2021-03-08 20:00:08
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国会はほんとうに、日本の主人公に知られていませんね それは国会議員のせいです
▼予算委員会が終わって、自宅に戻ってきました。
前のエントリーで、予算委員会の昼の休憩を50分ほどと書きましたが、ぼくは審議が始まる時刻よりかなり早く着席することを常としているので、実際は40分あるかどうかです。
ちなみに朝も必ず、いちばん最初に着席しています。
朝に予算委員会の部屋に入ると、ぼく以外に、議員は見事に誰もいません。
写真に撮りたいくらい無人の議員席ですが、おそらく許可を取らないと議員でも撮影できないだろうと思います。
そして、そんな許可を取っている暇がありません。
▼参議院の予算委員会は、電子デバイスがいまだに全否定されていて、パソコンはもちろん携帯電話も見ることができないので、昼はまず食堂かどこかで、パソコンに来ている大量のEメールを見なければなりません。
どんな急ぎのメールがあるか分からないので、昼ご飯よりなにより至急です。
返信の必要のあるEメールがほぼ確実に届いていますから、その返信メールを打って送ります。
それ以外に携帯の電話着信、メール、メッセージのチェックがもちろんあり、その対応をしているうちに、食堂に居るときは定食とかが出てきます。
この大量の仕事をしながら食べるのですから、たぶん胃にも悪いだろうなと思いますが、いつものとおり同時進行でやるしかないですね。
▼さて、国会での日々をこのように、なるべく詳しく書こうと、いつも努めているのは、国会でみなさんの暮らしも国策もすべてが決まっていくのに、その実際の仕事ぶりもなにも、ほんとうに国民、主権者に知られていないなぁと痛感するからです。
政治記者の時代にも、それは感じていましたが、議員という当事者になると、まるで実感が違います。
▼たとえば、ひとつ前のエントリーで「テレビ中継のある予算委員会での質問は、足かけ5年ずっと予算委員を務め続けていても、モリカケの時の1回だけ」という趣旨を書きました。
すると、予算委そのものでの質問が一度しか無かったという誤解が必ず来ます。現に、来ています。
予算委員会でも他の委員会でも、テレビの生中継の無い審議では、何度も質問しています。
これまでのエントリーで正確に記しているとおり、24回、質問しています。
質問が少ないということは全くありませぬ。
▼予算委員会は、国会の中の国会、国会審議の絶対的な中心です。
なぜか。
国の仕事はすべて、予算あっての仕事だからです。
予算委員会は国会の中心だから、通常国会が開会するたびに、予算委員会は「基礎的質疑」から始まって、「一般質疑」とか「集中質疑」とか、あるいは「公聴会」とか「締めくくり総括質疑」とか、さまざまな種類の審議が続きます。
新年度の予算案が成立するまで続きます。つまりほぼ3月いっぱいですね。
やがて秋になり臨時国会が開かれ、そこに補正予算案が出されると、またずっと審議が続きます。
そして自称公共放送のNHKが生中継する審議と、NHKテレビの生中継は無い審議があります。
ただしテレビカメラはNHKも民放も常に入っていますから、生中継の無い審議も、ニュースでは時折、審議を切り取った画像が放送されます。
ぼくの行ったモリカケの質疑のように、オールドメディアにとって都合の悪い審議は、無かったことにされて、無視されて、報道されなかったりします。
・・・これは、短くもなかった政治記者の時代に一度も、見聞したことがありません。
自分がやられて、こゝろから呆れました。
モリカケというものの本質が表れています。それにあの膨大な審議時間と労力を費やしたのです。まさしく暗黒国会の一例です。
改憲を掲げた初めての総理 ( そうなんですよ ) であった安倍さんを引きずり下ろすために、野党と、野党と一体になっているオールドメディア主流派が全力をあげていたのがモリカケでした。
▼上記の生中継付きの質疑は、全国に質疑の全時間がNHKで流されるから、テレビに映りたい、質問をやりたい議員ばかりです。
