良に生まれ、京都市立芸術大学に学び、そしてプラハの橋の上で、チェコが世界に誇るパノハ・カルテット ( パノハ弦楽四重奏団 ) のおひとりがチェロを抱えて歩いているのとすれ違い、追いすがって、楽団とのご縁をつくったという、日本女子です。
そして遠藤さんは、政府給費留学生としてパノハさんの厳しい薫陶を受けたあと、プラハの東にあるエルベ川のほとりの美しい街で演奏活動を行ってきました。
▼ぼくは日本チェコ友好議連の一員です。
利害関係はいつもの通り、皆無です。
しかしチェコが仁徳天皇や反正天皇のお膝元、大阪は堺に総領事館をつくったことを僭越ながら評価いたし、堺で開かれたチェコ・フェスティバルにすべて自費で参加しました。
そのとき演奏なさっていたのが、遠藤万里さんです。
▼そこから長い時間が流れましたが、ぼくがMCを務める音楽番組「オン・ザ・ロード」 ( クロスFM。ラジコを使えば全国どこでも聴けます。ここです ) へ、その遠藤万里さんに来てもらい、スタジオでバイオリンを演奏してもらいました。
▼遠藤万里さんは現在、いっちゃい ( 1歳 ) のお子さんを首都圏で育てながら、バイオリニストとしての新しい道を歩んでいます。
写真は、生演奏前のスタジオ内のちょっと緊張した雰囲気です。
向こうに居るのは、番組のもうひとりのMC、われらがよっちゃんこと西本淑子さんですね。
▼さて、この放送は、きょうの午後3時から5時までです。
今からでも間に合います。
上記のここにアクセスなさって、狭いラジオスタジオで華麗に繰り広げられる演奏に、土曜の午後、耳を傾けてごらんになりませんか ?
ぼくはこの番組の収録のために、四苦八苦ではなくて、百苦千苦 ? ぐらいの工夫をして、時間を捻り出しています。
純然たる音楽番組、ぼくがこんなことをやっているとは思わないかたも多いでしょうね。
ぼく自身も5年前にオファーが来たとき、驚きました。音楽とのご縁は、ほとんど語ったことが無かったですから。
ぼく自身としては、文学を中心に、美術、音楽、そして映画というものは、自然に馴染んでいるものです。日本と世界の政治、社会、経済への関心と、あるいはスポーツと、これもごく自然に子どもの頃から両立しています。
番組名の「オン・ザ・ロード」は、クロスFMの坂田社長が「どうしても青山さんのブログと同じ名前にしたい」と仰って、最初は嫌がっていたぼくも、その熱意に負けて番組名となりました。
番組では、超ハードからごくごくソフトまでのロック、ラテン、ボサノバ、ジャズ、クラシック・クロスオーバー、クラシックとあらゆる分野について、ありのまま、思うがままに語り、みんなと一緒に聴いています。
・・・そういえば、シャンソンが足りないかな。ゼロではありません。かけたことはあります。
日本の曲 ( Jポップなど ) が少ないというかたもいらっしゃるでしょうが、時折かけてはいます。
歌謡曲も、それもど演歌を1曲かけたのですが、坂田・クロスFM社長が暗い顔になったので、その後は遠慮しています。
ふつうのラジオ音楽番組は、曲を聴いたことにして、実際には聴かずにトークします。
時間と労力を合理的に省くためですね。
それも当然だと思います。
しかし、この番組では、ぼくの考えによって「どんなに知っている曲、聴き込んだ曲でもスタジオであらためてフルコーラスで聴いてから話し、トークの質を高める」ということを貫いて、5年目に入っています。
だから凄絶な負担です。2時間の番組分、全曲を聴くというのは時間がたいへん掛かりますから。
正直、どこまで続けられるかは分からないまま、もう5年目に入っています。
よろしければ、まずは今日、遠藤万里さんがゲスト出演なさった回から、お聴きください。
ふだんからずっと聴いていてくださるみなさん、ゲストは久しぶりです。おたのしみくださいね。愉しんでくだされば、ぼくも最高にうれしいです。
そして遠藤万里さん、頑張れ。
これからも番組に来ていただきます。
演奏も素晴らしいけど、トークが、すなおで明るくて、かつ芯がしっかりしていて、とても面白い !