ぼくはテレビに映りたくありません。
生中継付きの審議のときは、質問する議員だけではなく、体の向きをまったく変えて、テレビに映り続けるようにする議員がいらっしゃいます。
それは政治記者の時代から、ちょっとナァ、と思っていました。
その特異な体の向きは、生中継のあるときだけです。
全身でカメラ目線です。朝から夕方まで長時間ずっと、そのようにされていますから、たいへんだろうなぁとも思います。そうした議員の方々によると、地元で喜んでもらえるそうです。
しかし不肖ぼくは、申し訳ないですが、いつだってテレビに映りたくありませぬ。「選挙のための地元」も一切、作りません。
あ~、説明にちょい疲れました。
ごめんね、本音で。
もう、仕事します。
前に記したように、予算委員会のあいだは、多くの仕事を断念します。
それぐらい消耗します。
しかしお陰で、夜や未明に、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)をいつもより多く書けます。
夜や未明に、いつものような仕事、すなわち交渉の準備などをやっても、日中ぜ~んぶ、予算委員会に拘束されて身動き取れませんから、無駄になってしまいます。
レポートは仕上げておけば、秘書さん経由で、独立総合研究所が配信してくれます。
( ぼくは5年前の選挙中に独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員を完全に退任し、創業者株も返上しました。国会議員の兼業は認められていますが、おのれの考えによる退任です。いまは独立総合研究所からレポートの執筆や、独立講演会での講演などを委託されて遂行しています )
レポートは実際、予算委員会の始まった2月3日水曜から、4日木曜、5日金曜、そしてきょう8日月曜と、実に4日連続で配信しています。
試しに、よろしければ、ここをご覧ください。
精魂を傾けて情報を集め、精緻に執筆しています。
内容の企画も、情報収集も、執筆も、仕上げも、すべてひとりで行います。
まもなく第1号配信から実に満21年になります。
正直、ぼくの秘かなる誇りの仕事です。
あ、言ってしまった。
もう秘かなるとは言えないか・・・。
前のエントリーで、予算委員会の昼の休憩を50分ほどと書きましたが、ぼくは審議が始まる時刻よりかなり早く着席することを常としているので、実際は40分あるかどうかです。
ちなみに朝も必ず、いちばん最初に着席しています。
朝に予算委員会の部屋に入ると、ぼく以外に、議員は見事に誰もいません。
写真に撮りたいくらい無人の議員席ですが、おそらく許可を取らないと議員でも撮影できないだろうと思います。
そして、そんな許可を取っている暇がありません。
▼参議院の予算委員会は、電子デバイスがいまだに全否定されていて、パソコンはもちろん携帯電話も見ることができないので、昼はまず食堂かどこかで、パソコンに来ている大量のEメールを見なければなりません。
どんな急ぎのメールがあるか分からないので、昼ご飯よりなにより至急です。
返信の必要のあるEメールがほぼ確実に届いていますから、その返信メールを打って送ります。
それ以外に携帯の電話着信、メール、メッセージのチェックがもちろんあり、その対応をしているうちに、食堂に居るときは定食とかが出てきます。
この大量の仕事をしながら食べるのですから、たぶん胃にも悪いだろうなと思いますが、いつものとおり同時進行でやるしかないですね。
▼さて、国会での日々をこのように、なるべく詳しく書こうと、いつも努めているのは、国会でみなさんの暮らしも国策もすべてが決まっていくのに、その実際の仕事ぶりもなにも、ほんとうに国民、主権者に知られていないなぁと痛感するからです。
政治記者の時代にも、それは感じていましたが、議員という当事者になると、まるで実感が違います。
▼たとえば、ひとつ前のエントリーで「テレビ中継のある予算委員会での質問は、足かけ5年ずっと予算委員を務め続けていても、モリカケの時の1回だけ」という趣旨を書きました。
すると、予算委そのものでの質問が一度しか無かったという誤解が必ず来ます。現に、来ています。
予算委員会でも他の委員会でも、テレビの生中継の無い審議では、何度も質問しています。
これまでのエントリーで正確に記しているとおり、24回、質問しています。
質問が少ないということは全くありませぬ。
▼予算委員会は、国会の中の国会、国会審議の絶対的な中心です。
なぜか。
国の仕事はすべて、予算あっての仕事だからです。
予算委員会は国会の中心だから、通常国会が開会するたびに、予算委員会は「基礎的質疑」から始まって、「一般質疑」とか「集中質疑」とか、あるいは「公聴会」とか「締めくくり総括質疑」とか、さまざまな種類の審議が続きます。
新年度の予算案が成立するまで続きます。つまりほぼ3月いっぱいですね。
やがて秋になり臨時国会が開かれ、そこに補正予算案が出されると、またずっと審議が続きます。
そして自称公共放送のNHKが生中継する審議と、NHKテレビの生中継は無い審議があります。
ただしテレビカメラはNHKも民放も常に入っていますから、生中継の無い審議も、ニュースでは時折、審議を切り取った画像が放送されます。
ぼくの行ったモリカケの質疑のように、オールドメディアにとって都合の悪い審議は、無かったことにされて、無視されて、報道されなかったりします。
・・・これは、短くもなかった政治記者の時代に一度も、見聞したことがありません。
自分がやられて、こゝろから呆れました。
モリカケというものの本質が表れています。それにあの膨大な審議時間と労力を費やしたのです。まさしく暗黒国会の一例です。
改憲を掲げた初めての総理 ( そうなんですよ ) であった安倍さんを引きずり下ろすために、野党と、野党と一体になっているオールドメディア主流派が全力をあげていたのがモリカケでした。
▼上記の生中継付きの質疑は、全国に質疑の全時間がNHKで流されるから、テレビに映りたい、質問をやりたい議員ばかりです。
ぼくはテレビに映りたくありません。
生中継付きの審議のときは、質問する議員だけではなく、体の向きをまったく変えて、テレビに映り続けるようにする議員がいらっしゃいます。
それは政治記者の時代から、ちょっとナァ、と思っていました。
その特異な体の向きは、生中継のあるときだけです。
全身でカメラ目線です。朝から夕方まで長時間ずっと、そのようにされていますから、たいへんだろうなぁとも思います。そうした議員の方々によると、地元で喜んでもらえるそうです。
しかし不肖ぼくは、申し訳ないですが、いつだってテレビに映りたくありませぬ。「選挙のための地元」も一切、作りません。
あ~、説明にちょい疲れました。
ごめんね、本音で。
もう、仕事します。
前に記したように、予算委員会のあいだは、多くの仕事を断念します。
それぐらい消耗します。
しかしお陰で、夜や未明に、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)をいつもより多く書けます。
夜や未明に、いつものような仕事、すなわち交渉の準備などをやっても、日中ぜ~んぶ、予算委員会に拘束されて身動き取れませんから、無駄になってしまいます。
レポートは仕上げておけば、秘書さん経由で、独立総合研究所が配信してくれます。
( ぼくは5年前の選挙中に独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員を完全に退任し、創業者株も返上しました。国会議員の兼業は認められていますが、おのれの考えによる退任です。いまは独立総合研究所からレポートの執筆や、独立講演会での講演などを委託されて遂行しています )
レポートは実際、予算委員会の始まった2月3日水曜から、4日木曜、5日金曜、そしてきょう8日月曜と、実に4日連続で配信しています。
試しに、よろしければ、ここをご覧ください。
精魂を傾けて情報を集め、精緻に執筆しています。
内容の企画も、情報収集も、執筆も、仕上げも、すべてひとりで行います。
まもなく第1号配信から実に満21年になります。
正直、ぼくの秘かなる誇りの仕事です。
あ、言ってしまった。
もう秘かなるとは言えないか・・・。